女性同士のコミュニケーションが苦手な人へ
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆ナイトワークをしているけど、女性同士の関わりが苦手・・・そんな人は意外と多いようです。夜職は女性が主役となる世界ですが、同じ店で働くキャストと仲良くできなくてもさほど問題がありません。しかし昼職となれば個人行動だけでは厳しいことも考えられますので、徐々に改善していく必要があるでしょう。
実は筆者も、ナイトワーカーでありながら女の子同士で仲良くするのがそう得意ではありませんでした。全く友達を作れないタイプではありませんし、お客様とはどうとでも接せるのですが、キャスト同士となるとどうしていいかわからずアタフタ・・・。
だから水商売の時は相判を組むのが得意ではなく、ピン客がとても多かったですね。風俗に移ってからは待機所で誰かと話をするなんてことはほぼなかったです。むしろ集団待機で他の子と会いたくない!とまで思っていたため、あえて個室待機のお店しか選んでいませんでした。完全に個人プレーで、徹底的にキャストと関わることを避けていたのです。
「そんなので仕事が成り立っていたの?」とよく聞かれますが、それで5年半もやってこれましたからね(笑)夜職は本当に自由ですし、いくら同じお店のキャストと言えど個人事業主。お店という場所を間借りして個人商店を経営しているようなものですから、一匹狼だろうが、女性同士の関りを絶とうが、やり方次第でどうにでもなってしまうのです。
ここまで自由にやっていたために、昼職に転職後は相当苦労しました。“個人商店”ではなくなり、女性の数もそれなりに多い会社なので関わらざるを得なかったのです。
苦手意識が先行しすぎている?
当たり前ですが、5年半も関わりを避けてくれば当然ながら馴染み方も忘れます!(笑)女友達はいても、初めて顔を合わせる女性の仕事仲間とはどう接すれば・・・と最初は余計なことまで考えていましたね。何を話していいか、どんな距離感でいればいいかさえ分かっていなかったのです。
長い間一匹オオカミを貫いていたので仕方ありませんが、この手のタイプは考えすぎることが逆にマイナスになっていきます。今までやっていなかったことを実行するなんて非常に難しい話であるものの、色々深く考えても何も生まれません。頭を働かせすぎることにより、悪い結果を招くことだってあるでしょう。苦手意識が先行しているので、良い方向へ転びづらいのです。
思い返せば夜の仕事の接客も考えれば考えるほど空回りした・・・そんなことはありませんか?意外とノリと勢い、その場の感覚を掴むだけの方がうまくいくケースだってあります。人間関係に関わり方など最低限のマナーはあれど、ハッキリした正解はありません。仲良くなれる相手もいれば合わない相手もいる、ただそれだけのことなんですよね。
「女性同士が苦手」なタイプは嫌われたらどうしようや、細かい部分を気にしすぎる傾向にあります。
まずは苦手だと思い込みすぎず、肩の力を抜いて関わっていくことが最も重要。ドーンと構えて自分らしさを忘れずにいることが大切ではないでしょうか。
まずは、慣れ
結局のところ、こればっかりは慣れるしかありません。顔を合わせる回数を重ねながら、どう相手と関わっていくかを自分で見極める他ないのです。それができない人・苦手な人は最初はとても苦労し、疲れると思います。時に失敗してしまうこともあるでしょう。
それでも「私はだめだ」、「女性は苦手」、「あの人は意地悪そうで怖い・・・」余計な先入観は捨てて、どんどん壁にぶつかっていってください。意外とイジワルそうな人が優しかった!なんて嬉しいハプニングもあるくらいですからね(笑)関わらないと見えてこない部分も多いので、自らシャットアウトしてしまうのはとても勿体ないでしょう。
気乗りしないのにSNSをフォローし合う、遊びに誘われても断らない、毎回ランチを共にする、といった“馴れ合い”をする必要はありませんよ。あくまで仕事をしに来ているのですからね、つかず離れずの距離で接していれば良いのです。
特に風俗歴が長い方は個人プレーが長いので、女性同士の関わりが苦手になってしまう人も多いです。ただ5年半関わりを避けてきた筆者でも、転職後は慣れたのですっかり不安がることはありません。個人の努力も必要ですが、おかれた環境で人は変わっていけるものです。働くうちに徐々に改善されていくケースもあるので、あまり臆さずにいると良いでしょう。