抜けないお姫様体質。ちやほやされたい人に昼職は向いていない?①
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職は完全実力主義。結果を残さない人間にはとても冷たいですが、それなりの数字を作れば評価される世界です。お店から必要とされれば少しの甘えも許され、気づくとお姫様体質になりがち。ちやほやされて普通、と思ってしまうと昼職への転職はかなり難しいと言えるでしょう・・・。
なぜナイトワーカーはお姫様体質になるのか
プライドが驚くほど高い人、私がルールだ!と言わんばかりに自由過ぎる行動が目立つ人
褒められないと分かりやすく拗ねる人、自分が一番でなければ気が済まず怒り露にする人・・・。
夜職をしていると世間一般ではしたらアウトな振る舞いも許されがちです。誰かを蹴落として自分が上に行ったり、褒められないと気が済まなくて機嫌を悪くしたり。
「ちょっとその行動子どもっぽすぎない?」と思っても、黒服や他のキャストは面と向かって注意できません。
お姫様体質なキャストは一店舗に必ず一人以上はおり、夜職バリバリの女性に多い傾向アリ。
なぜちやほやされないと納得いかないようになってしまうのか?理由を見ていきましょう。
夜の世界は女性>男性だから
夜の世界の従業員同士では女性>男性。黒服は働くキャストへ激しく怒り、注意することはまずありません。
なぜなら店内は女性が主役で、彼女たちがいなければ売り上げが立たないからです。
大事な商品をスタッフの手で逃すなんて絶対にあってはならないこと。
どんなに腹が立っても素行が悪くとも強く咎めないのが繁華街のルール。だからこそ不必要になれば当たり障りなく「干す」のです。
何も言われないのが最も恐ろしい部分ですが、そこをナイトワーカーは勘違いしがち。
特に注意がないから何をしてもOKと思い、行き過ぎた行動をした結果お姫様体質になってしまうのです。
褒められる基準が低いから
毎晩繁華街には色々な人間が出入りしています。学歴も過去も関係なく受け入れるのが夜の世界。
よって褒められる基準値が昼職に比べると低いと言えるでしょう。
社会人としてのルールが全くなっていない女性でも受け入れるのが夜職ですから
遅刻をしなくなっただけでエライ。当欠しないだけでエライ。もう「生きているだけでエライ」レベル(笑)
夜職は一般社会ではごくごく当たり前のことができない人が多いため、ちょっとしたことですぐにほ褒めてもらえます。
“褒めて伸ばす”のはいい教育方法だと思いますが、そこにあぐらをかいて調子に乗ってしまうナイトワーカーがたくさんいるのも事実。
冷静に考えれば超当たり前のことをしていたとしても、褒められすぎると感覚がマヒし
「褒められて当然」という困った思想に陥ってしまうのです・・・。
売れるたびに甘やかされる場面が増えるから
夜職は数字を上げた人間が偉いので、いい成績をおさめる度に甘やかされるシーンが増えていきます。
お客様はあなたのことを好きで指名しているため優しいのは当然。ちょっとのミスも許してくれるでしょう。
「あのコは売れているからね」となれば黒服も多少は目を瞑りますからね。
毎日カワイイと言われ、仕事をぶりを褒められれば誰もが調子に乗ってしまうもの!
自分は正しい、自分がルールだと思い込み、慣れてくれば甘やかされることに慣れます。
特別扱いが当然といった考えになればすっかりお姫様体質に。否定されること、注意を強く拒んでしまいがちなのも、悩ましい環境が理由なのです・・・。
承認欲求が満たされる、あるいは増長される仕事だから
多くの人から認められる=お給料になる仕事なので、もともと夜職は承認欲求が強い女性に向いている商売です。
でカワイイ、キレイと容姿を褒められ、多くの人から言い寄られるのがキャスト。
それをウザいと思う人も多いですが(笑)色々な男性からモテることによって気持ちが満たされるタイプも少なからずいますからね。
毎晩出勤してSNSを更新すれば承認欲求が満ち足りる、誰かからちやほやされるのが日常化すればお姫様体質になるのも無理はないでしょう。
また、自分が商品である夜職は元からある承認欲求が増長される可能性も高いです。
最初は10いいねで満足だったのが徐々に20,30でないと気が済まなくなり、欲張りになってしまうから。
否定されたり注意を受ける機会がなくなれば、人間は謙虚な気持ちを忘れていきます。
曲がった承認欲求と高い過ぎるプライド、自分への過信が全て合わされば「私はちやほやされて当然なので!」のような態度を取りがちになるのです・・・。