せっかく転職しても夜職に出戻りする人が多い理由とは?

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆晴れて昼の道を歩き出したにも関わらず、繁華街に出戻りする人の数は想像以上に多いもの。なぜ再度夜職を選ぶのか、真の理由について迫ります☆
昼職に転職した元ナイトワーカーが出戻る率は〇%
なるべく出戻りはしたくないと誰もが思うものの、実際に「“逆”転職」する人たちは結構多いんです!
100人いれば30~40人くらいはまたキャストの道を選択するので、出戻りは3割~4割の確率で発生するのだとか。
3,4割というと意外と大きい数字ですよね。
半分とまではいかなくとも一定数戻ってしまうということは、それだけ夜職に魅力を覚えている人口が少なくないのでしょう。
残念ながら昼コレを経由して転職に成功した女性たちも、夜職に戻ってしまったケースがあります。
一度決心したからこそ昼の道で頑張ってほしいのですが、思った通りの道に進めない層がいるのが事実です。
なぜ転職に成功しても夜職に出戻ってしまうのか
昼職に転職するまでの過程は決してラクなものではないでしょう。
時間と労力がかかりますし、何社も不採用通知をもらい、苦戦を強いられた人もいるからです。
苦労をしたのにも関わらず夜職に出戻ってしまう理由は、どこにあるのでしょうか。
実際に繁華街への逆転職をした人たちに話を聞くと、多くの人がお金・やりがい・生活リズムが関係していると言いました。
①お給料の高さをどうしても比べてしまったから
昼職に転職すれば月収が下がるのは誰もが承知の上ですが、いざ給料が振り込まれてガッカリする人たちは多いのです。
頭では理解しているものの、いざ明細を見て「え、このくらいしかもらえないの?」と驚くのも、元ナイトワーカーあるある。
かつての給料を思い出したり、Wワーク先でお給料をもらってつい効率や時給を考えてしまったり。
色々と考えているうちに夜職のメリットが大きく感じ、出戻りを決めるのでしょう。
お金の面だけで言えば確かに夜の世界は魅力でいっぱいですからね。
②夜の世界の方がやりがいがあるから
夜職は相当なストレスが大きい仕事ですがその分やりがいがあります。
頑張った分だけお給料に繋がり、指名が取れた時や大きな売り上げを立てた時はアドレナリン全開になりますよね(笑)
キャスト同士競い合うのもいい刺激になると感じる人からすれば、昼職は少し面白みがないかもしれません。
人気商売の楽しさを再確認するからこそ、キャストとして働くことが恋しく思えるのです。
③朝起きれない、昼起きていられないなど生活リズムが戻せなかったから
仕事内容やお給料に関しては問題がなくとも、生活リズムの点で挫折する人もいます。
どう頑張っても朝起きるのがツラすぎる、昼間眠くて仕方がないから仕事の能率が上がらない。
遅刻が目立っていて早々に注意を受けた、休みの日は延々と深夜まで起きている→月曜日がムリなどなど。
長年昼夜逆転生活をしていると、なかなか昼型に戻せない気持ちはよーく分かります。
一度脱却すれば通常の社会人に合わせた毎日を送れるのですが、どうしてもダメ・・・という人は夜職に出戻りがちです。
④服装や髪型の縛りが絶えられなかったから
最近は服装・髪型自由の職場も増えていますが、基本的に一般企業というのはスーツやオフィスカジュアルに加え、派手過ぎない髪色やネイルが基本。
今まで金髪やロングスカルプ、派手な色の服やミニスカート、ショート丈のトップスが普通だった人からすると服装の縛りがしんどいでしょう。
派手好きさんは身なり自由の職場を選ぶべきだとは思うものの、全員が希望通りの会社に入れるとは限りません。
最初の時点でまぁいいか妥協し、後々になってから「やっぱりイヤかも」と思い出戻るパターンですね。
⑤夜職の刺激が忘れられなくて
なんだかんだ言いつつ、夜職の刺激が忘れられない人たちも多いです。
辛いこともたくさんありますが煌びやかな世界ですからね。夜職でしか味わえない醍醐味を知ってしまうと、昼職を物足りなく感じるのかもしれません。
出戻りは推奨できない!昼職を始める前によく考えるべし
繁華街に戻る人口は多いのですが、昼コレでは相当な理由がない限り夜職の出戻りを推奨していません。
出戻ってそのまま定着すれば良いのですが、売り上げが下がった時やスランプに陥った時、強いストレスを覚えた時はまた転職のことを考え始めてしまいます。
一度出戻ると何度も同じことを繰り返しやすくなりどっちつかずの状態に陥る可能性が高いので、業界を抜ける前によーく考えてから行動してください。
昼職と夜職、自分の中ではどっちのメリットが大きいだろうか?
その点をじっくりと考え、結論を出してからどうするかを決めましょう。
年齢や時期の問題で決断が早ければ早いほどいいケースもありますが、全員に適用できる話ではないのでご注意を。
スピード感が必要な時とそうでない時があるのでケースバイケース。あなたの人生と将来は、あなた自身がカギを握っているのです。