新型コロナウィルスで増えている”うつ病”。夜職女子にも多い”うつ病”の実態とはPart②
夜職女子・昼職女子の皆さんこんにちは!ここでは昼職コレクションを見てくれている、転職活動中や就活中の転職女子の皆さんにお役立ちの情報をお届けしていきます。今回も前回に引き続き、夜職女性に多い”うつ病”が、新型コロナウィルスの影響で増加しています。今回はそんなうつ病の原因について検証していきます。
夜職女子に多い”うつ病”。新型コロナウィルスの影響でうつ病が増加しています
もともとキャバ嬢や風俗嬢、ラウンジ勤務やガールズバー勤務などの夜職女子に多い”うつ病”ですが、今新型コロナウィルスの影響でとても増加しているのだそうです。
まだまだ収束が見えず、この先がどうなるかもわからない未知の恐怖が、うつ病になる人を増加されているのです。
しかしうつ病というのは、主に脳や心が大きく影響している病気であり、脳や心ということで、医学的にもまだまだ解明が進んでいない病気でもあります。
そこで今回はそんなうつ病の実態や注意点、対策などを見ていきましょう。
うつ病の原因
そもそも、うつ病とはどうしてなってしまうのでしょうか。その原因を考えた際、さまざまな研究によって分かっていることは、「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。
非常につらい出来事や悲しい出来事などの心因性が発症のきっかけになることが多いのですが、それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。
そのため原因というより、要因というほうが考え方としては近いのかもしれません。生活の中で起こるさまざまな要因が、色々な状況や要因で、複雑に結びついて発症してしまうのです。
まず最もきっかけとなりやすい「環境要因」ですが、大切な人(家族や親しい人)の死や離別、大切なものを失う(仕事や財産、健康なども含む)、人間関係のトラブル、家庭内のトラブル、職場や家庭での役割の変化(昇格、降格、結婚、妊娠など)などが要因となります。こうして見るだけでもさまざまな出来事が要因となりうることが分かります。
また「性格傾向」も発症要因のひとつとして大きな要因の1つになっています。脳のエネルギーが欠乏した状態をうつ病と考えると、義務感が強く、仕事熱心、完璧主義、几帳面、凝り性、常に他人への配慮を重視し関係を保とうとする性格の持ち主は、その分エネルギーの放出も多いということになります。
努力の成果が伴っているうちはエネルギーの回復もみられますが、成果が出せない状況が生じたり、エネルギーの枯渇が起これば発症の危険が高まります。
その他にももともとの「遺伝的要因」や、「慢性的な身体疾患」も発症要因の1つとなっています。 これらの要因によってうつ病を発症している時、脳の中はどうなっているでしょうか。
最近の研究では、脳内の神経細胞の情報伝達にトラブルが生じているという考え方で一致してきています。脳の中では神経細胞から神経細胞へさまざまな情報が伝達されます。
その伝達を担うのが「神経伝達物質」というものですが、なかでも「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といわれるものは、人の感情に関する情報を伝達する物質であることが分かってきました。
前述したように、さまざまな要因によって、これらの物質の機能が低下し、情報の伝達がうまくいかなくなり、うつ病の状態が起きていると考えられています。
うつ病の原因は1つではない!
キャバ嬢や風俗嬢、ラウンジ勤務やガールズバー勤務などの夜職女子に多い”うつ病”ですが、原因は1つではなく、様々な要因が組み合わさって引き起こす病気です。夜職女子は仕事も大変ですし、夜型の生活で不規則な生活もおおきな原因になっているようです。しっかりストレス発散をして、良質な睡眠や食生活、生活習慣の見直しなども必要です。次回もうつ病について検証していきます。