Wワーカー急増中!?昼職と夜職を掛け持ちする人が増えた理由
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆昼と夜を掛け持ちするWワーカーが急増しており、昼職への転職を考える女性も夜職を継続することを前提のパターンが多いのだとか。なぜ兼業ナイトワーカーが以前に比べて増えたのでしょうか?その理由を解説していきますよ☆
昼職と夜職どちらも!Wワーカーが急増しているワケ
「昼職から夜職へ――」、この言葉を聞くと夜の世界からは完全卒業をする風に聞こえますが
ここ数年では昼・夜掛け持ちを前提で職探しをする人が圧倒的に増えました。
正直なところ、コロナウイルスの襲来によりこの傾向が強まっているように感じます。
Wワーカーが増え続ける理由はなぜなのでしょうか?
そこには働く女性たちの真面目な考えや、それぞれが抱く将来設計が関係していたのです。
コロナ禍を経て、不安を覚える人が増えたから
コロナウイルスによりナイトワークを卒業する方が多くなったように感じるものの、2021年~頃より、あえて夜職へ飛び込むケースも増えたと聞きます。
たとえウイルスが流行していてもお店をやめず、今もなお働き続ける人も大勢いるくらいです。
コロナの影響で倒産や人員削減をする会社、ボーナス減額やボーナスそのものがなくなった会社などなど
人々が不安を煽られる事態に直面し、将来に不安を覚えたからこそ、Wワークでお金をしっかり稼ごうという考えの女性が増えたのでしょう。
「会社は守ってくれない」、このようなことは以前から言われていましたが
コロナ禍を経なければ実感する社会人はそう多くなかったはず。
倒産、首切り、そしてうまく営業できず負債を抱える様子など、暗いニュースを目の当たりにし続けると嫌でも現実が見えてきますからね。
自分の未来は自分で守る考えが強まった傾向にあることから、Wワーカーが急増しているのです。
収入が上がりづらいから
非常に残念なことですが、日本の平均年収は30年以上も変化がありません。
その反面で物価や消費税は上がり、「景気が悪い」と嘆く状態が延々と続いています。
昼職も頑張り次第では昇給しますが、インセンティブ制度がある会社やフリーランスでバリバリ活躍しなければ
給与アップの金額は微々たるものです。近頃はボーナス・退職金がない会社も増えているのが現状でしょう。
昼職は稼げないと現役ナイトワーカーは嘆きますが、“職種によっては”、その概念は間違いじゃないのです。
昼職一本で稼げないため、Wワークをしなければ生活費を補うのが大変だったり、少し贅沢をしたいなどの理由で働いていたり。
夜職を掛け持つ事情は人それぞれですが、メインの給与が低いというのはWワークをする立派な理由と言えますね。
夜職への偏見、業界へ飛び込むハードルが下がったから
偏見の目がゼロになったとは言い難いですが、以前に比べると少しだけ夜職へ寛容な世の中となりました。
SNSの普及によりダークなイメージは払しょくされ、むしろ有名キャバ嬢やラウンジ嬢が憧れの的のような存在になっているほど。
キラキラした世界に憧れて夜職デビューをするなど、業界入りするハードルは大きく下がったのです。
ずっと昼職をしていたのに、夜の世界に興味が湧いてWワーカーを始めるOLさんもいるそう。
お金も稼げて、気になった世界に飛び込めてラッキーといった感覚でしょうか。
もちろん上記二つのパターンに比べると少ない例ですが、中にはそのようなタイプもいるということです。
Wワークをするメリットはやはり、収入
Wワークをするメリットは収入が上がる、これに尽きるかと思います。
いくらキラキラした世界が恋しいからといって、昼職転職後にお金以外の理由で掛け持ちをする人は極めて少ないですからね。
昼職で大きく稼げる見込みがある仕事であれば、掛け持ちが足枷となる可能性もあります。
しかし、昇給が微々たる額だったり、ボーナスがない会社だったりすれば、収入アップのために動くのは当然のこと。
時に「昼の会社がダメになっても、最悪夜職を続ければ稼ぎは途絶えない」といった考え方の女性もいます。
確かに会社が業績不振でなくなってしまっても、夜のお店に籍を置けば保険のようなものになるでしょう。
ただ、Wワークは自分の時間が削られる、体力を使う、夜職バレを徹底的に防ぐなど収入が増える代償が必ず出てきます。
筆者としては全員に掛け持ちを勧めたいとは正直思いません。
Wワーカーが増えているからといって、深く考えずに兼業するのは良いことではないですよ。
お金以外の面、そしてデメリットにも目を向けながらうまく働いていきましょう。