意外と通じない!?夜職の専門用語たち
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆会話で何気なく使っている言葉、実は夜職の人にしか通じないなんてことも。お昼の世界では使われないものの、ナイトワーカーには常識な言葉達をご紹介します☆
代表的な「昼職」
まず夜職の経験がない人は「昼職」という言葉が分かりません。というよりも、どこかで聞いたことがあっても、使わないのです。恐らく夜職、昼職と言うのはナイトワーカー経験者だけではないでしょうか。
今なんの仕事してるの?と聞かれ「昼職の〇〇」や「昼職だよ」といった答え方をすれば、夜職経験者確定です(笑)昼しか働いたことがない方はわざわざ「お昼の」といった言い方はしないですからね。
ちなみに「昼職」というキーワードで検索すると、見事にナイト系のサイトばかり出てくるのでよくわかると思います。昼コレも例に漏れずそうなので、その検索ワードでこのコラムへ辿り着いた方も多いのではないでしょうか?
転職後にうっかり昼職といったワードを使ってしまうと目ざとい人には気づかれてしまいます。職場で過去の経歴を隠したい場合は注意してください。
夜遊びを知らない人は通じない「体入」
夜職の女の子が当たり前のように使う「体入」。明日体入行くんだ〜なんて会話の中に出てくることもよくありますね。ナイトワーカーにとっては超常識的な言葉である者の、夜のお店に遊びに行かない人は、体入という言葉を知りません。そもそも会社は「体験入店」のシステムを取っていませんから、お試しで働くという概念を持っていないのです。
あまり昼の世界で使う場面もないとは思いますが、思いのほか通じないので気をつけてください。ちなみに「体入」「本入」が通じる昼職の人は、ナイトワーク経験があるか、夜のお店で結構遊んでいるの可能性大です。
働かないと分からない?「同伴」
「同伴」と聞けばナイトワーカーは「お客さんと一緒にお店へ入ることだな」ということが分かりますが、昼職の人からすればその概念はありません。本来この言葉の意味は「一緒に(連れて)行くこと」であり、「同伴者」や「会食に同伴する」といった使われ方です。単語だけを聞いても本来の意味を想定できないので、同伴=お客さんとお店へ入ることには結びつきづらいのです。
同伴という単語そのものは昼の世界でも使われますが、お店に連れていくだけの意味ではないことを覚えておいてください。
「スカウト」はみんな知っているものの・・・
繁華街を歩いていればひっきりなしに声をかけてくるスカウトマン。長く夜職をしていれば彼らの仕事内容や働き方をよ~く知っているハズです。正直なところ、誰にでも声をかけている方が多いですよね。繁華街で働いていれば誰しもが一度は声を掛けられていることでしょう。
しかし昼職の人からすればスカウトに声をかけられた=すごい!となるらしいです(笑)“スカウト”という単語そのものが確かにインパクトを持っていますからね。これを聞くと「いやいや、
みんなに声をかけているから・・・」と皆さんは絶対に思うでしょう。
通じないことにびっくり!「飛ぶ」
これは私も驚いたのですが、意外と「飛ぶ」という言葉が通じなかったこと。これは人によりますが、年配の方には通じづらいようです。以前飲食店で働いていた時、「バイトの●●くんが飛んだ(=ばっくれた)」と使っていたので、当たり前に使われていると思っていました。
しかしキャバクラの接客時や今の会社の上司と話している時、通じないことが発覚したのです。
私:「飲食店時代、よく人が飛んでて〜」
上司&お客様:「飛ぶって何?」
私:「え」
といったやりとりがちらほらありました(笑)会社や相手にもよりますが、昼職の世界では「飛ぶ」という表現は使われないことも多いようです。その代わりにバックれというと通じるので、飛ぶが通用しなかった場合はそちらを使いましょう。
夜職では人が無断でいなくなるなんて日常茶飯事。常に人が出入りしているため、誰かがいなくなってもさほど気に留めません。
ですが昼職で飛ぶのは大問題。昼の世界では無断でいなくなるなどありえない!という常識の中でみんな働いているので、「飛ぶ」という発想がそもそも生まれないのかもしれません。(それでも飛ぶ人がいないわけではありませんが……。)
ちなみに昼職で飛ぶとまぁまぁ面倒なことになるので、会社を辞めたくなったらきちんと上司へ相談しましょう。
昼職に通じない単語は意外と多い
いかがだったでしょうか?もし夜職を隠し通したい場合、専門用語を使ってしまうとバレる原因にもなるので気をつけてくださいね。長く勤めているとうっかり日常生活で出てしまいがちです。
ちなみに昼コレでは元夜職を隠さずに転職活動ができます。興味があればぜひご相談ください!