昼職の面接ではなにを見られているのか パート②
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆前回に引き続き、面接で見られているチェックポイントをお送りしていきますよ。企業によって注目する点に差異はあるものの、多くの部分は共通しています。要点を知っておくだけでも採用に大きな変化が出ますから、知らないままではソン!ぜひ参考にしてくださいね。
チェックポイント⑥過去の経験や経歴
かつての職歴や経験は仕事ぶりや人間性をチェックするのに欠かせません。
どんなことをしていたか、何に打ち込んでいたのか、学生時代の様子などは
成人後に大きな影響を与えるからです。
よく言われている代表的なものが「スポーツを続けていた人は根気強い」というもの。
長年同じスポーツを続けていた、というのは非常に印象が良く、「プロを目指していた」というだけで採用率が上がりやすいそうです。
スポーツだけに限らず、何かに打ち込んでいた経歴は
- 根性がある人
- 真面目
- 熱中できるものを持っている人
と判断されるので、会社の一員としても迎え入れやすいから。
反して、無趣味、部活やアルバイトの経験ゼロ、一つの仕事が続いていない人は
- 継続できない人
- 真面目さが足りない(不誠実ではないか?)
- 人として深みがないかも
と思われやすいため、採用率が下がってしまうのです。
この点をしっかりチェックするためにも、過去の話は必ず聞かれることでしょう。
そして同業種からの転職ではなく、“異色の経歴”を持っていると今までの仕事や経験について詳しく聞かれるはず。
例え志望する職業の実務経験がなくとも、過去の出来事が今になって生かせるかもしれません。
そう思って面接官も、アレコレと質問し、採用するか否かを決めるのですね。
チェックポイント⑦志望動機
「なぜうちの会社で働きたいのか」と、理由を知りたくない面接官はいません(笑)
面接を受ける方の全員が全員、その企業が本命とは限らないですからね!
中にはなんとなくで、滑り止め程度に受けに来るタイプも多いため、熱量や理由の確認を行うために志望動機を尋ねます。
理由が不透明な人間を雇っても、いい動きをしてくれるとは限りませんし
熱量が低い人間を受け入れれば、周囲に悪影響を及ぼす可能性が高いでしょう。
きちんと周りと調和が取れそうか?足並みを揃えられそうか?
この二つの部分は必ず確認しなければならないのです。
チェックポイント⑧現職の離職理由
人によってはマイナスの理由が原因で職業を変えることもあるでしょう。
キャリアアップや刺激を求めて、など前向きな転職・離職であれば構いませんが
そうでない場合、自社でトラブルを起こされたら困る・・・など、面接官は考えるのです。
「仕事が嫌で辞めました」「人間関係がうまくいかなくて」
このような志望者を採用する確率は著しく低いものです。
もしかすると本当に社内の環境が悪いのかもしれませんし、重荷になるような業務内容だったのかもしれません。
しかし、現場を見ていない面接官からすれば、自社を下げるような発言をする時点でもうアウトということ!
このような点をしっかりチェックするためにも、離職理由は重視しておきたいポイントなのですね。
チェックポイント⑨コミュニケーションが取れるか
最近はコミュニケーション能力を重視する企業も多く、他社と力を合わせられるか?に重きを置く場合も少なくはないとか。
NSやインターネットの普及で「ネット上では流ちょうに喋るけど、リアルは・・・」なんて若者が増えているため
実際に対面でどこまで話せるかが肝となってくるようです。
きちんと目を見て話せる、会話のキャッチボールが成り立っている、的外れな発言をしないなど
見ている部分は基本中の基本的なことばかり。でも!それが難しい人も近頃は非常に多いと聞きますね。
元ナイトワーカーであれば問題はないと思いますが、コミュニケーション能力はかなり重視されると思っていて構いません。
チェックポイント⑩会社に合いそうな「雰囲気」か
こればかりは面接官にしか分からないものですが、会社に合ってる人/そうでない人、というのがあるそうです。
例えば体育会系のハツラツとした人間が多い中に、暗くておとなしいタイプを採用してしまうとバランスが崩れてしまいます。
逆にインテリ系が多く、個人プレーが得意な社員ばかりの中に熱血系を投げ込めば・・・当然うまくいくわけがないですよね。
時に水と油がいい方向へ転ぶこともありますが、確実性はないので
採用担当も「ウチらしくない人」はあまり雇いたくありません。
採用率に大きく影響する部分ではないものの、通過させるか悩んだ時に
「雰囲気」は判断基準の一つになることを覚えておきましょう。
面接官は色々なところを見ている!気を抜かずに臨もう
採用担当がチェックするポイントは一つではありませんし、個々によって重視する部分が大幅に異なったりします。
「この会社は恐らくココを見てくるだろうから・・・」なんてヤマはりはせず
全ての部分において完璧を目指してください。
気を抜かずに面接へ挑むこと、これが最も重要と言えるでしょう。