本当にいるの!?転職初日でやめてしまう人たち②
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆たった1日での退職をすれば、のちの転職や昼職ライフに影響が出ることは間違いありません。その場の感情だけで離職を考えず、先々まで見据えてから最終的な判断をくだしましょう。何があっても「バックレ」だけは絶対にしないように!
1日で仕事をやめた場合、給与は支払われるのか
夜職の場合、日払いのお仕事でなければやめたその日からお給料は支払われないのが普通です。
昼職にも同じことが言えるのでは?と思いがちですが、実はたった1日の勤務でも企業側は月給を支払わねばなりません。
ただし全額支払われず日割り計算になる可能性も高いので、1カ月分の給与を働かずにもらえる・・・ということはほとんどないと思っていてください。
原則として支払う義務が会社に課せられてはいるものの、「飛んだ場合は一切払わない」というところもあります。
筆者が一番初めに就職した職場もそうで、バックレた人々にお給料を支払っていませんでした・・・。
(本来は規則違反なのですが、未だに上記のような会社も一定数存在していますよ)
書類作成や面接、初日の通勤時間などを考慮すれば、1日分のお給料など物凄く安く思えるはずでしょう。
即日で退職していいことはまずありませんから、その場の感情だけで行動するのは絶対に控えましょう。
1日でやめても離職票や源泉徴収は発行される?次の会社へ提出しないとダメ?
もし1日で会社を退職した経歴を持っていながら、新たな職場へ就職したとします。
その際に求められるのが「前会社で発行された源泉徴収を提出する」ことなのですが・・・。中には1日で辞めたことを知られたくない人もいるでしょう。
源泉徴収はいかなる理由であれ発行されるため、本来なら提出するべきです。
しかしながら1日の勤務では確定申告する際の基準金額に満ちていないため、税金は引かれていません。
自分で確定申告を行うつもりなら提出しなくても良いですし、ツッコまれたときは「短期のバイトをしていた」などの理由にすればOK。
次の職場では1日で退職することがないようにしたいものですね。
1日で仕事を辞めることのデメリット
仕事を即日退職していいことはありません。自分自身の気持ちが一瞬ラクになるくらいで、あとはデメリットだらけです。
何のために夜職を上がろうと決めたのかを一度考え直してください。
1日でやめれば転職活動にかけた時間も全てムダになってしまいますよ!
①次の就職の際、職歴で詰む
源泉徴収の章で解説しましたが、次の就職の際に履歴書へどう書けばいいか詰むことになってしまいます。
正直に書けば確実に先方からツッコまれますし、そもそも1日で辞めた人を書類選考で通したい会社はまずないでしょう。
とは言え嘘をつくのも気が引ける・・・となれば、どうすればいいかわからなくなりますよね。
1日でやめるとその出来事が足を引っ張る可能性が高いです。これから昼職一本で頑張りたいのなら足かせとなるような要因を自分で作らないように!
②飛んだ場合、周囲に迷惑が掛かる
バックレてそのまま音信不通になった場合、緊急連絡先に記載した親や親せき、知人、そして転職エージェントを介した場合あらゆる方面へ連絡がいきます。
夜職のようにいなくなったらハイ、終わりで済まないのが昼職の怖いところ。
社会保険や厚生年金の脱退もありますから、応答があるまで家に書類が行き続けることもよくある話。一瞬で逃げ切れることはまずないでしょう。
「こんな面倒なことになるならきちんと辞めればよかった」と、バックレた多くの人たちは口をそろえて言います。
いち社会人として周囲に迷惑をかけまくるのはいかがなもの。あなた一人の問題だけではなくなることも考えられるので注意してくださいね。
③可能性を自分でつぶすことになる
もしやめずに勤務していたらキャリアアップの機会やいい仲間や仕事に出会える可能性を秘めていたかもしれません。
1日働いたところで見えてくるものなどほぼありませんので、自らの希望を潰すことになってしまいます。
仮に次の職場を見つけられても、必ずしもいいところとは限らないですからね。
せっかくの可能性を知らずに最初から放棄することほど、もったいないことはないでしょう。
ブラック企業でない限り即日退職はダメ!
よほどの理由がない限り即日退職はNGです。たまに入社式で帰ってしまうケースも見られますが、今までの時間や努力を水の泡にする意味はどこにあるのでしょうか?
たった数時間働いて「もうダメだ」と判断を下すのは早すぎます。
せめて3カ月は継続し、ある程度の根性を見せることが大切ですよ。続けることを覚えなければ、いつまでも成長ができません。
夜職を卒業したあとの人生の方がよっぽど長いのですから、先を見据えて行動してくださいね。