Q.メンタル不調があるけど昼職をしたい、できますか?→答えは・・・②
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆うつ病、躁うつ病、パニック障害など他人に言いづらい病気を抱える女性は多くいます。決して恥ずかしいことではないため後ろめたく思う必要はありません。ただ転職を考えた時に気を付けたいポイントを頭に入れながら行動を始めていきましょうね。
昼職に転職したいなら、メンタルに影響を及ぼす原因をまずは探ろう
昼職への転職を考えた時、一度振り返ってほしいのはあなたのメンタルに支障をきたした原因についてです。
この原因によって今動くべきか、そうでないのか?などを冷静に分析できるもの。
夜職によって発生したのか、それとも・・・など理由は個人によって異なります。
全員が同じ動き方をすればいいということはまずありませんから、焦って考えずに一度落ち着いてくださいね。
ナイトワークによって発症したのなら業界を離れることを視野に入れて
夜職をしているとうつ病などの発症率が高くなります。
毎日いろいろな人と出会い別れ、時に傷つけられることも多いでしょう。
夜の世界って本当に刹那的ですよね。昼職では曲がり通らないことも平気でパスしてしまうのですから
心が繊細だと激しく傷ついてしまうのは当然のことです。
長年ナイトワークをしている女性は「メンタルが強くなった」と言いますが、もしかするとそれは“麻痺”なのかもしれませんよね。
夜働くことによって病状が悪化する、夜の世界に行ってから病気を患った場合は思い切って辞めるのも手でしょう。
原因を取り除かなければ一向に解決しませんし、渦中にいれば悪化するのは当然のことです。
もちろん今すぐ退店する覚悟は多くの人が難しいと思います。金銭的な事情もあるでしょう。
しかし、病気を抱えたまま長く繁華街にいればいるほど負のループからは抜け出せません。
どんどん悪化すれば、夜職に対する嫌悪感を抱えながら脱出できない状態にハマってしまう可能性が。
そうなればもう出口が見つからないですよね。最悪の事態を防ぐためにもどこかで方向転換をしていけるようにしたいものです。
以前よりメンタル不調がある方は慎重に転職を
学生時代から醜形恐怖症で過食嘔吐に走り鬱になるなど、思春期から心のバランスが取れなかったケースも多いです。
それが理由で昼職がうまくいかず夜の扉を叩いた女性もいるでしょう。
10代の頃からの不調を今すぐ治すのはとても難しいため、気持ちや感情の波の差、現在の状態を見ながら転職を決めていくと◎。
誰でも波はありますが差によっては違いが見られますので、あまりにアップダウンが激しい場合は一度様子見を。
浮き沈みがそう大きくないのであれば転職活動をユルめに進めてみるなど、方法はいくらでもありますよ!
波が激しいタイプにも平凡な日常がつまらなく感じたり、あるいは臨機応変がニガテな人など本当に様々です。
自分の気持ちや性格、沈んた時にどうなるか?を冷静な時に振り返り、合っている仕事を見つけていくのがいいでしょう。
メンタル不調の時の転職は一旦「様子見」が一番いい
心の病は甘えではありません。なぜなら「病」なのですからしっかり病気と向き合っていくことが大切です。
その中でも解決策を見出したり現状を少しでも改善できるようになることが、一番の目的ではないでしょうか。
精神疾患においてのゴールは完治ではなく「どう付き合っていくか」。
ケガや風邪とは違いますからね。完治の基準も判断が難しいため、本人が良くなったと思っても実際はそうでないこともたくさんあります。
なので働きつつも様子を見ながら今後の人生を決めていくことをおすすめします。
全く働けない場合は無理に動かないで大丈夫。ゆっくりと休むことを優先してください。
仮に昼職へ転職したい気持ちが強まっても一時的なものである可能性がないとは言い切れません。
衝動的に行動すること、そして決断を下すことが何よりも怖いためメンタル不調の自覚がある方は特に注意しましょう。