夜職→フリーランスを目指すには
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆会社員にはならず、自由に働きたい人が増えています。フリーランスは時間やスケジュールの調整が効きやすく、憧れを抱くナイトワーカーも多いですが、実際はラクなことばかりではありません。夜職からフリーランスを目指すにあたって必要なことを解説していきますね。
一度会社員にならずとも、フリーランスにはなれる
「フリーランス」と一口に言えどさまざまな職業がありますが、多くの場合は会社で経験を積み、独立するのが一般的なルートです。
けれども必ず会社員生活を挟まねばならない・・・というわけではなく、独学で勉強→フリーランスへ転身する方法もありますよ。
どちらが良いと断言できるものではないため、すべては個人の力にかかってくるでしょう。
ナイトワーカーから昼職のフリーランスへ転職するケースも僅かながらあり、会社員を経験しないまま個人事業主で活躍する方もいらっしゃいますね。
ただし自分で仕事を取る=全責任は自分に降りかかってくるため、フリーランスがラクだ!と思い込むのは大きな間違い。
むしろ会社という囲いに守ってもらえることなく社会と戦っていくのですから、夜職時代の苦労とほぼ変わらないと思っていてほしいものです。
夜職からフリーランスへ!必要事項と見逃してはならないポイント
夜職からフリーランスへ転職する人はもちろんいますが、まだまだ数は多くありません。
恐らくほとんどの方が「会社へ縛られたくない」「自由に働きたい」と考えているのですが、一人で事業を行う方法が分からないのです。
さらに納税や仕事を取ってくるのも全て自分。となれば夜職と根っこにある部分はほぼ変わらないため、そこを懸念する人も多いでしょう。
もし会社員を経ずにフリーランスになりたい場合は、通常の転職と同じことをするのは×。
自分の技術や知識を売っていくので、周りと全く同じ行動を取っているのはNGと心得てくださいね。
転職前の技術習得はゼッタイ
たまに夜職を上がってからフリーランスの道を目指そうとする方がいますが・・・行動が遅すぎます。
会社員をしながら独立の道を目指すのではなく、全て辞めてからでは無職の期間ができてしまうのでオススメできません。
どんな商売にしろ知識・技術は必要であり、1日や2日で身につかないもの。
フリーランスで食べていくのであればある程度のレベルまで到達し、案件を獲得してからがようやくスタートなのです。
たっぷり貯金があって、資格取得や勉強に精を出せる状態ならまだいいでしょう。
しかし、多くの方が仕事を辞めてしまうとお金が足りなくなるか、怠けるかして本末転倒になりやすいのだとか。
お店を退店せずともフリーランスになる準備はできますので、なるべく準備が整うギリギリまで働き続けられることが理想ですね。
案件を渡してくれる相手(取引先)を探しておく
どんな技術者でも、仕事の案件を渡してくれるクライアントがいなくては宝の持ち腐れです。
仕事を取ってくる方法は複数ありますので、昼職生活の最初から勢いよくスタートしたい場合は取引先を探しておきましょう。
ネットで探すのもいいですし、一番手っ取り早いのは身近な人々に頼ることです。
夜職をしていると人脈が作れることが強みなので、めぼしい相手に「こういう仕事を始めるんだけど・・・」と相談してみるのもアリですね。
ただし、この時の相談相手にお客様はなるべく選ばないこと。
夜のお店ではうまく付き合えていても、昼の世界でいい関係が作れるかは分かりません。
“お店だからこそ仲良くできていた”可能性も考えられますから、余計なトラブルの発生しづらいお客様以外で探しましょう。
駆け出しは稼げない可能性があることを考慮しておく
高い技術を持っておらず、実績も作れていない場合は取引金額があまり高くないかもしれません。
フリーランスは稼げるイメージがあるものの、「実際には稼げる人とそうでない人の差がスゴイ」といった感じでしょうか。
スタート時は初心者同然、スキルも高くないなら尚更ですので貯金額が100万円を超えていることは必要不可欠です。
それ以下だと案件が全く回ってこなかった際に生活が苦しくなってしまうでしょう。
心配性であれば300万~は貯めておくと安心ですし、勉強代も捻出できるのでいいですね。
ビジネスメールの書き方などは習得すべき
会社に入ると嫌でもビジネスメールや社会のマナーについて学ぶことができます。
しかし、夜を上がっていきなりフリーランスになるとその工程がすっ飛ばされてしまうので、社会常識のないまま取引先とやりとりする危険性も。
相手に失礼のないよう、最低限の社会マナーは事前に学んでおいてください。
いくら技術力があってもメールやチャットの文章がグチャグチャ、やり取りの際に非常識な発言があると、それだけで案件が打ち切られることもあるのです。
やり甲斐のあるフリーランス、独立志向が強いならぜひチャレンジを
自分でやらねばならないことは多々ありますが、その分やり甲斐があるフリーランス。
努力した分だけお給料となって跳ね返る点も、ナイトワーカーにとっては魅力的ではないでしょうか。
独立志向が強いのであれば技術を学び、チャレンジしてみましょう。
自分の力で稼ぎ出せる自信がつけば、あらゆることに飛び込める精神も身についていくはずです。