夜職卒業を考え始めたのはいつ?元ナイトワーカーに聞いてみた~その②~
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職卒業を考え始めたエピソードの第二弾。今回はCさん、Dさんのお話をしていきますが、お二人の場合はちょっぴりネガティブな理由で夜職を卒業したとか・・・?キャスト時代、何があったのでしょうか。ちょっぴりリアルな体験談をご紹介します☆
悩ましい理由で夜職卒業を考え始めた二人
夜職を卒業していく女性の全員が、ナイトワークに未練がないわけではありません。
むしろ致し方のない理由で昼職へ転職する例も多いのです。
できれば前向きな理由で次のステップへ進みたいと誰もが思いますが、なかなか理想通りにはいかないことも。
特にコロナウイルスの関係もあって、泣く泣く業界を上がったケースも増えたと言います。
今回お話を伺ったCさんとDさんのエピソードはとてもリアルなものですから
少し厳しい現実を受け止めるためにも、ぜひ読んでいただきたく思います。
稼げない、夜職での限界を感じたCさん
みなさんが夜のお仕事をする理由って何でしょうか。
有名になりたい、昼職をしたくないなど様々ですが、やっぱりお金が一番ですよね。
Cさんも高収入を夢見て業界入りした一人で、大学生の頃に夜職をスタート。
最初はあっという間にお金を稼げることに驚き、どんどん夜の世界にハマっていったそう。
始めたては順調でしたが、接客スキルや工夫をしなければキャストはいずれ飽きられてしまいます。
若い、カワイイだけではどうにもならなくなってくる。それがナイトワークの厳しい一面でしょう。
Cさんは接客を追求せず、指名の返りも気にせず、居づらくなったらお店を退店を繰り返していたとか。
その結果、早くも26歳で入店できるお店が見つからなくなり、後がなくなってしまったのです・・・!
新しい居場所を求めても過去に在籍していたグループだったり、条件が以前よりも下がったりとなかなかうまくいきません。
妥協して入店しても前ほどお客様もつかず、指名の返りも相変わらずで、遂に稼ぎの限界を感じてしまいました。
20代後半であれば夜職でも十分に挽回は可能なものの、Cさんは大学卒業後夜一本だったため
精神的な疲労や負担も大きかったと語ります。
今まで接客をその場しのぎで行っていたため、もうこれ以上は頑張れないと限界を感じてしまいました。
収入が落ちる一方である現実に危機を覚え、夜の世界には泣く泣く見切りを付けたそう。
現在は昼職として活躍していますが、「できることならもう少しキャストでいたかったです」と、少し心残りがあるそうです。
体がついていかないことで頭を悩ませたDさん
Dさんは元々昼職で働いており、20代中盤で夜職へジョブチェンジした女性です。
昼の世界では稼げないことから高収入を夢見て業界入り、仕事をすること自体はとても楽しかったそう。
しかし、Dさんはあまり体が強くなく、お酒も得意ではありませんでした。
飲まない方法を見つけてなんとか接客していたものの、一切飲まないのは相当売れっ子にならなければ難しい話。
得意でないアルコールを摂取して朝までアフターをする生活がとてもキツく感じていたのです。
おまけに体も弱いため、ナイトワーカー時代はしょっちゅう風邪を引いていたとか。
健康面に支障が出始めるときちんと出勤することさえ難しく、遅刻や当欠も増えて悪循環。
誤魔化し、誤魔化しでしのいだものの、徐々に体力的にも厳しくなり、昼職への出戻りを考え始めました。
夜職をした期間は2年半程度。現在はお昼の世界へ戻ったため「体調がとてもいいです」とのこと。
どうしても体質的に夜の働き方が合わない人も多いですからね。
きちんと仕事をするには体が資本、いくら高収入でも見切りをつけるべきタイプというのは一定数いるものです。
頭を悩ます問題が出てきたら、夜職を上がるべきサインかも
稼げない、身体が追い付かない、気分が沈んでしまう・・・。
ナイトワークをしていると様々な壁にぶつかりますが、頭を悩ませ
解決の糸口が見つからない場合は仕事をやめるサインなのかもしれません。
もちろん、行動次第でプラスの方向へ進むことも多いにありますが
どうにもならなかったり、気持ちはもう限界を迎えていたり。
悩みが一向に解決しないのであれば、きっぱりと見切りをつけるのも一つの手でしょう。
同じ場所に居続けたとしても、本人が変われないのなら状況を挽回することは難しいからです。
苦しい状態を抜け出すために、昼職への転職を選ぶ人もたくさんいるもの。
夜を上がってから昼の世界で活躍する女性は多数いますから、自分の心と体と相談した上で決断しましょうね。