日給一万円って高いの?安いの?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆突然ですがみなさんは「昼職の日給一万円」と聞いて低いと思いますか?それとも高いと思いますか?夜職では時給一万円が当たり前の世界だからこそ、感覚がズレるもの。昼の世界の金銭感覚を学びましょう☆
「日給一万円」労働量によって高いか安いかが決まる
日給一万円と数字だけを見れば、ナイトワーカーほぼ全員が安いと言うでしょう。
でも「3時間拘束で、ぼーっとしているだけでもお金が貰えます!」なら、昼職でも高い方では!?と思いますよね(笑)
あくまで上記は例え話ですからそんな仕事はありませんが・・・
労働量によって高い・安いの判断基準は異なりますから、一概に日給一万円が絶対に高い/安いといったことはないのです。
肉体労働や長時間拘束での日給一万円は安い
勤務時間内はずっと外仕事であり、肉体労働かつ長時間拘束の場合だと日給一万円は安いです。
引っ越し業者やとび職、配達などは基本的に給料が高く設定されているので、日給一万円~さらに下回るようではかなり低賃金と言えます。
アルバイトでも日給一万円を越える業種ですので、もし働く際に基準以下の給料を提示されたら注意しましょう。
技術不要、単純作業の仕事の日給一万円は高い
技術も何も要らず、単純作業(同じ動作を繰り返す作業)の7~8時間拘束なら、日給一万円以上は高い方です。
なぜなら軽作業は仕事内容が簡単な代わりに賃金が低いから。地方なら時給1000円以下もよくある話なので、日給でこれだけもらえるのはかなりいいでしょう。
ただ10時間以上の拘束だと決して高いとは言えず、平均的な相場になります。
日給一万円で生活可能か?を考えてみた
日給一万円計算で20日働いたとして、生活は可能なのでしょうか。恐らく多くのナイトワーカーが気になる部分だと思います。
夜職しか経験がないと昼の世界の引かれ物を知らないため、日給一万円×20日=給与20万円と勘違いしてしまいがち。
実際は手取りがどのくらいになるのかなど、詳しい部分を一緒にみていきましょう。
給与が20万円なら手取りは16~18万程度になる
夜職も厚生費10%など引かれ物があるように、昼職もその部分は同じです。
源泉徴収や住民税、厚生年金、社会保険などあらゆる税金が給与から引かれますので手取りは16~18万円くらいになるでしょう。
なので手取りで20万円以上もらいたいのなら、日給一万円では足りないということですね。
手取り20万だと額面(総支給額)ではだいたい25万円~ですから、日給13000円以上が絶対条件になります。
日給一万円だと一人暮らしは難しいかも
日給一万円で何の引かれ物もないなら一人暮らしは可能かもしれません。けれども自由にお金を遣いまくるのは難しいですから
手取りが20万円以下を切ると、さらに生活が厳しくなることは事実です。
あまり趣味もなく、美容代や娯楽費にお金がかからないタイプで家賃が格安なら十分に生活はできるでしょう。
でも、ナイトワーク出身で超絶倹約家&無趣味はかなり稀なケースだと思うので(苦笑)不可能に近いという結論になります。
実家暮らしや家賃・光熱費負担が一切ないようなら、日給一万円でも生活が苦しくならずに済むハズ。
今いる環境によって生活のしやすさは変わってきますので、一人暮らしの場合はもっと給与の高い職を見つけるべきですね。
日給一万円の昼職と夜職を掛け持ちするなら生活はできる
昼職一本だと生活が厳しい場合はWワークという手もあります。それなら一人暮らしでも問題はないでしょう。
昼職手取り17万×夜職週2勤務でも確実に月収20万円は超えますので、自由に使えるお金も増えます。
ただWワークは自分の時間と体力が奪われるので、何十年先も同じ生活を続けるのはきっと厳しいのでは?
どこかで昼職を変えるなどして工夫をしなければいつまでも日給一万円の悩みからは抜け出せません。
あくまで昼職と夜職の両立は期間限定と考え、いずれは昼一本の道を目指せるような将来設計は必要不可欠です。