飛ばないで!正社員をバックレるとどうなるのか?

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆以前昼職の方が「飛ぶ」という単語に疎いことを書きました。まず昼職で飛ぶ、つまりバックレは少ないのですが、夜職では日常茶飯事。常に人が入れ替わっている状態ですよね。もしかするとコラムを読んでいる方も、一度は飛んでしまった経験があるかもしれません。ですがそれを昼職でやってしまうと、大変なことになります。もし正社員で飛んだらどうなるのか?解説していきます。
昼も夜も、バックれはよくない
誰しもがわかっているとは思いますが、飛ぶのはダメです。
よほど辞めさせてくれない会社・お店に在籍していて、致し方なく飛ぶのではなく、「行くのが嫌だから」という理由だけで飛んでしまう人が後を絶ちません。
特に夜職よりも、昼職は飛んだ後が面倒になるので気をつけましょう。
昼職で飛ぶとどうなるのか?
昼職で無断欠勤・バックレをするとまず、連絡がひっきりなしに来ます。連絡がつくまでめちゃくちゃ鬼電・手紙・メールが届くことも。
本人とあまりにも連絡が取れないと、次は実家へ連絡がいくことになるのです。もし事故に遭って連絡が取れなくなっていたら、事件に巻き込まれていたら……ということを考えた上での連絡ですね。
こうして何日も連絡が取れなくなると、「あの人は飛んだんだ」と認識し始めます。夜職の場合はここでおしまいですが、昼の場合はそう簡単には終わりません。
連絡が取れなくなり14日以上が経過すると、規則により社員を解雇を出来る会社があります。つまりクビです。恐らく自宅へ解雇通知が送られてくることでしょう。解雇となれば、退職金は貰えません。
「でもクビになるだけでしょ?」「解雇されたら夜へ戻ればいい」
そう思っている方も、まだいるのではないでしょうか?
昼職を飛ぶと良くない理由は、まだまだあるのです。
保険証を返却する義務がある
夜職を飛んだ時の大きな違いとは、まず保険証等のゴタゴタが発生する点です。
ナイトワーカーであるなら国民年金・国民保険、その他の税金も、確定申告も全て自分で行います。お店がやってくれることはありませんので、飛んでも税金関連で面倒な事はありません。
ですが昼職の正社員となると、社会保険((厚生年金・健康保険・雇用保険)のこと)に加入していることになります。会社絡みで加入しているものですから、退職の際は必ず保険証を返却することが義務付けられています。
ですが飛んでしまうと、返却せずそのままという状態に。健康保険や厚生年金は会社が折半で支払っているものなので、脱退の手続きを即座にしないと、いない人の分を延々と支払わなくてはなりません。これは会社にとって大きなデメリットです。
保険証の返却=組合の脱退という証ですから、いつまでも手元に持っていられるのは困るのです。
ちなみに会社だけではなく、あなたにも不都合が生じます。
保険証の返却が無いと国民健康保険に加入できなかったり、次の会社の健康保険に加入できないというマイナス要素も……。
保険証がなくて困らない人はいないので、絶対にバックレは辞めましょう。
他にもある!飛ぶことのデメリット
「昼職を飛んでも給料は支払われる」と聞いたことはありませんか?
実はこれ、会社によるんです。飛んでも支払う会社と、そうでないところがあります。私が以前勤めていた会社はバックれ率が高かったのですが、飛んだ人には一切支払っていませんでした……。
そして就業規則によっては、損害賠償を要求されたり、過去の履歴により再就職先にバックれがバレることも!
夜職より、昼職の方が飛ぶことに関しては手厳しいかと思います。昼コレコラムをご覧の皆さんは大丈夫かと思いますが、絶対に勤め先は飛ばないようにしてください。
例え数カ月で退職してしまったとしても、飛ぶよりはよっぽどマシです。飛んでしまうと再就職さえ難しいケースも見られますから、必ず退職の旨をきちんと伝えましょうね!