Q.「元夜職から占い師になりたい!可能ですか?」→答えは・・・
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆「会社員になるのは嫌」「歩合給のお仕事がしたい」「少し変わった職業はないかな?」とのことで、業界卒業後に占い師を目指す女性がいました。占い、となると少々非現実的にも思えますが、実際仕事として成り立つのでしょうか?詳しく解説していきますね。
元水商売でも占い師にはなれる
結論から申し上げますと、過去にどんな仕事をしていても占い師にはなれます。
むしろ占いの先生は18歳からこの世界一筋!という方の方が少なく、様々な職業を経験されている方が圧倒的に多いもの。
人へのアドバイスや話し方、寄り添い方などもリピートの秘訣となりますから
人生経験の豊富さが求められるでしょう。
ただ占った結果が鋭いだけではなく、会話の持っていき方や話しやすい雰囲気作りといった
接客をする上で大切なこと、自分らしい方法をセルフプロデュースする能力が問われます。
正直なことを言うと「おもてなしや会話」について、元ナイトワーカーは長けているため向いている仕事ではありますね。
夜の街にいた人間は不謹慎だからスピリチュアルの世界へは行けない、そんなことはまずないので安心してください。
占い師にはなれる、問題は継続力
誰かの弟子になるのか、それともスクールや講座に通うのかはわかりませんが
占い師を目指す方法はこの世にたくさんあるため、まずはしっかりと勉強をすることが大切です。
独学で学び、そこから実践を積んでプロデビューするのが最近の一般的な流れ。
つまり「占い師になれない」ことはないと言えるでしょう。
悩ましいのはいざデビューした後なので、今すぐ光が掴めそうでも油断してはなりません。
占い師になった後、食べていくのが大変?
占い師になれたとしても鑑定の依頼がなければ大きく稼ぐことはできません。
基本的には個人事業主にあたるため、どんな大手の館に所属していてもお客様からの予約がなければ手取りはゼロ。
多くのお店が完全歩合制で固定給が用意されていることは滅多にないからです。
飛び込み指名や足繁く通うリピーターを作るためには、鋭い鑑定ではなく接客の姿勢が問われるでしょう。
これは夜の世界と全く似ている部分ですね。お客様の心を掴み、再来店へと繋げることでようやくお給料が安定するからです。
大手占い館に所属すれば新人期間は注目されやすくなりますが
結果を伴わなければみんな一度きりで終わってしまう、とてもシビアな世界。
今はメール・LINE鑑定、電話鑑定もありますがこちらも数が多すぎるために
「あなたらしさ」と占い面でキラリと光る個性がイマイチだと、せっかくの個人事業主である旨味がないでしょう。
入れても、長く続けるのが難しいポイントは夜の世界と何ら変わりないのです。
売れっ子占い師になれば昼職の初任給は余裕で超える
毎日のように指名が途切れず、受付開始直後に満員御礼になるような占い師になれれば
あっという間に昼職の初任給を超える以上のお金が手に入ります。
給料システムはお店によって異なりますが、お客様からもらう金額の50%が手取りということも多いので
1時間7500円鑑定ならその半分、3,750円があなたのお給料ということ。
ちょっとしたローカルのキャバクラよりもらえると考えれば、昼職の中では高いお給料だと思いませんか?
勤務時間も週5日8時間~10時間と待機し、満員御礼になれば日給3万以上も夢ではないでしょう。
どの世界も爆発的に売れる人は一握りかもしれませんが、夜職と接客ポイントは似ていますので
元水商売の方だとトークや雰囲気作りが得意なはず。
そこで実力さえ伴えば、昼の世界で占い師として活躍できるかもしれませんよ。
夜職から占い師を目指したい人は人生経験を積むべし
ナイトワーカーは人生経験が豊富な人が多いものの、夜の世界しか見えていないと視野が狭い可能性があります。
主観が強い占い師は幅広い悩み相談を聞くのがニガテになりますし
独自の視点でものを見てしまうと、それが占い結果へ現れてしまうので賛否両論な結果になってしまうかも。
なのでどんな話を聞いてもしっかりと受け止め、適したアドバイスを提案できるよう
広い世界を余すところなく見るようなクセをつけていきましょう。
お客さんの中には占いというよりも、人生相談にお金を払っているような人もいます。
でも、友人や家族、そしてカウンセラーには話してもな・・・という内容だからこそ、占い師を頼るのです。
(ある意味占い師はカウンセラーでも友達でもない、最も中立的な立場なのかもしれないですね。)
誰が来ても拒まずウェルカムな姿勢が瞬時に取れるのか?
占い師を目指す上ではとても重要なポイントなので、デビュー前に心得ておくといいでしょう。