昼職を継続させ、出戻りをしないための心構え
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆一度は昼職に転職したものの、夜の世界へ戻ってしまう「出戻り族」が一定の割合でいるのも事実です。転職よりもさらに重要なのは仕事を継続させること。昼の世界で活躍し続けるための心構えを伝授しちゃいます☆
昼職に転職がゴールではない!大事なのは「継続」です
多くの方が昼職に転職することを最後の目標にしてしまい、後のことを全く考えていなかった・・・という状態に陥ります。
先のことまでを見据えていないので「転職」を達成すれば、一気に気が抜けてしまうタイプもいるくらいです。
確かに昼の世界へ進出するのは一つの目標になりますが、これがあなたの人生のゴールではありません。
よく結婚をゴールに設定してしまい、結婚生活や10年、20年後のことを全く考えておらず、泣く泣く離婚をする方もいますよね。
転職に関しても同じで、“仕事を変えてからの人生は長い”点は理解しておかねばならないポイント。
就職してハイ、終わり・・・ではなく、夜を上がってからがスタートラインですから、継続してこそ意味があります。
結局夜職に出戻りしては転職活動にかけた時間、お金、あなたの努力がムダになってしまう可能性大。
「続ける」ことをきちんと意識しながら、夜職の卒業を目指してくださいね。
夜職に出戻りしないための心構え
当たり前のことですが、夜と昼の世界は常識やルール、固定概念がガラリと変わります。
人々の考え方でさえ合わないことも多いですから、転職したての頃は誰しもが慣れません。筆者も夜職が恋しくなる瞬間があったほどです。
しかし、働く世界を丸ごと変えるなら今までとは違う点を分かっておくべき!
そして昼職を続けるにあたっての心構えをしておくことが何よりも大切なのです。
心構え①昼と夜の給料を比べないこと
夜職は人々が寝ている時間帯に働き、労働基準法が適用されない世界です。
だからこそお給料が高いのであって、その分ストレスや苦労もいっぱい。よく「水商売の給与が高いのはガマン料」なんて言いますが、正にそうではないでしょうか?
昼職にもストレスが全くないわけではありませんが、会社に属せば個人事業主ではありません。
“会社”という囲いに守られ、労働においてのルールも適用される。夜職のような理不尽さはまず見られないのです。
だからこそお給料が夜職ほど高くはない――。
ナイトワーカーは転職すると必ず「給料が安い」と嘆きますが、今までのガマン料が全てなくなったからこそ金額が下がるんですよ!
そもそも働き方が違うので、昼と夜の給料は比べるべきではありません。
同じフィールドに立って物事を考えない、割り切ることが給与のギャップに驚かないポイントと言えるでしょう。
心構え②夜の世界の甘さを普通だと思わないこと
遅刻や当欠は罰金を払えば即解決、売り上げさえ上げていれば大きく咎められることはない・・・など、夜職には昼職にない甘さがいっぱいです。
特にキャバクラや風俗店は優しすぎるほど女性ファースト。男尊女卑ならぬ女尊男卑な部分もありますから、キャストの言うことはゼッタイ!ですよね。
この甘さに慣れてしまうとワガママし放題になりがちですが、昼の世界では通用しませんよ。
遅刻や当欠はお金を払って解決できる問題ではなくなりますし、ボーイさんのように何でもかんでもやってくれる人はまずいません。
新入社員である以上「年功序列」なのですから、キャスト時代のようにチヤホヤしてもらえる機会は一気に減るでしょう。
昼職に転職するということは、もう自分は“キャスト”ではなくなるのとイコール。
その立場を失うことに抵抗がある場合は、夜を続けた方がいいかもしれませんね。
心構え③チームワークが必要、一匹狼ではツライこと
夜の世界では一匹狼でも十分にやっていけますが、昼の世界ではチームワークを要求されることが多いです。
裁量労働制の職業なら話は別ですが、そうでない限りは一致団結が基本。
一人だけ別行動をしていれば浮いてしまいますし、周囲からも「やりづらい人だ」と思われてしまうでしょう。
もちろん一人を貫けるお仕事もありますが、たいていは技術職なのでスキルを身に着けることがマストとなります。
完全一匹狼では難しい可能性が高いため、チームワークを求められる点は覚えておくといいですね。
昼職に転職し、仕事を継続させよう
ナイトワーカーがすぐに昼職をやめてしまう理由は、昼と夜とのギャップに耐えられないからです。
確かに働いてみないと分からないこともたくさんありますが、事前に心構えをしておくだけでも大きく差が出ますよ。
「昼職はこういうものか」と理解があれば、ギャップをある程度は防ぐことも可能です。
転職後、すぐに出戻りする人にならないよう、しっかりと心構えをしながら転職活動をしましょうね!