業界卒業前、円満退職のすすめ
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜の世界では円満退職ができる人とそうでない人がハッキリと分かれます。どのお店に行っても気持ちよく送り出してもらえるキャストと、常に揉め事を起こしたり、正式に辞められない人の差はどこにあるのでしょうか。そして転職前に円満退職を勧める理由についても解説しちゃいます☆
夜の世界でも円満退職を心がけたいワケとは?
夜職はいつでも始められて好きな時に辞められるのが利点です。
キャバクラやクラブは原則として退店の一か月前の申告が基本なものの、飛ぼうと思えば今日にでも仕事から離れられるもの。
日給制の風俗なら勤務後にメールやLINEで退店報告→在籍から即削除。
たまに勤務中に仕事を辞めるケースさえ見られますから(笑)、離職に関してはイージーと言えます。
いつ何時でも職を捨てられる世界ですが、だからといって辞める際にゴタゴタが発生すると面倒ですよね。
終わり際が綺麗でないと気分も悪く、最悪の場合はグループ出禁など様々な弊害が起こる可能性も考えられるでしょう。
立つ鳥跡を濁さずといった言葉があるように、よほど職場が酷い環境でない限りは円満退職がベストです。
円満退職をしないと自分自身の気分が下がる
気持ちよく業界を卒業したい、これはどんなナイトワーカーも思っていることです。
終わり良ければ総て良しとは言いませんが、やっぱりシメが良ければすっきりとした気持ちになりますからね。
けれども円満に職場を離れられず、最後の最後でトラブルが発生。
お店側とケンカをしてドロドロ状態で辞めれば嫌な記憶としてあなたの中に残り続けてしまいます。
この場合、お店側が悪いこともあればキャスト側に問題が隠れていることも多いので、退店の際は綺麗に去っていけるよう心がけてください。
例えば「退店報告は必ず一か月前」を守らなかったり、残りの一か月勤怠がグダグダになって契約条件を破りまくったりすれば絶対にお店と揉めます。
ラストと思うと気が抜けて本来守るべきルールが守れず、最後に揉めるオチが非常に多いので気を付けましょう。
円満退職をしないと出戻った際に行き場を失う
せっかく昼職に転職をしたのなら夜職への出戻りは避けてほしいものです。
しかし、やむを得ない事情で再度夜を始めなきゃならない環境に陥る人もいます。
その時に円満退職をしなかったことがきっかけで
- 元居たお店に戻れない
- グループそのものを出禁になった
といった経歴があると、舞い戻った際にあなた自身の可能性が狭まってしまいます。
①の場合は別店舗を探せばいいのであまりダメージは大きくないのですが、②のケースは大手グループなほど厄介です。
系列ではないものの仲良くしている店舗があると、そこにまで噂が広がっていたり
下手すると「出禁リスト」のようなものが出回っていれば、その街で行けるお店がかなり限られるでしょう。
もしもの時を考えて行動できるのが立派な社会人。
「もう夜から離れるからいいや」といい加減な気持ちになるのではなく、最後まで大人として当たり前の行動をしてくださいね。
円満退職ができるナイトワーカーとそうでないナイトワーカーは何が違う?
どこへ行っても気持ちよく送り出してもらえるキャストさん。
反して常にトラブル続きか、気分の悪い思いをして退店するキャストさん。
この違いはどこにあるのかと言いますと、やはり「お店への感謝の気持ち」ではないでしょうか。
ブラックな職場ではなく普通のお店であればキャストを辞めさせないことや、給料未払いとはありません。
お店側に問題がないのに揉め、険悪になるのは女のコ側が良くない行動をしているのだと思います。
先ほども説明しましたが「もうやめるし」と思って気が抜けて、お店に対していい加減な態度を取るキャストさんの多いこと。
最後まできちんと駆け抜けていれば黒服さんたちは何も言いません。
ちょっぴり悲しい言い方ですが夜の人間たちは別れに慣れているので、人が抜けているのは仕方がないと割り切っているからです。
稼げたとしても成績が微妙だったとしても、在籍した以上お世話になった店舗であることは確か。
感謝の気持ちを忘れずにいれば常識を逸脱した行動や、適当でいいやといった考えは浮かばないでしょう。
繰り返す方ですが立つ鳥跡を濁さずです。
これから華々しいスタートを切るのなら、物事の終わりも綺麗にまとめてから次のステップへ向かってくださいね!