恋が怖い、嘆く元ナイトワーカーたちの理由とは
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職の女性はモテモテで男性に困っていないと思われがちですが、現実は異なるでしょう。一生懸命仕事に励む人こそ恋愛をせず、ストイックに頑張るキャストもいるくらいです。そのせいで、昼職に転職後も「恋が怖い」「恋愛したいけど色々考えてしまって」と悩むケースも多いとか。今回は悩める女性たちにおくる記事ですよ☆
男性を見過ぎて恋ができなくなる女性たち
ナイトワークをしていると男性おろか、人間の嫌な一面をたくさん見ることになるでしょう。
大金が絡むからこそ人間の欲望が前に出やすいので、感情を露にしてしまう・・・。
これは繁華街では日常茶飯事の光景なので、その場にいる時はなんとなく流せるかと思います。
しかし、いざ街を離れてみるとそれが異常であることに気づきますよね。
かつての経験から「男なんでうんざり」「どうせみんなああなるよ」という考えに変わり
徐々に恋から遠ざかってしまうナイトワーカーも多数いるのです。
また、自分自身が恋にのめりこみやすいタイプであり、あえて恋愛をしないなんて女性も珍しくはありません。
異性を相手にする商売に一度でも就くと、どうしても斜めからの目線で物事や人をとらえる癖がつくので難しいところですね。
今回は彼女たちの恋が怖い、できないと嘆く理由を深堀りしていこうと思います。
恋愛が怖いと思ってしまう理由
①「男性はみんな夜のお店へ行く」という考え
あなたを指名していたお客様の全員が独身・・・、そんなことはまずないですよね。
むしろ既婚者率が圧倒的に高く、中にはたくさんの子供に恵まれており
普段の顔は「素敵なパパ」であることも非常に多いかと思います。
それなのにキャバクラへ来店しキャストを口説いたり、痛客のような言動を繰り返したりていたら
男性に対して夢が見られるなくのも当然のことでしょう。
特に風俗業の方は「男性はみんな浮気をする」「欲望だけは我慢できない」と思いがち。
自分のお客様から奥さん、子どもの話を持ち掛けられると「あー・・・」となってしまうのは、仕方がないかと思います。
夜のお店は男性特有の“欲”を隠さなくていいこそ、見たくない部分まで見えてしまうのです。
②嘘を吐く男性が多すぎて人間不信に
繁華街にはあらゆる嘘が飛び交っていますが、それはキャスト同士だけでなくお客様にも同じことが言えます。
女性は年齢や出身地などを偽りますが、その分男性たちも本当のことを言っていません。
高級クラブでは名刺の提示が求められますが、それでも嘘が一つもない確証はないですよね?
全員が仮面をかぶっている世界なので、お客様も当たり前のように真実を隠します。
それに振り回された経験があったり、すでに嘘が分かっているのに貫き通されると、気分も萎えること間違いなし。
その結果、「男なんて信じられない」という考えに陥ってしまうのです。
人間不信は恋愛においても不利になるので、この悩みを抱える女性はとても多いでしょう。
③キャストでない自分の振る舞い方がわからないから
お客様からはモテるけど、プライベートは全くダメ・・・。
そんな女性はキャストとしての振る舞いが完璧でも、普段の自分をどう表現していいか分からず、恋愛につまづくこともあります。
- 本音を隠すのが上手すぎるがあまり相手に甘えられない
- 本音を口に出すことに抵抗がある
- 当たり障りない態度を取ってしまい、恋愛対象として見てもらえない
- 好きなのに気持ちが全然伝わってなかった
- 他に男性がいると思われてしまった
- 意中の相手になかなか素直になれない
などなど、お客様相手じゃなくなった途端どうしていいか分からなくなる元ナイトワーカーは多いご様子。
長年夜職をしていると「偽りの自分」と「本当の自分」が見えづらくなる場合が考えられますからね・・・。
元ナイトワーカーの恋愛恐怖症を克服するには
元ナイトワーカーによる男性不信などは夜職独特の「スレ」によって起こるものです。
「スレる」という言葉はあまりいい言い方ではありませんが・・・。
夜職は業務内容が内容ですから、仕方がないと筆者は思っています。
一つ元ナイトワーカーのみなさんに伝えたいのは
「昼職男性の全員が夜のお店へ来店するような人間ではない」ということでしょうか。
繁華街に訪れる男性の数は多いものの、飲み屋さんや風俗に全く行かないタイプもいます。
それに夜のお店に何度も通う方って、やっぱりちょっと「変わり者」が目立ちますからね(苦笑)
大金を落とす方ほど個性的なので、それが世界の全てを思わないことが大切です。
あまり斜に構えすぎると良くない人が寄ってきやすくなったり、うまくいくものがおじゃんになったりと
いいことが起きづらくなるので注意してほしいところ。
100%フラットにいくのも危険ですが、疑いの目を持ちすぎるのも損をしますよ!
昼職へ転職後も恋愛をうまく進められる女性は、程よくフラットに、かつ夜職時代に培った経験を最大限利用していますね。
一歩前に進むことであなたの考えも次第に変わっていくかもしれません。ぜひ頑張ってみてください!