昼職の試用期間って?クビになることはあるの?

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職にはない制度、試用期間。文字だけを見れば何となく意味が理解できると思いますが、多くの人が不安に思うのは無事に社員になれるのか?という点。試用期間中の流れやお給料面、採用と解雇について詳しく解説しちゃいます☆
昼職の試用期間ってナニ?
試用期間とは簡単に言えば定められた期間内であなたを社員として迎え入れるか、否かジャッジするといった制度です。
期間においては一カ月~半年など職場によって異なり、多くのところでは三カ月を目安に行われるでしょう。
面接や応募書類だけでは全てを見抜けないことから、実際の働きぶりを確認できるのが試用期間のメリットです。
会社としても不要な人物に人件費を払い続けたいとは思わないですし、社内の雰囲気にミスマッチな人はなるべく弾きたいもの。
それを見定める期間が「試用期間」ということなんですね。
ちなみに試用期間の制度は全企業に導入されているわけではありませんよ。
採用後すぐに社員として働ける場合や、契約社員を経て正社員登用するところも見られるため、会社によりけりなのです。
昼職の試用期間では何を見ているの?
試用期間とは夜職で例えるなら体入が長期間続いているのとほぼ同等です。
ただし、体入はあくまでお店見学。まだあなたは「お客さん状態」なのでお店の一員ではありません。
昼職の試用期間に関しては正式メンバーでないとしても、働く時間が長いのでお客さんとは違いますよね。
一日8時間きっちりと働くからこそ、上司たちはあなたの動き方や人間性、雰囲気をしっかりと見定めているのです。
必ず見られる仕事ぶり、資格や経歴に偽りがないかをチェック
ごくごく当たり前のことですが仕事ぶりをチェックしないわけにはいきません。
職場には働きに来ているので動きや物覚えが極端に悪いようでは困りますし、仕事の仕方が雑だったり
丁寧だけど一個の物を片付けるのに何倍もかかってしまえば、正社員として迎え入れるのは難しいでしょう。
過去の職歴や保持する資格、面接時に言っていた内容に偽りがないかもチェックします。
「パソコンが得意です」と言っていたはずなのに、実際はてんでダメなら嘘をついていたということになりますからね。
昼職でも夜職でも見られる勤怠
遅刻や欠勤がないかをチェックするのはどの世界でも共通しています。
いくら仕事ができても勤怠が悪い人間を認めてしまえば、他の人たちにも悪い影響を与えるでしょう。
だからこそ遅刻、欠勤にはみんな口が酸っぱくなるほど注意をするのです。
試用期間中こそ最も気の抜けない時間ですが、それでも勤怠が悪ければやる気がない、だらしないとみなされるハズ。
きちんと会社に行くなんて当たり前のことができない人は、企業として不要。
試用期間中だけきちんとこなし、あとになってダラけるのはダメですが、正式なメンバーでないからこそより気を付けましょう。
人間性や雰囲気はハズせないポイント
夜のお店にもカラーや特有の雰囲気があるように、昼の会社でも同じことが言えます。
体育会系の社風なら元気いっぱいでハツラツとしたタイプを欲していますし
インテリ系の社風ならワイワイ系が入ってくると、今まで作ってきた雰囲気が乱れてしまいます。
「この人はウチに合っているのか」は意外にも深く重視される部分です。
また人間性も見られ、社内の人々とうまくやれているのかというのもチェックポイント。
試用期間中に誰かとトラブルを起こせば採用からは遠のいてしまうかもしれません。
試用期間中のクビは有り得るのか?
昼職の試用期間で会社があなたを迎え入れることが難しいと判断した場合は、解雇を通達されます。
これは事実上のクビで、はっきりと「やめてほしいからクビです」とストレートに言われるのではなく
「〇月末で契約を終了したい」、「来月以降の延長はナシで」といった内容が伝えられるでしょう。
よって、試用期間中のクビは大いに有り得えるのです。
面接を突破して働けても、まだ正社員でない時に油断してはなりませんよ。
「これでようやく昼職ライフ突入だ♪」と浮かれて仕事や勤怠を疎かにすれば、試用期間中で打ち切られてしまうかもしれません。
面接をパスすれば大丈夫なのではなく、正式メンバーとして会社に入ってから勝負。
夜のお店も入店がゴールではないですよね。採用が決まってほっとする時間も必要ですが、程よい緊張感は忘れないようにしましょう。