18歳から夜職、今は20代前半。いまさら他の仕事ってできるのかな?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆18歳から夜職をしている女性は多く、年々数が増えているように感じます。高校卒業後すぐに夜の世界へ飛び込むと、なかなか染みついた概念をひっくり返すのは難しいハズ。しかし転職が不可能なわけではないので、本人次第ではいくらでも新たなスタートを切れるでしょう。
18歳から夜職、上がれる人とそうでないナイトワーカーの違い
キャバ嬢やラウンジ嬢に憧れて、整形をしたいから、高いお給料が欲しいから・・・。
以前は夜職=学歴もなにもない人々のイメージでしたが、最近は背景に何も抱えていない女性でも夜の世界に飛び込みます。
高校卒業後すぐにお店へ入店するケースも増え、夜職への偏見はどんどん薄れているのでしょう。
けれども10代で夜を始めると、若いうちからあとの長い人生に悩む人もたくさんいるんだとか。
頃合いを見て上がれる人とそうでないナイトワーカーの違いについて見ていきましょう。
何のために夜職を始めたか?理由がのちの業界卒業に関係する
夜を始める理由は人それぞれですが、高収入がほしい理由によって卒業の時期に違いが見られます。
- ホストやオタク活動のため
- 整形代を稼ぐため
- 有名嬢になりたいから
これら三つはなかなか夜職を上がらない傾向が強く
特に①と②は出ていくお金も多いので終わりが見えないといった問題点もあるでしょう。
「有名になりたい」は至ってポジティブな理由なので、あまり大きな問題はないと思われます。
実際に知名度を上げ、目標を達成した頃に次の目標が見つかる女性も多いため、逆に今すぐ上がる必要もないということですね。
- 借金返済のため
- 貯金したい目標額があるため
この二つに関しては最初から大きな理由がありますので、終わった瞬間にスパッとやめられるタイプ。
もちろんダラダラと続けてしまう人もいますが、明確な目標を持っているナイトワーカーは比較的に先の道を決めやすいのかもしれません。
18歳以前に高収入バイトをしていると、金銭感覚が狂いがちに
高校卒業後すぐにお店へ入る人は二種類のタイプに分かれます。
- 高校時代からコンカフェ、メイドカフェなど歩合給のバイトをしていた人
- 学生時代は普通のバイトをしており18歳から夜職を始めた人
前者は高収入がもらえること、自分の頑張り次第でいくらでも稼げることを早い段階で知っているため
金銭感覚が同性代と異なっている=夜職を上がりづらくなりがち。
各地の最低時給で働く感覚を知らないので、昼職を考えたところで「安すぎてやっていられない!」という頭になってしまうのです。
後者は一般的な時給で働くことを知っていますから、世間の相場がだいたい把握できています。
夜職勤務中に金銭感覚はほぼ確実に狂うのですが、昼職の賃金をもらっていた過去があるとすんなり戻れることも。
「自分が商品」であることが普通になっている歴が長ければ長いほど、一般職へ移ることが難しくなっていくものですね。
昼職未経験の20代前半は希望に満ち溢れている!
18歳から夜職で現在22歳だとすれば、もうキャストとしてはベテランの領域に入っています。
そんな自分でも昼職ができるのか?と心配になる女性は多いのですが、世間的にはまだまだ若い年齢です。
正直なところ20代後半、30代以降よりも仕事が選び放題なので深く悩み過ぎる必要はありません。
今から学校へ通っても全然間に合う歳。
貯めたお金でいくらでも動ける年代なのですから、もう諦めてしまうのはとてももったいないでしょう。
18歳から夜職をしていると「職歴もないし」と思いがちですが、自分で可能性を狭めてはなりませんよ。
年齢は時として武器になるもの。希望に満ち溢れた今をどう過ごすかが重要なポイントと言えますね。
今すぐ上がらず、ある程度の年齢まで頑張るのも手
18歳~23歳くらいまで夜職専業、その後は昼職へ移る流れでも全然アリだと思います。
25歳くらいまでは受け入れてくれるお店も多く
稼ぎやすい年齢なのでギリギリまで粘って一生懸命お金を貯めるのも一つの手。
その後の人生もとーっても長いですから、早い段階でたっぷり貯金。
安心材料を作った上で昼職へ転職する女性も今はどんどん増えているくらいですからね。
現在の世の中は雇用年齢も定年も以前に比べて引き上がっています。
つまり社会人の働く期間が伸びているということですから、年齢に寛大な会社も続々と現れていますよ。
そんな中での20代前半~中盤は貴重な人材。だからこそギリギリまで夜職をして・・・なんて選択肢もあるのです。
若いうちに昼職のことで悩んだら問題を放置せず、頭の片隅に必ず業界卒業の件を置いておくこと。
明確な目標を立てるなどすれば、いずれ上がりたくなる日がやってくるでしょう。