年齢詐称ができなくなる昼の世界
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜の世界での年齢詐称なんて当たり前。ある時のバースデーを境に歳を取らなくなるキャストも多いでしょう(笑)昼職へ転職するとありのままの姿で過ごさねばならないため、違和感を覚える元ナイトワーカーも多いとか・・・?
ありのままの年齢で勝負!昼職のツラい部分?
夜職での年齢詐称は当たり前で、もはや誕生日や名前を偽ること自体が仕事と言えるでしょう。
キャストは毎日が女優気分。本当の自分以外になりきることで売り上げを伸ばし、お客様に夢を見せるのが業務ですからね!
ですから、年齢詐称が悪いこととは思いません。実際に若いキャストの方が有利、なんてケースもありますので・・・。
昼職では本名を曝け出し、ありのままの年齢でいなくてはならないため、かつての“女優気分”ではいられません。
もう演じる必要性がなくなるストレスは減るものの、今度は真の姿でいることに違和感を覚えるかも?
「実年齢とかイヤだなぁ」と思うかもしれませんが、あまり年齢を引け目に思う必要はありませんよ。
元ナイトワーカーにとってはツラい部分に感じますが、“偽らない”ことに徐々に慣れていくしかないのです。
元ナイトワーカーはなぜ真の年齢を明かすことに抵抗を覚えるのか
30歳なのに23歳、35歳だけど永遠の25歳など、ナイトワーカーのサバ読みは案外当たり前に行われているんです。
きちんと見た目を保ち、お客様から疑わせないスキルと努力は素晴らしいものですね。
しかし、昼職に転職をするなら抵抗感を覚えている場合ではありません。
真の姿と向き合うことは少し難しいですが、夜の街を卒業するのであれば避けられない現実です。
長年サバ読みをしてると、現実に引き戻された感じがする・・・!
今までサバ読みが普通だった方は、いきなり実年齢を明かすと現実に戻された感じがしてイヤなようです(苦笑)
確かに筆者もキャスト時代は1~3つ下げていることが普通だったので、時折現実とのギャップに悩まされました。
なんだか“認めなくてはならない感”がスゴくて、テンションが下がるんですよね。
とは言え、一生ナイトワーカーをするつもりがない限り、どこかで本来の姿を受け入れねばなりません。
そのタイミングが来たのが転職時のいまだ、と思うようにしましょう。
年相応のふるまいがわからない
意外と多い意見がコレ。今まで35歳なのに25歳と偽っていれば「25歳っぽく」ふるまうことはできます。
しかし、若者のふりはできても年相応のふるまいが分からなくなってしまうとか。
例えお店に35歳のキャストがいても、これまた本当かはわかりません。
もしかすると彼女もサバを読んでいて、実年齢は40歳を超えている可能性も考えられるからです。
ただ“●歳らしさ”だなんてハッキリと分かる人はいませんし、年相応に見えない人もいるでしょう。
年相応のふるまいが分からない人はとりあえず
- キャピキャピ話す
- 若者らしい言葉を使う
- 無駄にテンションを上げる
- オーバーリアクション
ことを抑えてください。
これらは夜職用の会話やしぐさであり、昼職向けの行為ではないからです。
よく昼の世界で「若作りしてイタイおばさん」と呼ばれるのは、残念ながら上記4つに当てはまるもの。
落ち着きがなく、見ていて安心できないような危うさがある方は総じて若作り、イタイと判断されてしまいますからね。
年齢が進んでからの転職が恥ずかしいから
30歳・昼職未経験というスペックが恥ずかしいため、己を開示したくない人もいます。
20代前半の昼職未経験と、30歳以降の職歴ナシでは確かに周囲の目も変わってきますからね。
とはいえ、世の中にはナイトワーク未経験でも就職履歴のないオトナはたくさんいるんですよ。
40歳になって初めて正社員になる人もいるので、あまり気にしない方がいいでしょう。
年齢を足枷として考えてしまうと、さまざまな感覚も方向性も鈍りますし、何をするにしても勇気が出づらいもの。
「こんな歳して・・・」と自分を責め、可能性を狭めてはなりません。
年齢を明かすときは「夜の顔」を覗かせぬようご用心
たま~に「サバ読みが当たり前で、本当の生年月日がぱっと浮かんでこない」なんて方もいました(笑)
偽りようの生年月日を言い過ぎて、うっかり間違えて言ってしまうケースもあるくらいです。
自分の年齢を言い間違えると、例え一歳の差でも相手は疑問を抱くでしょう。
夜の顔を覗かせるとうっかり「20歳です」「この前大学を出て・・・」など色々なウソを言いがちですが、真の姿を忘れないようにしたいもの。
また年齢で負い目を感じる必要性はありませんよ。これからは演じるストレスがなくなるぞ!と堂々とした気分でいましょうね。