コロナ禍での転職が成功した人の例 その①
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆コロナ禍での転職は難しい、確かに一時期はそう囁かれていました。けれども非常に厳しい間でも転職を見事に成功させた人はいます。今回はそんな方の体験談を交えながら解説していきますよ☆
コロナウイルスの影響により、業績が大幅に下がってしまった企業は多いです。派遣・社員切りが行われたり、ボーナスカットがあったり、フロアや事業の売却があったりと、世の中は現在も騒然としています。
そんな中での転職に不安を覚える人も多いのですが、全ての業種が打撃を受けているわけではありません。飲食店全てが赤字ではないですし、コロナ禍でも業績を伸ばす企業も無数に存在していますよ。
一回目の緊急事態宣言解除後、2020年中に転職を成功させたナイトワーカーNさんに話を伺いました。
コロナ前から上がるか悩んでいた
Nさんはキャバクラで働く女性で、夜歴は2年半。短大を卒業後なんとなく就職せず、夜の世界へ飛び込んだそうです。そこから週3~4日とゆるめの出勤を続けていたら、気づけば2年半が経過していたそう。あまり仕事を本気で頑張っていなかったと語る彼女。「ある程度の生活費が稼げればいい」というスタンスだったのです。
しかしお店でベテランになるにつれ、将来的な不安や焦りを感じたと言います。「いよいよ自分も上がり時か」と考えはじめ、2020年はどうしようと悩んだ矢先にコロナウイルスが流行ったのです。
お給料が足りないピンチで、転職を決意
世間でコロナが流行り始めた頃、まだお店にお客さんの姿は見えていました。多くの方が早めに収束すると思っていたからです。しかし緊急事態宣言が発令され、あれだけ賑わっていたお店もすっかり静かになってしまったとか。Nさんの働くお店も一時的に休業し、働くキャストのお給料は約2か月間ゼロ。
解除後は営業再開をしましたが、今まで爆発的に売れていなかったNさんの指名客はあまり戻ってきません。返ってきても微々たるもので、「ある程度の生活費」でさえ稼ぐことが難しくなっていきました。
そこで遂に彼女は転職を決め、動き出す覚悟をしたようです。