高学歴&有利な資格を持っていても、夜歴が長いと転職が不利な件

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆高学歴ナイトワーカー増えており、有名大卒業や驚きの資格を保持する人も夜の世界へ出入りするようになりました。優秀な経歴を持つことはとても素晴らしいのですが、“持っている”だけでは転職時に苦労することも・・・!?その理由を徹底解剖しちゃいます。
優秀なのに昼職への転職が不利になる!?
有名大学を卒業しているのに、TOIECで高得点を獲得しているのに、大学在学中教職をとっていたのに、昼職での面接で弾かれる・・・。
このような悩みを持つナイトワーカーは少なくありません。
世間から見て「いい歴」を持っているのにナゼ?と疑問に思ってしまいますよね。
実際に高学歴や転職時に有利な資格を持っていれば、他の人との差別化が図れるので一歩先をリードできることは事実です。
ただ、“使い方によっては不利な事態を招く”可能性があるということ。
やり方次第で吉にも凶にも転ぶため、ご自身の培ってきた経歴をどう活かすかがカギとなるでしょう。
高学歴や転職時に有利な資格が足かせとなるケースって?
せっかくいい大学を出ていても、なかなか手に入らない資格を保持していても、「その履歴がある」だけではあまり意味がありません。
転職時に過去の頑張りが逆に足を引っ張ってしまうのは、「有名大卒」や「〇〇資格保有」という事実だけに依存しているから!
何事も使わねばいずれはサビていき、くすんでいくものです。特に卒業や取得から長い年数が経過している場合は注意しましょう。
気付くと「ただ持っているだけ」になり、時間と共に効果が大きく薄れていくことも考えられるからです。
面接時、なぜ夜職を選んだかを説明できないとマイナスに
世間一般の常識だけで考えれば、高学歴で好成績かつ“使える資格”を持っていれば、昼職でも十分な選択肢ができたでしょう。
学歴ナシ、資格もナシ・・・とでは大きな差がついていますので、昼の世界だけでも十分にやっていける要素は見られたかと思います。
面接官もその点には必ず注目するはずで
「何故この人はわざわざ夜の世界へ進んだのだろう」と疑問に感じるはず。
その時に明確な理由を話せないと、マイナスイメージをつけられてしまうのが悲しいところ。
はじめたきっかけがいい加減でも、継続し続けられた点についてなどが説明できなければ
「ラクをしたいだけで夜職をしたのかな」「勉強はできても他の事をまっすぐ考えるのが苦手なのかな」
となり、あなたの印象が良くないものとなってしまうのです。
昼の世界でも十分に戦えたのに、あえて夜を選んだ心境をきちんと話せるだけで見え方が大きく変わってきますよ。
資格を使った経験ゼロだと本当に持っているだけ状態に
司法書士、宅建、TOIECなどなど、そう簡単には取れない資格や高得点を叩き出すのが難しいテストなど、世の中には仕事をする際に役立つ“強み”がいくつか存在します。
資格だけで全ての仕事ができる!とは言い切れませんが、保持していなければ希望する事さえ叶わない職業さえあるほど。
資格=仕事の幅を広げ、自身の能力を測るものと現してもいいでしょう。
レベルが高いものは持っているだけで「すごい」とはなるものの、実際に全く使っていなければあまり意味がありません。
新卒ならまだしも、取得後数年以上経過していれば試験の内容は忘れていますし、徐々にプロの道からは遠ざかっているハズ・・・。
- 一度は就職経験があり、スキルを仕事で使った
- 就職はしていないが語学関係は夜職内でもよく使う
- 夜職の副業として、資格を活かしたバイト等をしたことがある
上記のいずれかに当てはまるのなら、就職時にそうマイナスイメージを抱かれませんのでご安心を。
最も悩ましいのは「取るだけ取ったけど一切使ってない」パターンです。
この場合は素人同然となり得るため、例え保持していても面接の評価が大きくプラスに傾くことはあまりないと思っていてください。
学歴と資格だけに依存しすぎない転職活動を
高学歴や資格保持はたいへん素晴らしいものですが、時間が経ってしまっているのならそこだけに頼り切るのはNGです。
確かに就職をする上で重要視されるポイントではありますが、人間性や経験値、性格などもトータルして見られるのが就職活動。
学歴が一切なくても、人間性の良さで希望する企業へトントン拍子で進めるナイトワーカーもいるくらいですからね。
あくまで学歴や資格は自分を補助するツール程度に考え、依存は厳禁。
「これしか武器がない」ではなく、「複数武器を持っている」状態にまで持っていけると選択肢も広がり、あなたの考えも大幅に変化が起きるでしょう。