会社で診断書の提出を求められる←仮病だと疑われているのか心配です
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆欠勤が続いた時ややむを得ず長期休暇をもらった時、休職を申し出た時などに会社は診断書の提出を求めることがあります。ただ数日休んだだけですぐ「診断書!」と言われると、仮病を疑われているみたいでイヤですよね。何の意図があって診断書が必要なのかを解説していきますよ☆
そもそも社員に診断書の提出義務はない
実のところ、病院の診断書の提出を義務付けることは法律上できません。
例え口うるさく提出要請を何度受けたとしても、義務ではないので拒否も可能なのです。
診断書の発行も無料ではなく、お金がかかりますからね。通院するたびに発行を求められたら出費がかさんで大変です。
なので多くの企業ではよほどのことがない限り、頻繁な診断書の提出を要請するケースは滅多にないでしょう。
ただ拒否できるといえど、社内規則のうちの一つに「休職時などに診断書が必要になる」のような項目があればそれに背き続けるのは不可能です。
仮に断れたとしても社内に居づらくなるか、稀に就業違反で罰則が下されるケースも見られるので注意してください。
なぜ診断書の提出を求めるのか
義務付けられないのにも関わらず、なぜ会社は診断書の提出を社員へ求めるのでしょうか。
意味もなく提出しろ!と言っていることは極めて稀で、そのだいたいがきちんと理由付けされているものなのです。
欠勤続きの場合、本人の容態を確かめるため
一日や二日程度の病欠で診断書を出せ!なんて会社はほぼありません。
ただ欠勤が続いた場合、長期休暇となった場合だと本人の健康状態や現状を確かめるために、提出を言い渡される場合があります。
仮病と疑われているみたいでいい気分はしませんが、実際にウソをついてずる休みする社会人も少なからずいますからね。
だからこそウソでないことを証明するべく、診断書が必須となるということでしょう。
本当に体調が悪く、今後も欠勤が続きそうなくらい業務に支障をきたしていることがわかったら企業としても問題を放っておけません。
休職の相談をしたり、入院の必要性はあるのかなど面談の資料として診断書が必要になることも多いのです。
休職願いが出ているのなら現状を把握しなければならないから
メンタル不調や表には見えない病気などで社員から休職願いが出た際、会社はすぐに承認することができません。
まずは一度現状を把握し、休職の理由を該当者に聞くときに診断書が必要になるのです。
内容を見て休職の期間を考えたりするのに重要な診断書。
これを基に今後どうするかを決めていくため、その時に必要不可欠な資料になると言えましょう。
就業規則で決まっているから
就業規則も会社によって色々ありますが、ルールはルールなので決められた内容に該当する場合は何が何でも提出を求めなければなりません。
休職や長期休暇、長期にわたる欠勤続きなど大きな問題でない限りは「形だけの提出」となることも少なくはないとか。
人事部も社員を疑って診断書の提出を要請するのではなく、判断&確認材料の一つとして書類がほしいだけ。
提出を求められたからといって必ずしもずる休みや嘘を疑われているわけではないので安心してくださいね(笑)
こんな場合は要注意!診断書の提出義務によりブラック企業かの判断を
- 大したことではないのに、診断書の提出を求められる
- 1日欠勤しただけで診断書を出せと強く言われた
- 欠勤の際診断書がないと認められない
など、何が何でも診断書!診断書!と口うるさい企業には注意した方がいいかもしれません。
なぜなぜ本来は提出義務を課せられないものなのに、出すことがさも当たり前かのようにふるまう会社はブラック企業の可能性が高いからです。
少しの風邪や軽い体調不良で二日、三日休むのは決して珍しくないこと。
それなのに毎回ずる休みを疑って診断書の提出を求めるなんて、おかしな話だとおもいませんか?
先ほども説明しましたが診断書もタダで発行できるものではないですよね。
社員に内科医負担がかかるにも関わらず、その点をお構いなしで提出義務を課せるのもワンマンさが拭えません。このような会社は独自のルールが多く、融通がきかない傾向が強いです。
体調不良を起こすたびに「診断書出してください」としょっちゅう言う企業は高確率でクロ。
夜のお店のように理不尽なルールが定められていたり、時に欠勤に関する罰則や厳しい規則が設定されている可能性が高いので気を付けてください。