自分らしく生きるために夜職を卒業するという考え
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆突然ですが、あなたは自分らしく生きられているでしょうか。夜職をしている自分はとても無理をしていて、なんだか好きになれない…なんて意見も聞こえてきそうですね。夜の仕事は女優といえど、自分に負担をかけすぎるといずれ心が壊れてしまいます。メンタルを守るために夜職をやめるのも、立派な卒業理由となりますよ。
自分らしく生きられてる?仕事は無理をしすぎずに頑張るもの
仕事って、基本的にはつらいものです。辛くない仕事などこの世にはないでしょう。
でも、全ての商売が無理をしすぎないと成り立たないかと言われますと、そんなことはありません。
心と体が壊れない程度に頑張るのは至って普通のこと。自分自身にプレッシャーや負担をかけ続けるのはいい働き方とは言えないですよね。
夜職は源氏名であるキャラクターを演じる一種の女優ですから、嘘や偽りも仕事のうち。
でも、やり過ぎれば当然ながら疲れてしまい、「いったい私は何者なの?」「理由もわからず気分の落ち込みが止まらない」など、マイナスな感情に襲われるでしょう。
今、方向性に迷っているなら自分らしく生きられているか。そして無理をしすぎて自分を見失っていないかを見つめ直すべきです。
自分らしさを失っているか?わからない時のチェックポイント
人によっては感覚が麻痺し、自分らしさも何だったかを思い出せないケースも多いのだそう。
無感情になり、ロボットのように出勤し続け、何ヶ月も気分が塞ぐキャストさんもおり、非常に危険な状態に陥れば回復に時間がかかってしまいます。
今の自分が自分でないみたいだ・・・となんとなく感じるのであれば、以下のチェックポイントを確認してみてくださいね。
ドレスやヘアメのこだわりがなくなった、どうでもいいと感じる
お店でのキャラクター作り、大切ですよね。ドレスのデザインやカラー、ヘアメなどはキャストさんが最もこだわる部分。
自分らしくて客ウケがよく、似合うものは何かと試行錯誤する時間は、気分が乗っていれば楽しいでしょう。
けれども自分らしさを失い、仕事が辛くなってくるとこの辺のこだわりが適当になります。
あるいはどうでもいいと思い、深く考えずパパッと買い物を済ませ、ヘアメもほぼ毎日同じようなものに。ひどい場合は毎日ストレート、なんてキャストさんもいますね。
自分らしさを発揮できる部分で面倒、だるい、どうでもいいと負の感情が芽生える時は危険信号です。
周りに流されるようになった
- アフターの終わり時間は自分の中で決まっている
- 仕事後は直帰する
- 遅刻や当欠は絶対にしない
マイルールをしっかりと守れるキャストさんは売り上げもついてきて、自分のペースを乱さない工夫をしています。
けれども自分らしさを失うと周囲に流されるようになってマイルールも崩壊。気づけば悪い方へずるずると引っ張られていくのです・・・。
「自分らしくないな」と思うことをあっさりと成し遂げてしまうと、今まで超えてはならないと定めていたラインを乗り越える癖がつく結果、「らしさ」がなくなると言うこと。
この時にやばい!と焦りを感じず、まぁいいかと引っ張られれば黄色信号。そのあと這い上がるのに苦労してしまいますよ。
接客キャラクターを演じるのが辛くて、意味もなく泣けてくる
普段の自分と接客キャラがかなり異なる人に多い現象です。
普段は超陰キャなのに席では超元気、とにかく喋りまくりなど無理をしている人こそ限界を迎えがち。
仕事中に心を押し殺す時間が長いので、自分らしさを失っている点に気づき、どんどん辛くなってしまうのです。
状態がひどいとオフの時意味もなく泣けてきたり、営業連絡さえままならなかったり、仕事に対して無感情になって何も感じないなど、気分が沈んだままに。
気分を持ち直すか、それともスパッと仕事をやめるかは本人の手にかかっています。
自分らしさを取り戻すために転職するのもアリ
お客様の前では別の自分を演じる商売なので、夜職は自分らしさを失いやすい仕事でもあります。心がすり減る、とはまさにこういった点も指すのでしょうね。
昼職に転職すればキャラクターを演じずに済みますし、嘘の数も減るでしょう。
これらがなくなると自然と自分らしさを取り戻せて、本来のあなた通りの毎日が送れるかもしれません。
今辛い状況にいるのなら無理やり打破するのではなく、落ち着いて自分と対話をしてみてください。冷静に考えられるようになってからその先の道を決めるのは、決して遅くありません。