昼職経験ありのナイトワーカーこそ転職には気を付けたい
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆昼職経験があるナイトワーカーは転職に有利と思いがちですが、昼の世界を知っているからこそ難しい部分も見られるようです。昼職→夜職→再度昼職へ戻る際は、過去の失敗や避けたい職業や働き方などをしっかりと見直しましょう。
昼職経験があるナイトワーカーのメリット・デメリット
夜の世界に入る前に昼職をしていた女性は多く、今はお店の過半数以上が元昼職であると思います。
10代からバリバリの水商売タイプもいますが最近は夜職に憧れを持つ人が増えたため
昼の世界からあえてジョブチェンジする人口が多くなっているそう。
なので昼職転職希望者のほとんどがお昼に何らかの仕事をしていた、というのがここ数年の傾向ですね。
昼職未経験よりも経験者の方が転職に有利と思うナイトワーカーは多いのですが、全員がそうとは限らないもの。
昼職の期間や職種、資格の有無など経歴によりますから、場合によっては絶対に有利とは言えません。
かといって未経験より不利になることはありませんので、まずは彼女たちのメリットとデメリットを見ていきましょう。
昼職経験があるメリット①転職後のギャップに驚きづらい
昼の世界を知っていれば平均月収や社会のルールなどを心得ています。
ナイトワーク一本で生きていると最初は昼と夜のギャップに驚いてしまいがちですが
昼職経験があるとかつての世界に戻るだけなので、激しく驚くことはないでしょう。
全く知らない世界に飛び込むのとはわけが違いますからね。経験値があるのはリットと言えます。
昼職経験があるメリット②ビジネスマナーを一から勉強する必要がない
名刺交換の仕方、面接の受け方、会社来訪時の動き方など昼職経験がある人は、ビジネスマナーの基本を知っているハズ。
全てが完璧にこなせなくとも基本のキくらいは押さえているでしょうから、全くの無知ではないと思います。
夜職以外経験がないと名刺交換の仕方さえ分からない、なんてケースも普通。
前知識があれば自分自身も動きやすいためこれは大きな強みです。
昼職経験があるメリット③経歴や資格を活かせるかも
大企業に勤めた経験があったり、資格を活かした仕事をしていたり、技術を要する職業に就いていたり。
一度昼の世界を離れても過去の経歴やスキルの有無で、転職につまづきづらい人も多くいるのです。
昼職未経験で資格も学歴もなければ、どうしても転職先が限られてしまいがちです。
経歴や資格、スキルは可能性を広げるために欠かせない要素たち。
ゼロからではなくすでに何歩か進んだ状態でスタートできるので、運が良ければいい職場に巡り合える可能性も高いでしょう。
昼職経験があるデメリット①昼の世界を純粋な目で見られないかも
- 逃げるようにして昼職を辞めた過去がある
- 昼の世界特有の人間関係でトラブルに巻き込まれた
- 過去の昼職で高い給料をもらったことがない
- ブラック企業で働いていた
昼職にあまりいい思い出がない人からすると、再度就職の際に純粋な目で職場を見られません。
「次こそはいいところだといいな」とわずかな希望を持っていても、過去のイヤな思い出が浮上して斜に構えるパターンもよくあることです。
昼職未経験者はまっさらな気持ちで臨めるケースが多く、経験者はつい昔のデメリット面と比べがち。
警戒心が強すぎるとなかなか就職先が決まらないので、どの企業も全て同じではないことを頭に入れておきましょう。
昼職経験があるデメリット②超短期の退職なら未経験より印象が悪い可能性大
「昼職をしたことがある」と言えど、半年以内の勤務経験のみだと未経験より印象が悪い可能性があります。
長く勤めれば勤めるほどいいとは思いませんが、あまりに短すぎるのも問題です。
ブラック企業に当たった、パワハラやセクハラに遭ったなど相応の理由がなければ「続かない人」のレッテルを貼られがちに。
超短期の勤務履歴はほぼカウントされないに等しいか、マイナスの印象をつけられやすいので気を付けたいものですね。
昼職経験があるからこそ、前回の失敗をしないよう心がけよう
昼職が嫌で辞めるなど、何らかの失敗をしたことがあるのなら次回は繰り返さないように気を付けてください。
過去のトラウマはなかなか消えないもので、同じような事態に見舞われれば再度夜職へ出戻りしてしまうでしょう。
何のために昼の世界へ戻るのか、夜職を上がるのかを冷静になって考えてみてください。
特に理由がなかったり、以前の失敗を見直さないと昼と夜を行き来するどっちつかずな状態に陥ってしまいますよ。
昼職⇔夜職と中途半端なままズルズルと良くない流れを断ち切れない人は、残念ながら多いのです。
「納得のいく転職をして、もう出戻りしない!」と、強い意志を持った行動が大切。
経験を生かすも殺すもあなた次第ですからね。使った時間と労力を無駄にしないように!