女性が多い昼の職場、働きやすい?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆キャバクラやクラブガールズバーといったお店は女性が多い職場であり、女性が花形です。夜の世界が長いと女性同士で働くことに慣れてはいるものの、「働きやすいか?」と聞かれれば話は別。今回は女性の多い昼職について解説していきますね。
夜の世界を「女子高」と表現する人もいるように、女の花園そのものの職場ですよね。キャストにとって対等な立場で働く相手は女性のみ。お客様は黒服が男性でも、そこに決して「対等さ」はまずないからです。
同性と仕事をすることに慣れている人にとっては、女性だらけの職場にあまり違和感を覚えないことでしょう。しかしながら「女性が多いから働きやすい」とはイコールにならないもので、同性が集まるからこそ大変なこともたくさんあるもの!
女性が集中しやすい昼職を考えているのなら、それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で就職先を探しましょう。入ってから「失敗したな」「思っていた世界と違う」とならないためにも、事前に知識をつけておくことは重要ですよ。
女性の多い職場で働くメリット
その①女性ならではの悩み、体調に理解が深い
「生理痛が重くて休みたい」、「子供が熱を出したから早く帰りたい」などなど、男性には言いづらく理解の難しい悩みも、女性が多い職場ならスッと受け入れてもらいやすいです。
特に生理時の体調不良って、同じ性別でない限りは苦しみが伝わりませんよね。その点も非常に寛容であることが多いですから、融通を利かせてくれるのも大きなメリット。許されるからといって頻繁に仕事に穴を空けるのはいけませんが、言いづらいことを打ち明けられるだけでも気分的には大きく違うはずでしょう。
また産休や育休制度も充実しており、「周りの目が気になって取りづらい」といったこともめったにありません。女性が多い=女性に優しいシステムを導入しているケースがほとんどですから、環境面で働きやすいことは確か。マタハラの危険性も著しく下がり、安心してお仕事ができるのはとても嬉しいポイントではないでしょうか。
その②清掃が行き届いている、など衛生面が◎
男性がズボラとは言い切れませんが、女性に比べると衛生面や掃除の点では少々大雑把なことが多いです。水回りが汚いままだったり、段ボールなどのゴミが捨てられず放置していたり、物品が古くなってもなかなか買い変えなかったり・・・。
細やかな部分にまで気づく女性は、このようなところまでしっかりと見ています。(もちろん全員とは言い切れませんが)気持ちよく働けるよう社内の清掃を徹底している傾向にあるため、「職場が汚すぎて生理的にムリ」となることはあまり考えられないでしょう。
また男性が多い職場かつ小さな企業だと、女子トイレに汚物入れがない!なんてトラブルもたまにあるんだとか。
女性がたくさんいるとこのようなピンチには到底巡り合わないため、衛生面での気配りはきちんと行き届いているようです。
その③同性同士で仲良くなれる!盛り上がる!
男性には男性のノリが、女性には女性のノリが存在していますよね。やっぱり「ノリ」が合うだけでも仲良くなりやすいですし、関係性を深めることも可能です。もしかすると職場で一生の付き合いができる友人が見つかるかもしれません。
あくまで「合えば」の話ではありますが(苦笑)、ピタッとテンションが合致するだけでも意気投合するために距離は縮まりやすいもの!非常に仲の良い職場だと毎日のランチや飲み会、働くことそのものが楽しくなるので、非常に充実した時間を過ごせるでしょう。
女性の多い職場で働くデメリット
その①陰口や悪口、マウント・・・人間関係が面倒くさい可能性高し
女性ならではの良さが目立つ半面、嫌な部分も表に出やすいのがデメリット。誰かの陰口や悪口、ウワサ話を好む人も決して少なくはなく、陰湿な振る舞いをするタイプもいないとは言い切れません。誰かが一人を嫌えばそれが伝染する・・・といった、女性特有の面倒くささに巻き込まれる危険性もあります。
要するにドロドロとした人間関係が発生しやすいということですね。それぞれの関係値が複雑であるケースも多く、それに振り回されるメンバーがいればもうお互いが気を遣い合うキツ~イ状態に。男性社会ではなかなかこういったことは起きないため、女性の多い職場ならではの悩みでしょう。
どうしてもマウントを取りたい性格の人もいますから、人間関係が円滑にいきづらいのも事実です。それなりの距離を持って付き合える人でない限り、女性だらけの会社に就職するのはあまりお勧めできません。
その②感情に左右されるタイプが多い
女性はつい感情的になってしまうことが多いので、上司が「激情型」のようなタイプだと周りの人間が巻き添えを食らいます。例えばその上司の機嫌が悪い→部下が当たられて理不尽な思いをする、など・・・。プライベートと仕事が分けられず、私情を持ち込んでしまう人が多いのです。
プライベートで仲の良い上司同士が揉め、悪化した人間関係が職場でも延々と続いていた恐ろしいケースも筆者は聞いたことがあります。そうなれば社員は気を遣いまくり、ヘンなところで疲れてしまいますよね。これも先ほど説明した「女性特有の面倒くささ」ということ。
実はこのようなトラブルがきっかけで退職者が出てしまうことも珍しい話ではありません。
女性の多い職場で働くなら
- 相手と程よい距離を保つ
- 面倒ごとには関わらない、なるべく関与しない
- 自分を強く持ち、他人は気にしすぎない
女性の多い職場で働くのなら、上記3つは必ず守りましょう。3番目は自分の気持ちの問題なので難しいですが、面倒な人間関係が傍にある以上“割り切り”が大切です。
夜のお店でも指名客や好きな男性を取った・取られた、といった悩ましい問題が多々あるでしょう。常に人間関係によるトラブルが潜んでいることは、昼職でも同じであることを覚えておかなくてはなりません。
他人の顔色を見過ぎてしまう、環境に左右されるタイプはあまり同性の多い職場は向いていません。「自分はきっと向いていない」と思ったのなら、なるべく男女比が平等か、あるいは男性の多い職場の方がうまくいきやすいですよ。
働く環境や人間関係はとても大事なポイントなので、そこも妥協せず転職を成功させられるとなおグッドです!