ベンチャー企業に転職するメリットデメリット
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆ベンチャー企業という言葉を聞いたことはありますか?名称は知っていても、その内容がイマイチ理解できていない人もいるでしょう。今転職の案内でベンチャーを選ぶか悩んでいるナイトワーカー、必見です!
そもそもベンチャー企業ってナニ?
ベンチャー企業という言葉を聞いたことがあってもハッキリと定義が分かっておらず、うまく説明できない人も多いでしょう。
分かりやすく言うとベンチャーとは大手企業が行っていないであろう考えや方法を駆使して、全く新しいサービスや技術、ビジネスをを提供する企業です。
そう言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、ちょっと前の日本ならブログSNSやライブコマース、配信でビジネスが成り立つと思われていなかったですよね。
ソシャゲやフリマアプリもそうです。なので、そのあたりのサービスを取り扱う企業や、さらに新しいものを提供・開発する会社は全てベンチャーと呼ばれます。
ベンチャー企業の具体例を調べてみるとよく分かるかと思いますが、みなさんの知っている社名もいくつか挙がっているはずです。
ベンチャー企業とスタートアップ企業は違う
よく一緒にされがちなこの2つですが、実は意味が異なります。
ベンチャー・・・既存のビジネスモデルをベースとして新しく技術やサービスを作り出すもの。
スタートアップ・・・誰もまだやっていない全く新しい事業を立ち上げる企業。ベンチャー企業の中の一種でもある。
スタートアップはアイディアが斬新かつ短期間での大きな成長を見込むことから、スピード感が重視されやすいもの。
どちらにも共通しているのは中小企業であり、大手に比べると社員数が少なく設立間もない会社という点です。
ベンチャー企業の特徴
基本的にベンチャーは社員の平均年齢が低く、人数もあまり多くはないため「中小企業」にあたります。
大手企業にはない柔軟さを取り入れるところも多いので全く新しい社風や、今までにない独自のルールを導入するケースも。
挑戦する事業内容も新しいため、会社作りにも変化を起こすことに力を入れています。
なので大企業に比べると風通しが良く、若さゆえの斬新なアイデアややり方が特徴といえるでしょう。
ベンチャー企業に転職するメリットデメリット
数が増えているベンチャー企業ですが、当然ながら就職のメリット・デメリットは存在します。
必ずしも大企業がいいとも限りませんが、ベンチャーがゼッタイとも言えません。
転職を考えている勤め先がベンチャーの場合は、利点や問題をよく考えてから書類を送るといいでしょう。
ベンチャー企業に転職するメリット①風通しが良い
平均年齢が低く、社員数もそう多くないため基本的に風通しが良いです。
意見が通りやすく、末端の声にも耳を傾けてくれることがほとんどですから働きやすいでしょう。
また男女平等を強く意識するため、昔ながらの「女性はお茶くみ」のような古臭い風習も取り払っています。
大企業に比べると風通しの良さはピカイチとも言えますね。
ベンチャー企業に転職するメリット②意思決定のスピードが早い
大手企業は何度も議会に通してから出ないと決定できないため、意思決定に相当な時間を要します。
けれどもベンチャー企業は人数が少なく、上層部が何層に分かれていて・・・ということはないですから
新たな意見が出て決定までの速度がとっても早いんです。
意思決定があまりにも遅いと社員のモチベーションが下がるので、スピード感があるのは業務において大切なこと。
少しの間が利益やビジネスにおいて多大な支障をきたす可能性があるからこそ、ベンチャーは素早さを強く意識しています。
ベンチャー企業に転職するメリット③評価における年齢や勤続年数は関係ない
評価に勤続年数や年齢が関わってくると、どんなに仕事ができても若手だから・・・と数年間のガマンを強いられることがあります。
でもベンチャーならそこは関係なし。仕事ができて人望が厚ければトントンと上に上がりやすいので、熱量高く働けるでしょう。
若くして幹部に昇格も十分にあり得る話で、そうすれば給与アップも狙えます。
ベンチャー企業に転職するデメリット①安定性が低い
大手企業に比べれば経営の安定性は低いです。
特に斬新な業務内容だとイチかバチかというところもありますから、ちょっとしたことで上がりも下がりもするのです。
急な経営不振に陥り、急に倒産や吸収の話が出る可能性が考えられるのもベンチャーのデメリットと言えましょう。
ベンチャー企業に転職するデメリット②給与、教育体制が整っていないことも
まだ始まったばかりだったり、安定して時間がそこまで経っていないと給与や教育体制が整っていないことも多いです。
コロコロルールや指導者が変わるケースも少なくはなく、人手不足だと「デキる人」に業務が集中するなど
諸々のバランスが取れていないまま仕事だけが増えていく問題が起きがちに。
マニュアル化されている大手と異なり、手探り状態のベンチャーは体制そのものが“今後に期待”になりやすいのです。
ベンチャー企業に転職するデメリット③経営者の考えがモロにあらわれる職場
小さな会社なので経営者の考えや在り方が職場、社風にモロに出てしまいます。これは良かったり、悪かったりですね。
合う人は合うけれど、合わない人はトコトン合わない・・・といったところでしょうか。
なので続く人・すぐに辞める人と差がはっきり現れがちです。
経営者のクセが強いと離職者が増え、常に人員不足で安定しないので問題が起きやすいでしょう。