元夜職なことがバレる専門用語たち
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職には独特の業界用語が多く存在し、夜歴が長いとついつい日常生活でも使ってしまいがちです。絶対に過去を隠したい場合は、これらの言葉を使わないように心がけましょう。
ナイトワークの業界用語、昼の世界で使っていない?
夜職をしていると覚える業界用語。昼職さんにはまず通じない言葉も複数あり、昼の友達に「何それ?」と言われた経験はありませんか。
「これくらい昼の仕事の子でも使うでしょ!」と思っても、実際には日常生活で使用しないものもいっぱい。
これを言ったら即夜職バレ!というワードもあるくらいですから、まずは一度見直しましょう。
例え夜職バレを気にしていなくても、うっかり使うと相手から「?」と反応されるはず。
これから紹介する業界用語を昼職では使わないように気を付けてくださいね!
①昼職
そもそも「昼職」というワード自体が、ナイトワーカーならではの用語です!(笑)
会社員の人は「昼職をしてます」なんて絶対に言わないですよね。彼らは「昼職」「夜職」と分けて使う機会がまずありません。
「何の仕事してるの?」の返しが「昼職」だと、夜の世界にいたことが丸わかりになってしまいますよ。
就職後は職場の人との会話でこのワードを用いることのないよう、気を付けましょう。
②当欠
「当日欠勤」の略が当欠なのですが、昼の世界にいる人々は略称で言いません。
そもそも「当日欠勤」という言い方自体あまりしないような・・・。多くの場合が「欠勤」だと思います。
夜職はシフト制であり、欠勤はほぼ確実にペナルティが発生するので特別な言い方になるのかもしれないですね。
間違っても一般企業では「Aさんが本日当欠しました」と伝達されることはまずないので、「欠勤」「休み」の言い方に慣れましょう!
③痛客
「そんなの昼職で使わないでしょ!」と思いきや、意外なところでポロッと出てしまうのがこのワード。
以前筆者が元夜職の友達と居酒屋にいた時、男性のお客さんが店員さんに酔って絡み、大声でクレームをつけているところに直面してしまいました。
その時私たちはどちらも夜を上がっていたのですが、男性を見て「痛客じゃん」とポツリ。夜を卒業をしてから久しぶりに“痛客”なんて言葉を使ったので、少々自分でも驚いたことを覚えています。
何気なく口から出たのですが、ふとした瞬間に業界用語が出てくる可能性は元ナイトワーカーなら誰でもあるもの。
会社の取引先で痛々しい相手がいても、うっかり使っちゃだめですよ(笑)
④アイス、ステア、アイスペールなど
氷のことをアイス、かき混ぜることをステア、氷の入れ物をアイスペールと言えば、お酒を扱った商売をしていたことが一発でバレます。
よほどお酒に詳しくない限りは「ステア」「アイスペール」の用語を昼職の方は知りません。
飲み会などでお酒をつくる機会がやってくるかもしれませんが、その際に専門用語を使いながら、手慣れた様子でつくればもうアウトでしょう。
夜職バレをしたくないのなら、お酒まわりの用語は全て伏せておくべきですね。
⑤フル出勤
キャバクラは休みが少なく、多くの店舗が日曜休みです。休業日以外全て出勤することをフル出勤と言いますが、これも夜独特の言い方です。
会社員は土日休みが基本ですが、週5日連勤が当たり前なので、それをわざわざ“フル”出勤とは言いません。
夜職はシフト制ですから、休むのも出勤するのも自由。だからこそこの用語が生まれたのでしょう。
昼職は常にフル出勤、そのことを覚えておけば自然とこのワードは出てこなくなると思います。
昼職の方の会話をよく聞いてみよう
転職したての頃は昼の世界がどんなものか?をあまり分かっていないのも当然です。
過去に昼食経験がないのなら、なおさらのことではないでしょうか。
不慣れなのは致し方がないので、昼に溶け込むためには同じ会社やお昼に働く友人を参考にしてみましょう。
きっと彼女たちの会話が理解できれば、夜の世界とは雰囲気が違うことに気づくはずです。
生活していくうちにズレは矯正されていくものですが、自ら昼の世界を勉強することはとっても大切。
転職後にアレ?とならないよう、夜職時代から昼職の友人と定期的に会っておくと、大幅なズレ予防にもなりますよ。