夜職卒業を考え始めたのはいつ?元ナイトワーカーに聞いてみた~その①~
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職を卒業する時期は人それぞれですが、「上がろうかな」と感じる瞬間は意外と多くのナイトワーカーに共通しているようです。今回は夜職を卒業した女性たちに、当時の心境を聞いてみました☆
夜職卒業を考え始める瞬間は意外と共通している
ナイトワークを上がるということは、働いている年月が多ければ多いほど勇気がいることです。
高収入や自由なシフトを手放し、働く時間帯やライフスタイルも変える、冷静に考えると大きな決断と言えますよね。
卒業していく時期については個人差がありますが
「やめようかな」「そろそろかな」と思う瞬間は意外にも、多くの人が共通しているようです。
昼コレに相談にくる女性も、「なんとなく上がりたいので」という方はまず少ないとのこと。
何か理由があってこそ昼職への転職を考えるのですからね。
業界の引退が頭をよぎった時こそ将来について考えるチャンス。
もしかすると考え始めた瞬間が絶好の機会になるかもしれないので、自分の心のレーダーはいつでも見逃さないようにしましょう。
元ナイトワーカーが語る、卒業を考えた瞬間とは
今回は3名の元ナイトワーカーに、夜職卒業を考えた瞬間についてインタビューしてみました。
それぞれ違いが見られたので、あなたも昼職への転職を考え始めた際の参考にしてみてください。
変化のない生活に不安、夜職歴が長かったAさん
現在はOLをしているAさん。
18歳の時に夜の世界へ飛び込み、キャバ嬢歴は約10年と、キャストとしてはベテランでした。。
売り上げも安定し、仕事をひたすらこなす日々でしたが、ある時を境に自分の生活に不安を覚え始めます。
指名客も売り上げもずっと一定数を保っていましたが、とにかく毎日に変化がないのです。
キャスト歴が長いと合うお客さん・合わないお客さん、指名の取り方、盛り上げ方など
接客に関するアレやコレはほとんど把握できるもの。
有名キャバ嬢になりたい、もっとお金を稼ぎたいなどの希望は特になかったため、急に目標が見えず
変わらずお店に出勤する毎日に「これでいいのかな」と思うようになったとのこと。
それまで一切夜職の卒業を考えたことがなく、突如壁にぶつかったため最初はどうしたらいいか分からなかったそう。
ようやく人生設計について正面から向き合い、考えた結果、変化のない生活の脱却を決意。
10年間も高収入の仕事をしていたため、生活リズムや金銭感覚を戻すのが大変だったと語りますが
今ではすっかりOLとして、東京で活躍しているようです。
バースデーで燃え尽きた!夜職で全てをやりきったBさん
Bさんは仕事意欲が高く、週6日のフル出勤をこなしていました。
もともと夜職に興味を持って業界入りしたので、キャバ嬢は天職だったと語ります。
ナンバーの常連でバースデーを打てるキャストに成長。
毎月の売り上げ目標もクリアしていましたが、三度目のバースデーを終えたころに卒業を考え始めました。
彼女は仕事意欲が高く、常にフルパワーで仕事をしていましたが
その分ストレスも多く、心身ともに苦労したとのこと。
もうワンランク上のお店に移籍することも検討したようですが、「終わるならキレイに終わりたい」と思い
売れている最中に四度目のバースデーを開催、燃え尽きた結果キャバ嬢を卒業したのです。
目標を達成した瞬間夜職を上がるケースはとても多いので、Bさんのような女性も昼コレへ多数相談にやってくるほど。
ポジティブな理由で前に進むため、このタイプは転職後も成功しやすい傾向にありますね。
「前へ進む」といった考えで転職するナイトワーカーは多い
Aさん、Bさんはネガティブすぎる理由がなく、あくまで転職は前進するためのステップのように考えています。
「稼げなくなった」「お店にいられなくなる事情があって・・・」ではないですからね。
いい意味で激しい焦りもなく、かつての仕事もきちんと実績を作っていることから、行動力が非常に強い印象を受けました。
しかし、彼女たちのような人ばかりが昼職を目指すのではありません。
中には少し後ろ向きな理由で夜職の卒業を考え始めるケースも多いですから
後半戦ではCさん、Dさんの事例をお話していきますよ。お楽しみに!