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昼職の早期退職についてその②

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2021/12/30 (木)

昼職の早期退職についてその②

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆前回に引き続き、早期退職について解説していきますよ。「自分には関係ない」「まだ先のことだから」と思いがちですが、終身雇用がなくなったとも言える現代で他人事と思うのはキケン。現実を受け止めながら理解を深めましょうね。

早期退職のデメリット

早々に仕事を辞めることで第二の人生を歩みやすく、今までとは違った人生を送ることもできるでしょう。しかしながらポジティブな一面だけでなく、厳しい現実的な問題も知っておかなければなりません。

 

メリットだらけではありませんから、悪い面も把握した上で最終判断を下すのが賢明です。

 

デメリットその①収入・生活が不安定になる可能性

会社都合で辞めれば失業保険が受けられるため、しばらくは働き口がなくとも生活はできるでしょう。しかしながら退職金と併せても、一生働かずに暮らせる額を手に入れることは難しいと思います。となれば新たな職場を探し、仕事はし続けなければなりません。

 

就職先が見つからなければ収入や生活が不安定になりますし、年齢がある程度進んでいれば正社員雇用のハードルは上がるもの。退職後アルバイトを掛け持ちするなどしてどうにか食いつなぐ辛い生活を送る人は決して少なくはないのです。

 

「退職金がもらえるし、やりくりすれば過ごしていけるだろう」と思っても、生きている以上何が起こるか分かりません。急な病気や引っ越しなど、予想外の出費が発生することもありますからね。そうなった際にお金がなくなり、苦しい状況へ陥ってしまえば早期退職したことを後悔してしまうでしょう。

たっぷりと貯蓄がある、または新たな働き口を持っているならまだしも、何もない状態で退職することほど危ないものはありません。

 

デメリット②時間を持て余してしまう

特にやりたいことも、新しく仕事を始める予定もないまま退職すれば時間を持て余してしまいます。のんびり暮らすことが憧れだった人も、退職後は「ヒマだ」と口にするケースが頻発。

まだ知人・友人が働いているのに自分だけリタイアしてしまうと尚そう感じるようですね。

 

時間に余裕を持つのは悪いことではありませんが、やることがない生活ほどつまらないものはないでしょう。人と関わる回数も減り、刺激がない毎日を送ると人間は老化しやすいため、早々に物忘れなどの症状が出てくる可能性も考えられるのです。

 

早期リタイアで自由に楽しく暮らすパターンも多々ありますが、それはお金がある人限定の話。多くの場合は限られた貯蓄・収入の中でやりくりせねばなりません。「出来ること」があまりに限られているとやる気も起きず、ただ退屈な日々を過ごすだけになってしまいますよ。

 

デメリット③新たな就職先を探すことの難しさ

30代、40代の早期退職なら再就職先を見つける希望はあります。けれども10代・20代に比べると難易度は格段に上がっており、40代後半~50代ですとアルバイトやパート以外で探すことがより困難を極めるのです。

 

技術や実績を持っているならどこかから声がかかったり、面接もパスできるでしょう。ただそうでない限りは企業側も迎え入れるのが悩ましい問題で、どこの会社も高齢化を避けたいのが本音。相当な実力者ではない限りミドル世代・シニア世代を積極的に雇用できないのが現実です。

 

早期退職を機にフリーランスへ転向する人もいますが、残念ながら少数派。独立できる人はとっくにしていますから、会社を辞めてから路頭に迷ってしまう社会人があとを絶たないのです・・・。

 

もし早期退職の声がかかったら

もし会社より早期退職の声がかかったらどうすればいいのか、対処法が分からない人も多いでしょう。退職をすぐ決めてしまう前に、様々なことを考える必要がありますよ!

 

早期退職は断れるのか?

自己都合による退職ではありませんから、当然断れます。もし打診されても納得がいかない場合は拒否しても問題ありません。

 

グレーorブラック企業だと「断ったら役職を奪います」「お給料を下げます」と言われることもあるそうですが、これは立派な脅しにあたるので損害賠償が可能。

法律上では適用されない会社の勧告ですからね。もし上記のようなことを言われたのなら、早急に弁護士に相談してください。

 

ただ気を付けてほしいのは断ったことによりあなたが会社に居づらくなる、部署が移動になるなどの可能性が出てくることです。

 

圧力をかけてどうにか退職させる方向へ持っていく悪い人たちもいますし、人材の入れ替えによって配置が変更になるかもしれません。この点は拒否したことで起こりえるものなので、十分に注意を払ってほしいものです。

 

むしろ早期退職をしたい時は

会社で希望退職者を募った際に「ぜひ!」と諸手を挙げて立候補する人もいます。けれども残念ながら、全員の希望が必ず通るわけではありません。

 

企業側がまだあなたにいてほしいと思っていれば、当然ながら早期退職の打診は却下されるでしょう。実力がある人、功績を残している人、新人教育にふさわしい人など、会社として必要な人材はどこも手放したくないのです。

どうしても辞めたい場合は「自己都合による退職」になりますから、この部分の違いはしっかりと理解しておくべきですよ。

 

早期退職を決める前に

早い段階でリタイアできるのは良いことももたらしますが、金銭的な問題なども絡むので油断はできません。現在の貯蓄や今後の生活をしっかりと見据えたうえで答えを出すのが賢明ですね。

 

多くの人が目の前の退職金につられ、あとあとになって後悔している状況に陥ってしまいます。

人生は長いのですから、目先のことだけを追って判断を下してしまうことほど危ないものはありません。仕事を辞めても生活できるのか?新たな働き口や収入を得る先を持っているのか?などをよく考えてくださいね!

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