台風が多い日本。準備と対策は?
なぜ日本は台風が多い?!
世界は広いのに全然台風の影響がないところと、日本のようにたくさん台風が来るところがありますよね。むしろ日本列島の形状に沿って台風が動いている時もあり、日本を狙ってきている感じすらある台風ですが、一体どうやって台風の進路は動いているのでしょうか。台風はいつもカーブして動いているように見えますが、実は台風自体は自分では進めないのです。ここには”風”と”高気圧”が大きく関係しています。
台風は風や高気圧に押されることで進路が決まっています。そして、その台風の動きに影響を与えるのが①偏西風と、②貿易風の二つです。この偏西風という風が沖縄あたりから日本列島をカーブしながら北上させる大きな原因なのです。そして、台風が高気圧の外側を通る性質があるので、”太平洋高気圧”も進路を決める要因になります。
台風は避けられなくても、事前準備で命を守ろう
◆情報が常に取れるようにしておく
台風は天災なのでそれ自体を避けることはできませんが、いつきても被害を最小限に留めることはできます。台風の時はニュースを通じて随時情報が発信されています。テレビ・ラジオ・携帯・パソコンなどの端末で、防災気象情報をチェックすることが大切です。台風ではその影響で停電することも珍しくありません。テレビは停電すると厳しいですが、ラジオは電池で聞くことができるし、携帯などはバッテリーを持っておくことができます。昼コレ女子が普段お持ちのバッテリーは外観や形状が可愛いものなどが多いかもしれませんが、災害時の緊急用に容量の大きなものを別で準備しておくことをおすすめします!停電前にはフル充電も心がけましょう。情報がもっとも大切です。
◆家の外の準備
酷くなってからではなく、台風が来るとわかった時点でやっておくのがベターです。台風はあくまで天災なので、情報とは異なる時だって出てきます。酷くなってから外に出るのは大変危険です!特に昼コレ女子の皆さんは女性なので、自分じゃできない場合は知り合いや業者にお願いしたりされる方もいらっしゃると思うので、早め早めに行動しておいて間違いはありません。
・窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、必要に応じて補強をしましょう。
・台風の際は大雨が降るので、水はけが良くなるよう外の排水溝などを掃除しておきましょう。
・風で飛ばされそうなものを家の中に入れたり、固定をしたりしておきましょう。
・近くの避難場所やハザードマップの確認も最悪のケースを予想して調べておきましょう。
◆家の中の準備
・非常グッズ(懐中電灯、情報が聞ける・見れる端末とその電池やバッテリー、救急薬品、衣類、非常食、水、貴重品、できれば携帯用コンロなど)をリュックなどにひとまとめにして玄関などにおいておく。
・室内の安全対策。ガラスが割れた時のために内側に飛散防止フィルムを貼っておいたり、万一風で何かが飛んできた時のためにカーテンやブラインドは下ろしておく。
・水の確保は絶対条件ですが、飲料用のものだけでなく、お風呂に水を貼っておくなど、できる限り多く水を確保できるようにしてきましょう。
・その他準備できればよりベターなものとして、お子さんがいらっしゃる方はお子さん用品(粉ミルク、薬類、オムツ、タオル、哺乳瓶、レトルト離乳食など)、犬や猫などペットがいらっしゃる場合はペット用品(フード、薬関係、リードやハーネス、洋服、ペット用靴、トイレシート、鑑札や各種証明書関係、ゲージやおもちゃ)、生理用品、眼鏡やコンタクトなど、現金や通帳、印鑑などの貴重品関係一式、軍手、雨具、缶切りやナイフ、マッチやライターなど、カイロ、ティッシュ、ヘルメットなど
台風は毎年必ずやってくる
台風列島の日本は、天候条件で日本には毎年必ずと言っていいほどやってきます。昨今は異常気象も相まってこれまでの日本レベルでは考えられないような被害も出ています。お子さんがいらっしゃる昼コレ女子や、シングルマザーの昼コレ女子はお子さんや家族の分を考えて準備しておく必要があります。夜職女子も昼職女子も仕事が忙しかったりすると、天気情報などを見ない人もいるかもしれませんが、最近の台風は甚大な被害が多数出ていますので、携帯などででも台風の情報を目にした際は、その時点で前もって準備しておきましょう。