敬語が使えないナイトワーカーは今すぐ直すべし
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職を長く続けていると誰に対してもタメ口をきくクセがついてしまう人が多いです。黒服、入ってきた後輩、お客様などなどどんな相手にも敬語を使えなくなると、昼職で大きなミスを犯してしまうかも。人との関わり方を間違えぬよう、発する言葉は絶対に気を付けましょう!
なんで敬語が使えない?その理由を暴いてみた
なぜ長年ナイトワークをしていると敬語が使えない人が増えるのでしょうか。
まさか私のこと!?と心当たりがある方は、今一度自分の行いを振り返りましょう。
敬語を使う必要性がないから
夜の世界はユルいので先輩キャスト以外にタメ口で接してもOKです。
実際に入店してしばらく慣れると、どんなキャストも黒服にはタメ口になりますよね。
仕事同士の関係でも、黒服の立場がいくら上でも敬語を使う必要が全くないですから
自然とみんなタメ口が当たり前となり、「です」「ます」調の話し方をしなくなっていくのです。
それにキャバクラやガールズバーでは接客時にかしこまりすぎるとカタさが出てしまうので
タメ口の方が親しみやすく、お客様との関係も縮まるので綺麗な敬語を使う必要がありません。
結果的に日常的に使う言葉がタメ口メインになると、しぜんとかしこまった喋り方が抜けていっていく・・・ということなんですね。
タメ口=親しみやすさと思っているから
接客時にタメ口だと親しみやすさが出るものの、お客様によっては不快感を覚えることも多いです。
でも、そこに気づかないナイトワーカーは初めましての時点でいきなりタメ語。
フランクに話すことが仲良しになれる第一歩と思ってしまうので、敬語という概念が薄れていくのでしょう。
タメ口=親しみやすさが時に大きな勘違いとなるのですが、敬語を全く使わないキャストからすれば気づきません。
敬語を使わなくても咎められる機会がないから
女の子が敬語を使わなくても怒られることはないでしょう。
クラブやラウンジなど大人の社交場といった夜のお店だとママに叱られますが
男性が娯楽目的で来ているようなお店だと、注意されませんからね。
それにお客様もよっぽどのことがない限り、女の子に対して注意をしません。
たまにグサッとくるような内容を言うフリーがいても、相当ひどくない限りはグッと堪えているハズ。
怒られないので大丈夫、と思っているキャストはいつまでもタメ口のクセが抜けないのです。
常にタメ口だとその癖が気づかぬ間に出てしまう
常にタメ口でいると、ちょっとした時にその癖が出てしまいます。
気を張っていればくだけた姿勢を取らないものの、一瞬のスキで「ですよね」が「だよね」と出てしまったり!
うっかりミスをやらかす危険性が高くなるので、気づいた時に「あ!」となりやすいのです。
私は大丈夫と思っていても、実際はどうなるかわかりません。
クセは無意識のうちに出るものですからね。口に出した頃には時すでに遅し……なんて怖いパターンも起きがちなので注意しましょう。
敬語が使えない人の解消法
敬語が使えないと印象が悪い他、大人としてのマナーを疑われるので人間性に問題があると思われがちに。
どんなにいい人でも言葉が乱れているだけで損をしますから、タメ口がクセづいているなら早急に治しましょう。
クセはすぐ抜けるものではないため、毎日の心掛けが必要不可欠。
ちょっとした積み重ね次第で解消されることを頭に入れて、注意深く行ってみて。
フリーに敬語を使う、基本接客を徹底
フリーの初めましてさんに敬語を使うのは常識中の常識ですが、慣れてくると気が緩んで誰にでもタメ口で接しがち。
どんな売れっ子さんでも初回の方には敬語を使うものですよ!基本接客を見直して失礼が内容にしてください。
タメ口と敬語を混ぜて距離を縮めるのは夜職あるあるですが、基本姿勢を絶対に崩してはなりません。
「え~そうなんだぁ」など一部のリアクションが失礼なことを理解する
話している時のリアクションとして「え~そうなんだぁ・・・」と独り言のように言う人がいます。
どんなにぽつりとした一言でも、昼の世界では「えっ、タメ口?」と捉えられてしまうので、「そうなんですね」と自然に言えるようにしないと×!
ちょっとした発言が相手の心に引っかかったり、あなたの印象を下げる出来事へと繋がってしまうので
タメ口を繰り返すことにより、自分が損をする可能性がどんどん高くなる点を覚えておいてください。
うん、うん、と相槌を打たない
話を聞いている時にありがちな「うん、うん」。これ、昼の世界でやったら超失礼です。
夜職だと「聞いていますよ」の合図かつ、くだけた感じで反応しますが「うん」を昼職で使うのはヤバいですね。
「うん」じゃなく「はい」。そこに「そうですね」などを付け加え、敬語を徹底してください。
転職後に同じことをすれば相手を怒らせるかもしれないですし、「あの会社の人は失礼だ!」なんて言われてしまうかも・・・。
最もやりがちな「うん」はナイトワーカーのクセ。気づかぬうちにやってしまいがちな人が多いので、気を付けて!