筆者が感じる、夜職をしていてよかったこと2
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆前回に引き続き、夜職をしていてよかったと思うことパート2をお届けします。ナイトワークはとても大変なお仕事ですが、お給料と共に得ることも非常に多いのです。苦労をする分経験値が積まれるので、人間的に成長できること間違いなし!ぜひその経験を昼職でも活かして欲しいと思います。
良くも悪くも、冷静になる
ナイトワーカーの女の子達って、色々な人を見てきているからか冷静な子が多いです(笑)年齢の割に大人びていたり、ちょっとやそっとのことでは動じなかったり・・・。長く続けている子ほどどっしりと構えている印象が強いのではないでしょうか。
普段からお酒を飲んでタガが外れてしまう人、キャストさんを口説き落とせなくて激怒している人、席に帰ってこない売れっ子に構って欲しい人などなど、お店にくるお客様には本当に色々な男性がいらっしゃいます。人間性を疑うような言動をするケースも珍しくはなく、「この人、昼職ではどんな顔をして働いているの?」なんてつい思ってしまうこともありますよね。
昼の間一生懸命に隠している一面を、お店ではアッサリ出してしまう男性も多いもの。色々な人間を見ていくうちに学び、経験し、気づくとどっしり構えられるようになっているのです。それは決して悪いことではありません。冷静なまま相手を見定められるということですので、どんな状況でも落ちついて判断が下せます。
言い方を変えれば「冷めている」ということになるかもしれませんが、どんな状況でも冷静でいられることはすごく大事なこと。少し変わった人を見ただけでキャーキャーと騒ぎ立てるのは、大人の対応ではありません。
現に夜職を始めたての子がお客様についてアレコレ文句を言っているのに対し、ベテランの域に入ってくると細かいことで怒らなくなったりするんですよね。これも「冷静になった」ということだと思います。
何があっても落ち着いていられるのは大人な証拠。ナイトワークをしていると精神的にも成長できるのです。
コミュニケーション能力がつく
夜職はコミュニケーション能力がつく最大のお仕事と言えるでしょう。キャバクラなら会話をするのがお仕事ですし、相手とのコミュニケーションを取れなくてはまず仕事になりません。
中には人との関わりが苦手で風俗に流れる子もいますが、それでも相手との会話は避けられないでしょう。一口に夜職と言えど接客業ですので、続けていれば自然と会話のスキルはどんどん上がっていくものです。「相手に合わせる」「聞き役に回る」といったテクニックも身についていきます。
コミュニケーション能力というのはとても重要で、どこへいっても大いに役に立つ力です。ある程度の会話ができれば相手からも「親しみやすい人だな」という印象を与え、マイナスなイメージがつくことはまずありません。喋りすぎも良くないのですが、かといって無口すぎるのもNG!
会話がゼロ、コミュニケーションが取れないと「何を考えているか分からない人」のレッテルを貼られてしまうため、どちらかと言えば喋れる方が印象は良いですね。
コミュニケーション能力があまりに低いと昼職でも苦労します。その部分をすでに仕事で培えているナイトワーカーは非常に有利と言えるのではないでしょうか。対人スキルは身に着けようと意識して纏えるものではありません。すでにコミュニケーション能力といった武器を持っていれば、どこへいっても十分に戦えますよ!
経験を活かして羽ばたこう
夜職の経験を生かすも殺すも自分次第なのですが、せっかく身に付けたスキルをそのままにしておくのは勿体無いです。
ナイトワーカーだった歴史を「黒歴史」にしてしまうほど、残念なことはありません。次に行く世界で存分に能力を発揮できるのですから、持っているスキルは有効活用しましょう!