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風俗勤務の女性が業界卒業を迷う時って?②

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2021/09/23 (木)

風俗勤務の女性が業界卒業を迷う時って?②

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆風俗業界で働いているとシフトの自由さなど、様々な利点があると思います。しかしその裏には高いリスクも含むため、あまり寿命が長いお仕事とは言えません。業界卒業を迷った体験談を元に解説していきますね。

業界卒業を迷う時④精神面に限界がきた

どのお仕事も共通して「精神面に限界が来た」といった理由で卒業を考えるケースも非常に多いです。

 

夜職は男性を相手に、お客様が喜ぶような接客・サービスを常に提供し続けなくてはなりません。指名が長くなればなるほど要求が大きくなったり、恩着せがましくなったり、勘違いをし始める方もたくさんいるでしょう。

キャストはそういったトラブルにも対応し、店に来させ続けることがお仕事です。けれどもそれってすご~く労力を使う行為なんですよね。仕事だから当たり前と割り切っていても、対人間同士ですから何が起こるかは分からないもの。中には手のひらを返して突然酷いことをしてくるお客様だっているくらいですから。

長年男性を相手にする商売をしていると、当然ながら疲れますし物事の見方は必ず変わります。あまりピュアな目で人を見られなくなった女の子がほとんどではないでしょうか。

 

そうこうしているうちに精神面もすり減り、心が荒んで業界を卒業したくなってしまうのです。

 

水商売とはとても難しいお仕事で、お客様は遊びの目的(プライベート)で来店します。しかし女の子にとっては“お仕事”、お金をもらっているからサービスを提供しているだけですよね。このアンバランスさがなかなか分かり合えず、勘違いをする男性が続出・・・といった感じでしょうか。お客様の暴走でメンタルがやられるキャストが多いのも、きっとこうした部分が原因だと思います。

 

またお仕事歴が長くなってきて、自分自身の体を売るのに抵抗が出てきたという声もあります。様々な方面から見ても精神的な負担が大きい職業なので、限界を感じて引退を考えるのも決して珍しいお話ではないでしょう。

 

業界卒業を迷う時⑤世間体が気になってきた

20代半ば~30代中盤のキャストに多いのですが、年齢が進むとともに世間体が気になってくるパターンもあります。これは身近な友人や知人、親戚などに結婚・出産や業界卒業をし始める人が現れ、自分に置き換えて物事を考えてしまう・・・といったところ。

「周りの友達はみんな結婚したのに私だけ現役」と、周囲を自分を比較した時に焦りを覚えてしまうそうです。

 

確かに年齢を重ねれば重ねるほど環境の変化には敏感になります。決して結婚や出産がゴールではありませんが、今まで一緒に飲み歩いていた友達が家庭に収まると少し自分の意識も変わりますよね。それを「あの子はあの子の人生だから」と割り切れれば良いのですが、そうでない場合は「私、この年齢までなにやってたんだろう」と自らを責めてしまいがちなのです。

 

風俗は言いづらい職業ですから、親や兄弟、友人に隠している人が大半です。若いうちはそれで良くても、歳をとってくると嘘をつき続けていることにも苦しさを覚えるケースがあるんだとか。業界の仲間も上がっていき、本音を吐露できる相手がいなくなると吐き出すところもなくなってしまいますからね・・・。

ナイトワーカーとは実に孤独です。全て自らの手で対処し、自分のモチベーションは自分で上げていかなければなりません。困ったことがあればお店のボーイやキャストに相談することもできますが、結局どういった方向へ持っていくか?も自分次第なのです。

 

世間体が一度気になってしまうと、業界卒業か続行かを激しく迷うはず。けれども周りに流されてしまうよりも、最も大切にしてほしいのは自分の本心。確かに言いづらい仕事ではありますが、ナイトワークに従事しているなら世間体や一般論を気にしても仕方がないからです。

 

風俗業界の卒業に悩んだら

業界卒業に悩んでも、考えもなしに今すぐ上がるのはやめましょう。昼職へ転職できても必ず成功するとは限りませんし、あなたの望んだ将来が100%待ち受けているとは限りません。

 

  • 風俗業に未練はないのか
  • 自由なスケジュールが組めなくなるのは平気か
  • 貯金はできているのか
  • 月100万~といった高収入が期待できないのは分かっているのか

 

このあたりをきちんと考えてから昼職への転職を考えた方がいいと思います。

長く風俗業界にいると金銭感覚も狂い、自由な生活に慣れていることから決まった時間への出勤などが難しくなっているケースがとても多いです。キャバクラと違って罰金制度もありませんから、遅刻や欠勤に関してはとてもルーズになってしまいがち。昼の世界ではそれが許されないことをきちんと肝に銘じなければなりません。

 

またこれからは日給制ではなく月給制へとなるのです。すっかり散財癖がつき「明日稼げばいいや」の精神でいればあっという間にお金はなくなってしまいますよ。その部分も含めて「自分は転職して大丈夫そうか?」と判断を下してください。

 

リスクが高い職業のためなるべく早めに業界を卒業することをおすすめしていますが、高収入であり、シフトの自由さが何よりの魅力ですよね。正直なところ夜職の寿命を延命するか、縮めるかは全て自分次第といったところでしょう。

一時の感情だけではなく、総合的な面を考えてからどうするかを決めた方があとあとの後悔が少なくて済みます。今一度自分自身と向き合って考えてみてください。

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