安定を求めて昼職に転職するナイトワーカーが増えた理由
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆昼職のイメージの一つ、「安定」。大きく稼げる可能性はあまり高くないけれども、固定給が入ってくるのは一部のナイトワーカーにとって大きな魅力かもしれません。安定を求めて昼職に移る女性が続々と増える理由について解説していきますね。
昼職は安定、夜職は不安定?
今の時代は全ての仕事に絶対的な安定感はありません。
少し前の概念なら終身雇用といって経営が傾かない限り失業は有り得なかったのですが、不況が続く今どの企業が倒れてもおかしくはないでしょう。
なので昼職=100%安泰とは限らないものの、夜職に比べると安定感はバツグンに良いです。
毎月収入の波があるナイトワーカーに比べ、昼の世界は固定給。
激しく下がることないのは、一部のキャストさんにとって魅力を覚えるのではないでしょうか?
夜職は時給は出れど早上がりや出勤調整もあり、仕事ができないと判断されれば最低限の生活さえ保障されないサバイバル社会。
そう考えると昼職は非常に安定的で収入が揺らがないため、収入のアップダウンが激しくなることはなくなるのです。
安定を求めて昼職に転職するナイトワーカーが増えた理由
「そろそろ年齢だから業界を上がりたい」「夜職に疲れてしまった」「稼げなくなったから限界を覚えて」
このような理由で転職に踏み切る女性は未だ健在ですが、中には売れている最中で転職する人々も増えています。
昼コレに相談へやってくる女性たちが口にする“安定”。
大きな波に乗ることをやめ、安定を求めるナイトワーカーが年々増えている理由は何なのでしょうか?
コロナの影響は大きい
きっと多くの人が想像すると思いますが、正にコロナウイルスの影響が大きく出ています。
あの出来事がなければ転職に対する考えや概念が変わらなかった、
あるいは転職に踏み切る勇気が出ず、将来のことを考えるきっかけも生まれなかった・・・と口にするナイトワーカー多数。
やはり明日働く場所がなくなるかも、というプレッシャーや危機感は繁華街で働く多くのキャストさんが感じたハズ。
収入の波について激しく影響を受けたり、夜職の不安定さを改めて思い知れば安定を求めたくなるのも無理はありません。
夜職人口が増えすぎたのも悩みのタネに?
夜職をする女性の数が今は多くなっているでしょう。
以前ほどダークなイメージがなく、有名キャバ嬢に憧れて業界入りする若者も増え、SNSを駆使して集客を狙うキャストも当たり前に。
どのお店の女の子もルックスがハイレベル、競争率が昔よりも遥かに上がっていることは事実です。
そうなれば生き抜く方法を考え工夫せねばなりません。
覚悟を決めれば稼げる時代が終わり、高時給のコとそうでないコが二極化しているため安定を求めたい人々が増えている可能性も考えられます。
将来まで見据える人々が今は多いのも理由の一つ
最近は将来のことまで見据えて夜の世界の扉を叩く女性も増えています。
夜の仕事を敢えて選び、人生設計をきちんとした上で働き、最終的には昼の世界へ・・・と
自分の中でステップを決めて、目標達成をしていく優秀なキャストさん多数。
「いずれは安定を求めたい」と最初から考えているため、いつまでも不安定な業界に身を置こうと思っていないのです。
そうなれば時期が来て昼職へ移るのは当然のこと。
先々のことまで考えている人からすると、夜職はあくまで通過点の一つでしかないのでしょう。
安定を求めたいと思ったときに気を付けたいこと
冒頭でも軽く説明しましたが、昼職は確かに安定的です。でも絶対ではありません。
業績不振で会社が倒産する恐れもゼロではありませんし、経営が苦しく別の企業に吸収されるのも珍しくはない話。
100%の安定を求めても必ず希望が通るとは限らない点は、常に頭の隅に置いておくべきです。
ただ、そうはいっても夜職に比べると安定感は得られるので「今月稼げなかったらどうしよう」などのプレッシャーはゼロ。
余計な不安を抱えすぎずに済むのも、昼職に転職するメリットと言えるでしょう。
どの世界も100%の安定がないことを分かった上で動いてください。
果たして今の自分に安定が必要なのか?絶対的な安定がない中でどう行動するのか?
までセットで考えられると将来設計もしやすく、自分がどう出るのが正解なのも見出せるはずです。