フリーランスはラクじゃない!?自由の裏に潜む不自由さ②
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆前回に引き続き、フリーランスについての記事をお届けします。自由度が高いように見えて、シビアな面も多いのが特徴的。しかし自分で仕事を取るようになれば、その喜びは大きいものでしょう。フリーランスを目指している方は良い面・悪い面を見てから転身を考えてくださいね。
満員電車、勤務時間、社内ルールにサヨナラ!
フリーランスになると、上記の縛りから解放されるメリットがあります。自分の仕事さえこなせばあとは自由に時間を使えますし、決められた勤務時間は特にありません。「マイルール」を作って行動している人は多いですが、他人の定めたルールに従わなくて良いのです。自由を求める人にとって、これは大きいでしょう。
会社員ではないので通勤のために早起きをする必要性もありません。朝6時に起きる人もいますが、大抵は7~9時と会社員時代よりも遅めに起きる人の方が多かったりするもの。満員電車に乗ることもありませんから、自分のスケジュールが立て込んでいない限り、何時に起床・就寝しても咎められることはないのです。
フリーランスの中には完全昼夜逆転生活の人も多く、昼頃にしか起きないなんてこともザラ(笑)それでも仕事をこなせれば特に問題はないですからね。
自分で仕事が取れるようになれば、社会人の抱える小さなストレスから解放されることが可能です。もちろん自分を律さなければどんどんダラけてしまいますが、最低限の部分を崩さなければ縛られない生活ができるのも魅力と言えるでしょう。
打ち合わせはPC・スマホで?家に居てもミーティングができる
フリーランスでも外へ打ち合わせに出向くことはあります。けれども最近はPCやスマホを使ったボイスチャットで打ち合わせが終わる場合も。簡単な打ち合わせならこれらのツールで済ませることが多いようです。よく「通話ミーティング」「ボイスチャット」なんて言い方をしますね。
コロナウイルスが流行してからオンライン会議はずいぶんと主流になり、定着していきました。外に行かなくても会議ができるのですから、顔出しのチャットでなければパジャマでもいいのです(笑)
会社でも対面でない会議はメジャーとなりつつありますが、残念ながら全ての企業がオンラインとは限りませんよね。そもそもリモート勤務が当たり前となっていない世の中ですので、まだ在宅勤務を経験していない社会人だっているほどです。
会議は家でもOK。こうした自由な働き方ができるのも、フリーランス最大の特徴だと思います。
フリーランスには向き・不向きがある
どうしても向き・不向きはあるので全員にフリーランスをおすすめできるものではありません。面倒な社内ルールや通勤などに縛られない利点はあるものの、自分で動かなければ収入は安定せず、ゼロの可能性だってあります。
- 安定を求める人
- 指示される方がラクだと思う人
- 自分で稼いでいく自信がない人
- 必ず定時で帰りたい人・残業や時間外勤務に抵抗がある人
- 仕事よりも遊びや趣味を重要視している人
- 特に極めたい仕事・スキルがない人
上記に一つでも当てはまる場合は、会社員でいる方がいいでしょう。フリーランスは会社員以上に稼げる可能性を秘めていますが、頑張り続けなければ収入の波も激しくなってしまうことでしょう。
何か一つのスキルに特化して極めるか、マルチに色々こなせるか・・・といった「強み」を必ず求められるもの。それがなければ仕事を獲得するのさえ難しいのです。
- 冒険心が強い人
- 自分で何でも決めたい・やりたい人
- 働くことが好きな人
- 極めたいスキル・仕事がある人
- 自ら行動するのが好きな人
- 他の人がやっていないことに興味を持てる人
これらの条件に当てはまるのなら、フリーランスを目指してもいいかもしれません。雇われているだけで固定給が発生する会社員とは違うので、常に高みを目指す必要が出てきます。向上心を高く持てる、好奇心旺盛な人には非常に向いている職種ではないでしょうか。
ただしフリーランス=スキルが絶対に必要ということは覚えておいてくださいね。「何屋さんか全然わからない人」が一番仕事を取れません。いずれはフリーになるために、スキルを磨くために会社へ入る人もたくさんいます。例えばデザイン系、プログラミング系などもそうですね。そこである程度の実績を積んでから独立、なんて人もかなり多いんですよ!
ただ「フリーランスになりたい」ではなく、自分が一体何をして稼いでいきたいのかをじっくりと考えてみてください。
二回に渡ってフリーランスを解説しましたが、いかがでしょうか?もしスキルをつけるため、まずは就職!でも構いません。お金があるなら自分で事業を立ち上げるのもいいでしょう。自分の将来は自分で決めて、きちんと守っていきたいものですね。