ナイトワーク経験者が気になる職業「テキーラガール」とは?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆元ナイトワーカーが気になる職業の一つに「テキーラガール」があります。名前を聞いたことがあっても、いまいち仕事内容がわからない人も多いでしょう。今回は夜職の経験を活かせるお仕事、テキーラガールについて解説致します。
クラブやイベントで大活躍するお仕事
テキーラガールとは名前の通り、テキーラをお客様に売るお仕事です。主にクラブや大きなイベントに呼ばれお仕事する、という流れがほとんど。たまにバーなどの飲み屋に現れることもありますが、大抵はクラブ系のイベントでしょう。
仕事内容としてはテキーラを売るだけでなく、酔ったお客様の相手も必要。ビールの売り子さんのようにただ売るだけではなく、時にごちそうになったお酒を飲むことだってあります。ただの販売員ではないのでキャストに近く、実に夜職の経験が活かせるお仕事ですよね。
場所によっては売り上げの実績により大幅な時給アップを狙えるので、一般的なアルバイトよりも高いお給料が貰いやすいんです。お酒が入ることにより何度も購入してくれる人、基本単価が上がりやすいこと、自分の飲んだ分も売り上げに計上できることから、時給を上げることはそこまで難しくありません。
基本的にノルマは設けられていませんが、会社によっては販売目標などがきっちりと決められていることもありますので、働く際に確認しましょう。あまりに営業成績が悪いとイベントに呼んでもらえなくなることもあるそうです。
夜職と違う部分は?
一見夜職となんら変わりなく思えますが、実際は少し違います。テキーラガールは立ち仕事ですから、水商売のように座ったままというわけにはいきません。そしてトークをウリにする「キャスト」ではありませんので、そこまでの高い接客スキルは求められないでしょう。酔った人の相手をする、かわす、といったスキルは必要ですが、特別面白いことが言えなくてもOK。どちらかというとノリの良さが必要です。
またお酒が飲めなくてもできる!と求人には書いてあるものの、全く飲めないのでは売り上げも伸ばしづらいのが現状です。「ごちそうするよ」と言われても断ってしまえば、「な~んだ」となりやすいのもこのお仕事の厳しいところ。お店に要に黒服に飲んでもらったり、他の女の子の協力を得ることができないので、逃れづらいのもまた辛い部分ですね。
キャバクラやクラブとは違いますから、“その場のノリ”などがより重視されやすいと言えるでしょう。飲めた方が確実にお金になるので、多少は付き合えないとあなた自身が辛いかもしれません。
ルックスは磨いておくべし
もしテキーラガールとして活躍したいのなら、ルックスやスタイルは磨いておくべきです。あまりに体型が崩れていたり、ルックスのレベルが低いと働かせてもらうことさえ難しいことも。
ビールの売り子さんとほぼ同様のお仕事なので、特にルックスや愛嬌は重視されると言ってもいいでしょう。
綺麗な子、可愛い子ほど売れ行きは良いので、キャスト同様完璧な見た目を保っておくことは稼ぐうえで大切なこと。実際に男の人も「可愛いからあの子から買おう」なんて相談をしているんですよ(笑)
夜職を卒業するためのアルバイトとしては最適
夜職以外のアルバイト経験がない方にも、おすすめなお仕事です。ですが完全に昼職です!と言い切れないのが難しいところでしょう。クラブイベントですと働く時間帯はどうしても遅くなりますし、お酒を扱っている以上は昼職と言い難いもの。正社員登用の制度も基本はありませんから、雇用形態はアルバイトとなります。完全な転職先として考えるのはやめておいた方がいいかもしれませんね。
しかし水商売以外知らないよりも、色々な世界を見たほうが視野が広がりやすいのです。同じお酒を扱う商売でも違う点は多々ありますから、勉強が寺働いてみるのもいいと思います。
もし夜職の卒業を考え始めたら、こうしたアルバイトから始めてみるのはいかがでしょうか?