恋ってナニ?ナイトワークをしていると一般的な恋愛が分からなくなる理由
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職をしていると異性との出会いに溢れていますが、一般的な「愛」や「恋」に当てはまらないケースも多いでしょう。昼職に転職後、ふと「普通の恋って何なんだろう」と思う人も。なぜナイトワーク出身だとこのような考えに陥りがちなのか?解説していきますよ☆
追われるのが当たり前?常に異性から想いをぶつけられていても・・・
夜職の仕事と言えばまず、お店にお客様を呼ぶことです。
自分の指名客として獲得しなければならないのですから、最初はどんなキャストでも男性を追いかけます。
この追いかけるとは来店を促すことで、言い換えれば“営業”。そこに恋愛的な意味はありません。
しかし、真の理由を見せるのはご法度。
「あなたに興味がありますよ」と見せながら、徐々に引っ張っていくのがオーソドックスなやり方でしょう。
そしてお客様たちはお店に足を運び、来店と接客が繰り返されることによって「指名嬢」と「指名客」の関係が生まれるのです。
お客様は指名嬢を追いかけ、キャストは簡単に捕まらない関係値
この関係が築ければ、今まで追いかけていた立場は逆転。
お店に顔を出さないとキャストには会えないのですから、例えしつこくなくても神様のように優しいお客様でも、痛客でも
全員があなたを必然的に追いかけている、という状態が出来上がるのですね。
だからこそナイトワーカーは常に異性に追われていることが当たり前になっていきます。
少し言い方は悪いのですが、指名客はお給料に直結しますからやり方を工夫し、引っ張り続けなければなりません。
キャストは簡単に捕まる存在であってはいけないので、だからこそお客様が「ハマッていく」のです。
追いかけさせる営業テクをプライベートで使えない女性は多い
しかし、全体の半分くらいの女性が営業で培ったテクニックを恋愛に応用できるかと聞かれると、実はそうでないことも。
気づくと普段の恋で相手を追いかけ過ぎてしまったり、すぐに振り向いてくれない相手にイライラしてしまったり。
一見男性の心を掌握していそうなキャバ嬢さんでも、必ず恋愛上手ではないケースも意外と多いようです。
指名客と女の子の間には必ずお金が発生していますからね。
それだけでもかなり特殊な関係と言えますので、同じ感覚のまま恋愛に持ち込んでもうまくいかない可能性は十分にあるでしょう。
一般的な恋愛とは何なのか
「一般的」とはあくまで一般論ですから、多くの人が口にする王道的な話からは大きくそれることもあるでしょう。
ハッキリ言ってしまうと、恋愛に正解などないのです。
浮気や不倫、誰かを傷つけたり、負担になるような恋は不正解と筆者は思いますが・・・。
それもあくまで個人の感覚です。中にはお互いの浮気OKなんていう強いカップルもいますので(笑)
あまり固定概念にとらわれず恋愛をした方が視野も広がり、いい経験もたくさん積めるはずです。
恋愛がうまくいかない人は一旦営業テクニックをフルに使うこと、計算をみっちりした上で相手に接するのを止めてみてください。
プラス、一般的な概念は捨てること。これが重要になりますよ。
男性に追いかけられないと幸せになれない、そんなことはありません!
よく女性は男性に追いかけられる方が幸せになれる・・・なんて、言われていますよね。
特にナイトワークをしていると追われるのが当たり前ですから
自分が誰かを追うなんて癪だと思う人もいるかもしれません。
けれども、絶対に追われることがいいとは限らないのですよ。
時に相手がしつこすぎてウンザリする、追いかけてくれる相手が必ず誠実とは限らない、なんて残酷な現実もあるでしょう。
相手を追い過ぎるのも良くないものの、追われることがゼッタイとは思わないようにしてください。
「追われるのが普通でしょ」という考えがモロに態度に出てしまうと
今度はそれが災いしてうまくいかないこともあり得ますからね。
相手に執着して玉砕経験を繰り返す場合は、一度冷静になって
夜職時代はホストや追っかけにハマッていた、常に追われることに疲れて誰かを追いかけてしまった・・・。
こんな経験を持つナイトワーカーは非常に多いものです。
ホストやアイドルなどは水商売ですから、彼らもまた追いかけられることが日常と言えます。
しかし、一般男性を好きになった時は同じように接してはなりません。
相当なモテ男じゃない限り、追いかけることが圧力だと感じてしまう可能性が高いからです。
またあまりモテてこなかった人だと、追われることで調子に乗る→女性を放置なんて話もあるある(笑)
追い掛け回す女性はかつての経験から不安を感じやすい、というタイプがほとんどです。
疑い深い性格が影響していることもあるので、まずは一度冷静になってほしいもの。
相手の言動を一つ一つ細かく疑っているようではキリがありません。
重くなればうまくいくものもダメになってしまう確率が上がってしまいますよ。少し気にしないくらいの距離感が最もちょうどいいのです。