昼職でテレワークが打ち切られる理由
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆多くの人がテレワークを希望する中、コロナウイルスの落ち着きと共に出社を促す企業も少なくはないとか。昼職の会社が在宅勤務を続行させない理由はなぜなのか?解説していきますよ☆
テレワークの打ち切りに合った元ナイトワーカー
コロナ禍で昼職へ転職したとある元ナイトワーカーのAさん。
テレワークを希望し、2020年に見事転職へ成功。夜のお店を卒業し、昼の世界へと羽ばたきました。
家で仕事ができるため、満員電車に乗ることもなく、出社の手間もかからず・・・と快適な毎日を過ごしていましたが
2021年に突入した後、会社の意向でテレワークが打ち切られてしまったのです!
突如打ち切りではなく、最初は週2~3回は出社という条件で働いていたそう。
しかし、どんどん出社する人間が増え、結果的にテレワークから完全出社へと移行となりました。
Aさんは現在も同じ会社で働いてはいるものの、在宅勤務で何の問題もなかったため不満を抱いているご様子。
「自宅作業でも仕事の滞りはなかったのに、なぜ出社させるの?」と疑問の声を挙げています。
なぜテレワークを打ち切るのか?会社の言い分は
夜職のような接客業、生産ラインが止められない工場などはテレワークができません。
反して事務やパソコン作業がメインの仕事はテレワークへと移行しやすい業種です。
けれども、自宅作業で問題がない職業なのに出社を強制する会社は意外と多いもの。
テレワークを途中で打ち切る理由は一体何なのでしょうか?
情報漏洩に対する不安
テレワークでは支給のパソコン以外を使ってはならない、というルールがあるように
会社は情報の漏洩を非常に心配しているのです。
企業には多くの個人情報など黙秘すべき項目がいっぱいありますよね。
万が一、仲間内で悪いことを考える人間がいて情報を抜き取られたら・・・?きっと大事になってしまうでしょう。
出社していれば社員は監視の下にいますから、怪しげな動きをしていたら気づきやすいはず。
自宅にいられると目が行き届かないため、最悪の事態を迎える可能性があるからです。
メンバーのコミュニケーションが取りづらい点
ネット上のやりとりのみでは、実際に会話するよりもコミュニケーションが取りづらいことは事実です。
オンライン会議で話しても用件を伝えてササッと終わらせるのでは、「作業感がすごい」ことでしょう。
効率重視の会社であればそれで構わないのですが、コミュニケーションやチームプレイを重視する会社からすれば
- 人間関係が希薄になるのではないか
- チームワークがない=作業効率が落ちるのでは?
- 深く関係を築けないことによって起きるミス(伝達不足など)
をとても心配しているとか。
テレワークのままで入社式なども一切行わない場合、同期の顔をほぼ知らない状態なんてのもあり得るはず。
作業に重きを置くか、それとも人間関係のほうを重視するのか。
企業の考え方によってコミュニケーションは非常に大切なもの、といった感じなんですね。
ペーパーレスを徹底してない限り、出社せざるを得ない
電子署名の書類ではなく、紙の書類やハンコ文化が曲がり取っているとペーパーレスで物事を進められません。
「ハンコを押すために出社する」会社員が一時期笑い話となっていましたが、実際に世の中ではこのようなことが起こっています。
昔ながらの企業の場合は特にペーパーレス化が進んでいないので、在宅ではできることが限られてしまう。
だからこそテレワークの打ち切りをせざるを得ないのです。
テレワークの続行・打ち切りは上層部の考えによる
元ナイトワーカーのAさんのように、テレワークでも問題のない環境で打ち切りに遭うと「ナゼ?」と疑問に思いますよね。
こればっかりは上層部の考えによるものなので、社員の意見だけでひっくり返すのが少々難しい問題です。
「出社せずともコミュニケーションは取れる」という考え方の人もいれば
「実際に顔を合わせてナンボ」と思っている人もいます。
あまりネットやパソコン作業に慣れていないタイプからすると
完全在宅で仕事を進めることに大きな不安を覚える傾向にありますね。
まだまだ現代は「会社は出社するもの」という考えが抜けないので、テレワークを打ち切る企業が多いんです。
フルリモートを謳わない限り、在宅勤務がいつまで続くか分からない・・・といった感じでしょうか。
面接時にテレワークをしていても、今後の動きで大きく変わってくることも考えられます。
もし会社を受ける場合、テレワークと言えど週に何度か出社するようでしたら、いずれはフルで職場へ行くことになるかもしれません。
事前にリサーチしてから面接を受ける企業をピックアップするのもいいでしょう。