ナイトワーカーが昼職への転職を躊躇する理由①
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職歴が長いと昼職への転職に抵抗感を覚えるのは、もはやナイトワーカーあるあるです。けれどもお金だけの理由だけではなく、人間関係や将来性を考慮して「昼職はちょっと」と難色を示す方も増えているのだとか。繁華街のリアルな昼職に対する意見を解説します☆
ナイトワーカーはなぜ、昼職への転職を躊躇するのか
多くの人が夜職を始める理由はズバリお金です。誰もが最初はお金持ちになりたいと思うからこそ、繁華街へ飛び込むもの。
「お金が欲しい」以外に有名になりたいとか、若いうちしか経験できないことをしたいとか、付加的な理由はを持っているかと思いますが
“高収入”が前提にあるのは確かでしょう。金銭面を度外視して夜職を始めるコはまずいません。
なので昼職に移りたくない理由の多くが経済的な部分なのですが、最近のナイトワーカーはそこだけを見ていないそう。
お金が欲しいのは確かですが「お金が全て」でもない人が増えているからこそ、考え方に変化が起きているのです。
ナイトワーカーたちが昼職に転職するのをためらう理由
実際に繁華街で働くキャストさんに聞いたところ、昼職に転職したくない理由は本当に様々でした。
もちろん圧倒的に多いのはやはり収入的な話でしたが、それ以外にも「なるほど」と思うような意見も出てきたため多かった理由10個を紹介します。
①給料が低い
誰もが口にするの「昼職は給料が低い」。こればっかりは夜職に比べると、勝てるものではありませんね。
モチロン自分で事業を立ち上げる、大手企業に就職するなど“長い目で見れば”夜よりも稼げる可能性が考えられるでしょう。
ただスタートは確実に低い部分から始まりますので、キャバクラのように一か月目からミラクルが起きるなんて奇跡はナシ。
お金を稼ぐまでに時間が掛かるか、生涯バーンと稼げないまま終わること危惧するからこそ転職をためらうのです。
②好きにシフトを組めない
昼職は基本平日週5日連勤が普通ですし、シフト制の仕事でも自由出勤は認められません。
今週はフルで頑張りたいけど来週は週3日にしたい・・・というのはアルバイト以外無理なので、だから就職したくないという声も多かったですね。
好きな時に出て、好きな時に休む。出勤の自由さを優先したい人にとって制限があるのはつらいことでしょう。
③朝が早い
お寝坊さんは朝がとにかくニガテ。毎日9時出勤などムリムリ!といった感じで、夜型生活を送りたいから夜職を始めた人もいました。
フレックス制度ならゆっくりめの出勤、夜勤の仕事なら昼夜逆転のままでも問題ありませんが・・・。
毎日決まった時間に起きることさえままならないタイプだと、就職したくない気持ちが強まるのでしょうね。
④人間関係が面倒くさい
コロコロと人が入れ替わる夜職とは違い、昼職は一定の期間固定のメンバーで仕事が進みます。
なので相容れない人やバチバチな人、いじわるな人、雰囲気を悪くする人や社内の空気が良くないと、人間関係がドロドロしがち。
またどんなにいい会社でも人と関わるのが苦手な女性もいるでしょう。
夜の世界だと関わりたくない人は自分からバサバサ切ってOKですし、最近はキャスト同士がバッチバチ&ドロドロしているなんて稀な話。
人間関係でさえ自由自在にできる夜の世界が心地よいと思えば、昼の世界が面倒と思いやすいカモ・・・。
⑤年功序列など古臭い制度が未だに残っている
昔ながらの企業に入社すると年功序列の制度は未だに残っており、在籍年数で給与が決まるなどナイトワーカーにとっては耐えられない環境かもしれません。
夜の世界は年齢などあくまで目安でしかないですからね。サバ読みも多いので(苦笑)キャリアや年の数ではなくとりあえず売り上げを立てられればエライのです。
だから歳が何だ、在籍歴が何だ、と言われれば「え?」となるのはちょっぴり仕方のないところ。
ただ昼職は歴や歳をやたらと気にしがち。
完全実力社会で生きているとそこを度外視しやすくなるため、年功序列が理解できないのも無理はありません。
後半は昼職に抵抗感を覚える人に向けたメッセージもご紹介
後半は残りの理由5個、そして昼職に抵抗感があるナイトワーカーへのメッセージもご紹介。
いくら昼職がイヤだといっても夜の世界の生き残りがアヤしい人や、体力・体調的に上がらざるを得ない人などはいつか繁華街を抜けなければならないですからね。
その時に考え方やマインドがTHE夜職のままでは苦労をするので、卒業に向けて頭を柔らかくしなければならないでしょう。
今昼職への転職を少しは意識し始めているのなら、将来について考えるいいチャンスかもしれませんよ!