昼職は一匹狼でもやっていけるのか?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職では多い「一匹狼」。水商売はチームワークとも言いますが、売り上げさえあれば一匹狼でもやっていける世界ですよね。それが昼の世界だとどうなるのか?詳しく説明していきますよ☆
結論から申し上げますと、職種によるでしょう。
夜職もそれは同じで、クラブで一匹狼だとまず仕事が成り立ちません。しかしキャバクラや風俗となれば、個人プレーでも十分に成り立つことがあります。特に風俗はお客様と一対一が普通ですから、誰かと協力する必要がほとんどない状態でしょう。
それと同じで昼職も一匹狼が多い職場、チームプレーでないとダメな職種など様々です。
チームプレーを求められる昼職とは?
まず接客業だとスタッフ同士の協力体制は避けられません。特にアパレルや飲食店で一匹狼でいることはほぼ不可能です。ネイリストや美容師など技術を伴った職業ならさほど気になりませんが、どこもあまり一匹狼はいないイメージですよね。
飲食やアパレルなどは1日の売り上げ目標が決まっていて、それを達成すべくスタッフが力を合わせる・・・といった感じ。一つの目標へ向かって走るのですから、そこから外れてしまうような人材だと周りもやりづらいと感じることでしょう。完全孤立、とはかなり難しい話です。
また営業などでもそれぞれでチーム分けをされていることも多いので、そういった部分でも協力する姿勢を求められる可能性大。正直なところ、完全な一匹狼を貫くのは少々無理な部分があるかもしれませんね。
一匹狼を貫きたい人は昼職に就けないのか?
そもそも人と全く関わらない仕事はありませんので、多少の協力姿勢は見せなければならないことは皆さんも理解しているはず。しかしながらチーム戦が多いのか?各々に与えられた仕事に特化した職種なのか?によって、話は随分と変わってきます。
例えばチーム(部署)分けがされていても、裁量労働制なら多くの時間を自分主体で動かせます。これだと一匹狼でもさほど問題はないでしょう。反して「チームで○日までにこれを完成させる」や「チームで営業売り上げ金額を競う」などがあれば、一匹狼でいることはまず無理となるもの。職種や仕事内容によって、大きな違いが見られるのです。
あとは社風や職場の雰囲気にもよりますね。
飲み会や部署ごとでのランチ会、「みんなで力を合わせていこう!」といった雰囲気の職場だと一匹狼ではいられないことも。毎度毎度断っていると、良くないレッテルを貼られてしまう可能性が高いです。逆に自由な感じの社風であれば、飲み会などに来ない人も多いですから、参加しないことで悪い空気にはなりません。
これを面接の時点で判断するのは非常に難しいのですが、重視すべきポイントは社内イベントやレクリエーション。これらが多い会社は社員同士の交流を求めている=チームプレーを好む傾向があります。結局なぜイベントを開催するかと言いますと、社員同士の交流を深めて仕事を円滑に進めて欲しいからです。このことから「日頃から協力姿勢を見せられる関係を作っておく」という裏の意味が読み取れますね(苦笑)
もしどうしてもチームプレーが苦手な場合は、社内イベントが充実していないかに注目してみましょう。面接時にレクリエーションや社員旅行などのことを尋ねてみるのもOKです。
仕事だけの付き合いと割り切ろう
元々の性格上、チームプレーが得意でないナイトワーカーも非常に多いです。「店内だけの付き合いだし」と割り切っている人、どうにかうまくやっている人がほとんどで、根っから人と関わるのが好きなタイプはそもそも多くありません。
あまり気を重くして考えないでください。そうなんです、昼職と言えど仕事だけの付き合い。社外まで仲良くする必要はありません。恐らくチームプレーが苦手、集団が苦手な人は「仲良くしなきゃ」「うまくやらなきゃ」という意識が働きすぎなのです。
言い換えれば気を遣えるということですが、あまりに気を張りすぎていると余計に疲れてしまいますよ。
仕事なのですから、馴れ合いのように仲良くする必要などありません。言い方が悪いかもしれませんが、その場だけを上手にこなしていればいいのです。そう思えばチームプレーに対しても、そこまで大きな抵抗がなくなるのではないでしょうか?
あまりにも団体でいるのが苦手な場合は個人戦の仕事を選ぶのもアリですが、そういった職業は技術職であるケースも多いです。プログラマーやデザイナーなど、裁量労働制のところは個人戦のようなものですが、技術が伴わなければ話になりませんからね。希望をどうしても通したいのなら、就職前の勉強は必須でしょう。
ただし一つだけ覚えていて欲しいのは、働く以上誰かとのかかわりは絶対に避けられないということです。完全孤立は不可能ですので、その部分だけは理解しておいてください。後はどんな職業に就きたいか?などでも条件が変わってきます。希望を叶えるために頑張るか、どこかで妥協するかはあなた次第でしょう。