筆者が感じる、夜職をしていてよかったこと1
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職をしていた経験は必ず役に立つ日が来ます。ちょっぴり大変なお仕事な分、学べることはとても多いのです。そこで今回は筆者の感じた「夜職をしていたよかったこと」を挙げていきたいと思います♪
その①見る目が養われる
夜職は接客業ですが、アパレルや飲食店とはまた違ったジャンルの接客です。お酒や高いお金、男女模様などが絡んできますから、人間としての本質が出やすい場でしょう。接待として利用するお客様もいますが、昔ほど領収書を簡単に切れなくなっており、キャバクラや風俗はプライベートで来店する確率が高め。
仕事でないとタガも外れやすいためお酒を飲んで暴れてしまう人、キャストや黒服さんが困り果てるような言動をする人もたくさん!昼の世界では感がられないような行為に走るケースもよくありますよね。
大金を遣ったことを誇らしげに言う人、仏のように優しい人などなど・・・。キャストとして働いていれば様々なお客様と出会い、そして別れていきます。
働く女性にも色々なタイプがいるので、同じへ席着いた時や相判を組んだ時「どう相手の子と接するか?」を考えたりしますよね。毎日多くの出会いを繰り返していくうちに自然と相手を見る目が養われていきます。
ベテランのナイトワーカーは初対面の人と少し話しただけで「相手のタイプ」がすぐに判別できてしまうほど。むしろパッと見ただけで分かるようになった!なんて声も多いです。
人間関係を築く上で「見る目」があることは最も大事なこと。恐らく筆者はナイトワークをしていなければ相手を疑うことも知らなかったと思うので、これは夜職ならではの良い経験だったと感じます。
その②自ら進んで行動できるようになった
筆者の元々の性格は非常に引っ込み思案。自分で何かを決めるのさえ難しかったのです。けれども夜職の経験によって、こうした部分は大幅に改善できました。
キャストは全ての判断が自分に委ねられ、アフターも同伴も、お客様を切ることさえも全ては自分次第。常に他人へ委ねているようでは務まりませんし、お客様に振り回されてしまいます。自分で意思を持ち、決定し、戦略を練ったり、お店を決めたり、どんなキャラクターで売っていくのかを試行錯誤することで、ようやく大きな収入へと繋がるのでしょう。
自ら進んで行動できるようになったのも、スカウトをほとんど使わずにお店探し・選びをしていたのも大きいのかもしれません。誰かに頼らずに調べ、選択し、行動することでフットワークは随分と軽くなったように思います。
就活の時もお店探しをした時と同じように自ら進んで調べてから面接に行きました。問い合わせや面接はとても緊張するものですが、知らないところへ飛び込む勇気や行動力がついたのは、夜職のおかげだと思います。
自分で決め、責任を取れるようにならなくてはいつまでも人任せな人間になってしまいます。それを繰り返していては、成長ができません。
ナイトワーカーの女の子は意思が固く、自分をしっかり持っている人がとても多いですね。ぜひ昼職へ転職する時も強い意志を保ちながら仕事に臨んでくださいね。
夜職だからこそ身につくスキルがある
夜職から昼職へ転職する時、かつての過去を恥じてしまう人も多いです。元ナイトワーカーといった経歴に後悔をしているパターンですね。
けれどもよく考えてみてください。夜の世界を見ていなければ、きっと知らないことはたくさんあったはず。夜の世界は確かに汚いものも多く、見たくない裏の部分なども潜んでいます。辛いこと、悲しいこと、悔しいことも山ほどあったことでしょう。
しかし対人間というのが全面に出ているお仕事ですから、人間の本質へ触れられる職業です。何も見てきていない人に比べれば人間味も増し、経験値が大幅に違ってくるもの!そこは他人と大きく差をつけられるポイントではないでしょうか。
夜職を「人生のマイナス」と捉えないでほしいなと願っています。必ずこの経験が役に立つときがきますので、あまり過去を悲観しないでくださいね。
次回はパート2をお届けします☆