ナイトワーカー特有のクセ、残念ながらすぐには抜けません
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職をしていると、どうしても業界特有のクセがつきます。残念ながら一度夜の世界を経験するとこの“クセ”が完全に抜け切ることはありません。うまく自分の過去と付き合っていきながら新たな生活を始めることが大切です。
ナイトワーカーをしているとつく、業界特有のクセとは
夜職は究極の接客業。気配り、目配りを徹底し相手が欲しがっているものを察して行動をします。
空気を読む力が一般の人よりも遥かに優れるため、様々な部分で業界特有のクセがつくのは仕方がないことでしょう。
多くのナイトワーカーが現役の最中は気づかない部分ですが、昼職へ転職して「アレ?」となるパターン多し。
実際にどんなクセがついていくのかを一緒にみていきましょう。
相手の仕草をよく観察するクセ
お客様が一体何を考えているのか?心の内全てを読むことはできずとも、売れっ子キャストはある程度察せます。
仕事ができる人は相手の仕草、視線、顔つきで判断でき、それが大きく反れることはありません。
「そこまで見ているの!?」と驚いてしまうほど細やかな部分を観察している人もいます。
昼職さんと比べると確認するポイントが細かく非常に注意深いのですが、本人も無意識のうちに行っているパターンがほとんど。
転職後、「意外と一般の人って見ている部分が大雑把なだな」と感じたら、あなたは業界特有のクセがついているということです。
ただ悪いクセではなく、相手を見極めるに役立つスキルですから身につけていて悪いことはまずありません。
スルースキルが異様に高いクセ
夜職を始めたての頃は何もかもが新鮮で、世間一般でいうところの「ヤバイ人」「ヤバイ環境」に毎回驚いていたことでしょう。
仕事歴が長くなってくる想像を上回るほど、色々な人と出会い、想像もつかぬ場面に出くわすことも。
そんな時、いちいち気にしすぎていたら身が持ちません。気づくとナイトワーカーはスルースキルが高くなっているのです。
物事や人に対する耐性ができ、本当にヤバイ人は近寄らない・関わらないなど自衛能力がアップするのも事実。
昼職さんに比べると気持ちの切り替えも上手なことが多いため、自然とスルーできるようになるのですね。
しっかりと相手の目を見て相槌、話を聞くクセ
会話をする上で超当たり前なことに思えますが、ナイトワーカーは分かりやすく「聞いているよ」と表現した方が良いので
しっかりと相槌を打って相手のじっと目を見るクセが知らず知らずのうちについています。
本人はあまり気づいていませんが、ナイトワーク未経験の方だとこのクセはかなり分かりやすいそう。
昼職でも相手の目を見て会話をするのは当たり前なことであるものの、夜職ほどのリアクションは必要がないからです。
もちろんこのクセは悪いものではありません。
ただあまりに目を見つめすぎたり、オーバーに首を縦にふると“夜っぽさ”が出てしまうので気を付けましょう。
昼の世界ではリアクションを3割減にするくらいの気持ちでいると、ちょうど良いですよ。
すぐには抜けない業界のクセ、無理をして解消する必要は全くなし!
業界独特のクセをすぐに抜くのは難しいですし、歴が長ければ長いほど抜け切るのは難しいと思います。
意識してやめようと思っていてもポロッと出てしまうことが多いので、無理をして解消をする必要はありません。
金銭感覚やキャスト特有の女王様っぷりは改善しなければなりませんが(笑)悪癖と言えない部分をわざわざ解消しなくてもいいでしょう。
接客で身につけた気配りや会話術、他人を見極める目はどの世界で生きるにしろ、持っておきたいスキルです。
それを自らの手で潰すのではなく、大切に取っておけばあなたの魅力が昼の世界でも発揮されますよ!
“業界のクセ”は時に有効活用すれば、素晴らしい方向へと向かいます。
どうか夜職をしていた過去を恥じずに、伸ばせるところはどんどん伸ばして活用していくと未来も明るいハズです。