国民保険の脱退し忘れに注意
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆もし転職に成功したのなら、保険証が国民保険から社会保険へと切り替わりますね。その時に「国保の脱退し忘れ」があるのをご存じですか?保険料の二重払いを防ぐためにも、就職先が決まったら脱退手続きをきちんと行いましょう。
夜職の皆さんは個人事業主ですので、加入している保険は「国民保険」に該当するはずです。正社員として就職に成功した場合、「社会保険」へと切り替わるので国保を脱退しなくてはなりません。勝手に切り替わってくれるのではなく、こちらから手続きをしなくてはならないという不便な点があります・・・。
これを忘れてしまうと二重加入となってしまうので、社会保険へチェンジする前に国保を脱退しておきましょう!
二重支払いと脱退手続きについて
国保の厄介なところは、他の社会保険へ加入しても自動的に脱退とならないところです。これを知らずに加入し続け、気づいたら二重加入となっていた人もかなり多いのだとか。二重加入ということは当然、保険料を払い続けているということ。脱退手続きを忘れてしまうと延々と払い込み書が送られてきたり、引き落としの場合は引き落とされ続けてしまいますので気を付けて下さいね。
まず脱退をするには住んでいる区や市の役所に届け出を行い、国保のカードを返還すれば脱退したこととなります。忘れないうちに早めに返してしまうことも可能ですが、その間は保険証未所持となるので病院へいくと負担が大きくなるデメリットが。もちろん後々申請すれば医療費は返金されますが、なるべく入社が近くなってから返還することをおすすめします。
二重で支払ってしまった場合
払い込み用紙が家に届けば「あ!」と気づくのですが、銀行引き落としにしているとついつい脱退を忘れてしまいがち。数か月分余分に支払ってしまう「二重払い」も非常に多いのです。もし二重払いをしてしまった時は、まず脱退手続きをすればOK。脱退後は保険料の計算がされた通知書が送られてくるため、そこへ過払い分、または不足分の結果が記載されています。二重払いしている場合は更にその後「還付通知書」が送られてくるため、過払い金が振り込まれる口座を記入して返信しましょう。
ちなみに過払い分が返還されるのは過去二年間のみですから、それ以上経過してしまった分は戻ってきません。脱退し忘れて何年も経ってしまった・・・なんてことのないように!