高熱でも出勤?それ、昼職でやられると迷惑です
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職は固定給がないため、出勤したからには大金を持って帰りたいもの。昼職よりも一日に対する気合の入り方が違うかもしれません。とは言え成績を落としたくないがために、体調不良でもムリヤリ出勤するキャストの多いこと・・・。それ、夜の世界では「頑張ってる」とみなされても、昼の世界では「ただの迷惑」でしかないのです。自分の頑張りが時に他人へ悪影響を及ぼすことを十分に理解しましょう。
インフルエンザ、酷い風邪、それでも出勤するナイトワーカー
コロナウイルスの流行により、体調不良時に休みやすくなったこの世の中。
コロナがなければ「這ってでも出勤しろ」というブラックな風潮は未だに消えていないかも。
正直なところ、以前は昼の世界でも「無理せず休んで」と素直に言えない会社は少なくなかったものです。
けれども夜職はどうでしょうか。
罰金制度があり、一日一日の売り上げを激しく追い求めなければならないため、無理をしてでも出勤する人が本当に多いですよね。
体調不良だけではなく整形後のダウンタイムでさえほぼ取らず、すぐに現場復帰するキャストも多いハズ。
ダウンタイムについては誰かに迷惑をかけるものではありませんが
風邪、高熱は自分以外にも悪影響を及ぼすため、本来は出勤するべきではありません。
勤怠がままならない人間がたくさんいることから、夜職はどうしても休まない=エライとなりがち。
確かにきちんと出勤することが重要なものの、周りに負担をかけるのは社会人としていかがなものでしょうか?
夜職をしていると休みに対する意識が一般常識と異なってしまうので、世間から大きくズレないようにしたいものです。
高熱でも出勤、長い目で見ればソンな行為かも
「今日は太客との約束があるから」
「予定が立っているからお店に行かないと」
「指名がいないから一日でもフリーを逃したくない」
「イベントだからどうしても休めない」
「一日でも出勤を逃すとお金が減るし・・・」
ナイトワーカーが体調不良でも出勤する理由はお客様のためだったり、ノルマが関係していたり、自分の日給が気になるから。
特に日払いの仕事の場合は欠勤するだけで〇円逃す・・・と思うだけで、体にムチを打って出勤したくなる人もいますね。
しかし、高熱や酷い風邪のまま出勤しても接客パフォーマンスを保てません。
声が出ない、あるいは鼻声ならばお客様からも心配されますし、単純にうつされたくないと思うのが本音。
指名客なら目をつぶってくれるかもしれませんが、フリーやアイバンの方からすると少し抵抗を覚える可能性も。
休まなければその日の売り上げは確保できますが、結局こじらせて体調不良が長引けばあまり意味がないでしょう。
結局どこかで長く休んでしまえばムリヤリ出勤した努力が水の泡。下手すると長期休暇になる人だっているものです。
具合の悪さを侮ってはなりませんよ。一日休んで済むことが、二日、三日、一週間以上・・・となり得る可能性もありますからね。
体調不良が明らかな状態での出勤、周りに迷惑も掛かる
あなたが良かれと思って出勤しても、周りがその行動をいいと思っているとは限りません。
夜のお店は窓がなく、基本的に換気がしづらい作りになっています。お店によっては空気清浄機が一台しかなく、ほぼ密閉状態であることも。
そんな中体調が悪すぎるキャストが来れば、あっという間にウイルスは蔓延するでしょう。
夜職をしている以上自分の身は自分で守るべきですが、うつされた側からすればたまったもんじゃありません。
以前筆者の働くお店にも、インフルエンザと分かっていながら出勤してきたキャストがいました。
もちろんバレて強制帰宅を命じられましたが、その場に居合わせた人々はみんなギョッとしていたのを今でも覚えています。
体調不良時のムリヤリ出勤は、他の頑張りたい人たちの足を引っ張る行為ですからね。中には批判の声も上がっていたほどです。
周りの気持ちが考えられないのはある意味「自己中」ということ。
立派な社会人であり、昼職への転職を視野に入れているなら考え方や行動から見直していきましょう。
昼職で高熱のまま出勤、夜の世界より痛烈批判を食らう!?
夜職に比べ、昼の世界はルールや社会的常識がきっちりとしています。
確かに「這ってでも来い!」といったブラック企業はたまにあれど、多くの企業が体調不良の欠勤を激しく咎めません。
夜職独自の感覚で頑張って出勤しても、体調不良者が職場をうろついているなんて迷惑過ぎる話。
あなたは頑張ったつもりかもしれませんが、一般常識で考えると頑張った・努力したにはならないのです。
下手すると「なんで休もうと思わなかったの?」痛烈批判を食らうかも。
具合が悪い時は休む、基本中の基本ですのでムリヤリ行くことを当たり前と思わないでくださいね。
休むことを恐れるナイトワーカーへ
今まで欠勤がほぼ無く、勤怠が良いキャストは休みを大きく恐れます。
休み=悪いこととと捉えてしまいがちですが、体調不良は誰にでも訪れるので致し方がないのです。
自分に厳しくし過ぎて倒れては元も子もありません。
当欠を一切しない人間などいないのですから、休める時はしっかりと休んで後の未来に備えましょう。
普段真面目にやっている人なら、少しの体調不良は必ず多めに見てくれるハズ。これは昼夜共通しています。
普段頑張っているからこそ休みに対し引け目を感じるのだと思います。
数日程度の休みなら誰もあなたを批判しません。むしろ常識外の行動こそ咎められる対象となるため、急かを恐れないようにしてください。