昼職の人と喋ってもつまらないと感じるのはなぜ?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆現役の夜職女性にたまに言われるのが「昼職の人と話しても面白いと思えません」ということ(苦笑)だからこそ転職に気が向かないとボヤくケースも多いのですが、楽しくないと感じる理由はどこにあるのでしょうか?元ナイトワーカーのしらいしあやが徹底分析してみました☆
毎日が刺激的なナイトワーク、昼の人間がつまらないと思うのはしょうがない!?
夜の世界を一度冷静に見つめてほしいのですが、夜職って本当に刺激が強いと思いませんか?
良くも悪くも常にパワフルで色々とパンチが効いていると言いますか・・・(笑)
昼の世界の常識、つまり一般の「普通」が通用しないからこそ、毎日たくさんの人間や出来事で溢れていますよね。
てんやわんやな事態が大変でもあり、時に楽しく感じる。結果的に「刺激」へと繋がっているのでしょう。
そんな夜職に比べると昼職はエキサイティングではありません。
仕事によっては刺激が多い、たくさんの人と出会うなど様々な経験を得られますが
常識の範囲内で動いているため、繁華街のような想像の斜め上をいく事件はそう簡単に起こりません!発生した時は大問題になるでしょう。
日中では決して見られない、そして起こらない出来事が山ほど溢れるのが夜職なのですから
一気に刺激がなくなれば「つまらない」と感じるのは仕方がないと思います。
経験の差が「面白味」へと繋がる
ナイトワーカーはたくさんの人間模様を目の当たりにしているせいか
どんなに若くとも経験値の差が一般の同年代よりも大きいはずです。
20代前半にしてすでに安らげるような落ち着きを持っているキャストさんも多いですよね。
夜の世界で働いている人でめちゃくちゃつまらない相手ってなかなかいないと思います。
長く携わっていればいるほど経験が積み上がり、それが人間的な面白さを生み出しているのでしょう。
繁華街の彼らに比べてしまえば一般の社会人は相当顔が広くない限り、ナイトワーカーと同じ経験値を積み上げることが難しくなります。
毎日のように人が入れ替わる世界ではないため、どうしても視野が広がりづらいのも昼の世界の悩ましい部分です。
このように経験値の差を感じて「何子どもみたいなこと言ってるの?」「同い年なのに落ち着きがないなぁ」など
一歩下がって昼の人間を見るクセがついてしまう、そんな方も少なくはありません。
昼の世界の人間と仲良くできる気がしない、と不安な人へ
「昼の仕事は嫌じゃないけど、職場の人と仲良くできるか不安」
「転職してから一匹狼になりそうだ」
昼職そのものが嫌でなくとも、周囲との付き合いに抵抗があるナイトワーカーは多くいます。
ずっと夜の世界にいれば水商売同士で話しているのが心地よく感じるのは間違いありません。
筆者も卒業してから相当な時間が経ちますが、未だナイトワーカーと話すと少しほっとするのは否めないですね(笑)
けれども昼職の人間と徹底的に合わないということはないでしょう。
別の世界の人間からしか学びを得られない、そんな物事もあるのです。
夜職のおかしな感覚を改善してくれるのは昼の人間の影響が大きい
夜職ってとても理不尽な一面があると思いませんか。
「え、こんなことが普通なわけ?」と最初は思っても働いているうちにみんな麻痺してくるのです。
ちょっとしたおかしさをスルーできず、正義感が強すぎるタイプは繁華街に長く滞在できないですから
いい意味でも、悪い意味でも受け入れるしか方法がありません。
でもおかしなことは変わりませんし、悪が善にパタッと切り替わることはないのです。
昼の世界へ行くと、ねじ曲がってしまった感覚を取り戻すことができます。
一度スタートラインに戻ると言いますか、一般の社会人と関わることにより「あぁ、やっぱり変だったんだな」ときっと思うはず。
別の世界との関わりは新たな学びがありますので、昼職の人々は世の中の“普通”を教えてくれることでしょう。
昼職の全員が経験不足、そんなことはありません
中には昼職全員が生ぬるい中で生きている・・・と過激な思想を持つ方もいるようですが(笑)
かといってナイトワーカー全員が壮絶な経験を得ているのではないですよね。
昼の世界の人も口には出さないだけでツライ苦労を重ねてきているのかもしれません。
みんながみんな四大学へ行って、在学中は遊んで、なんとなく就職をするのではない。ここを勘違いしないようにしましょう。
こちらが心を閉ざせば向こうも閉ざす、きっと接客中にこの点は学んでいるかと思いますので
最初から偏見の目を持ったり、少し下に見てしまうのはとても勿体ない行為!
最初は不安でも転職後に素敵な仲間ができる可能性も十分に考えられますよ。
あまり昼の人間・夜の人間と線を引きすぎず少しフラットな気持ちを持てると、あなた自身の心に余裕が作れるはずです。