風俗店の講習員は昼職なのか?向いている人とメリット・デメリットについて☆
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆風俗界隈では講習ブームが起き、現在は講習員の数も増えているようです。業界卒業後の道が開けるのはたいへん素晴らしいことですが、講習員さんは昼職と言えるのでしょうか?向いている人やメリット・デメリットについて解説します☆
風俗の講習員は昼職ではない
「昼間に働いているから講習員は昼職じゃない?」「もうキャストじゃないんだし・・・」
と講習員をお昼の仕事と勘違いしている人もいますが、業務内容を見れば立派な夜職です。
昼間に稼働しているだけが昼職なら、風俗店のスタッフや日中に働く女の子たちもみんな「昼職」になってしまいますよね(苦笑)
例え現役嬢でなくとも、夜のお店に関与する以上は「夜職」であることを忘れないようにしましょう。
とは言え、お店に専属で雇われている講習員なら固定給が出たり、社会保険に加入した正社員扱いになるなど
一般の社会人と変わらない雇用形態で働ける場所も複数あります。
かつての経験を活かしたい時、昼間の会社に勤めるのは抵抗がある時
夜のお店に関わっていたい希望が強い場合は、この仕事を検討してもいいでしょう。
風俗の講習員が向いている人や条件は?
講習はカタい言い方をすれば勉強。つまり女の子へ教えている間は先生でなくてはいけません。
誰かに物事を教えるとなれば向き・不向きは出てくるでしょう。
それに表舞台に立つキャストではなく裏方へ周り、人々のサポートをするのも講習員の役目。
一見技術があれば誰でもできそうな商売に思えますが、実は継続できるのは一握りのようです。
業界歴が長いだけでは務まらない!売れっ子であることが必須条件
ただ風俗歴が長いだけで指名をほとんど取れない人に講習員は務まりません。
講習だけではなく指名の取り方や接客方法、メンタルケアなど多方面にわたってサポートするのが主な業務内容です。
指名が多くきちんと仕事ができる人間でないと、誰かに物を教えることは難しいでしょう。
講習員の面接もかつての指名本数や業界歴、在籍していたお店のレベルや在籍年数を問われます。
お店を転々とし続けて成績を残したことがないとまず採用されません。
女の子も元・人気嬢からのアドバイスを欲しているハズ。逆に不人気嬢からは得るものがないと思います。
レベルアップのために講習を受けるキャストも多いですから、売れっ子であることが講習員の必須条件ですよ。
コミュニケーション能力が高く、誰かに教えるのが好きな人は向いている
ナイトワーク業界にいれば様々なタイプの女の子がいることは、十分に分かっているでしょう。
無口な子、常識がない子、何らかの事情でイヤイヤ働く子、やる気に満ち溢れている子、ちょっと天然すぎる子・・・。
文句の付け所がない優秀キャストから問題時まで、本当に色々な子が在籍していますよね。
どんな相手でも偏見の目を持たずきちんと接し、仕事内容を丁寧に教えるのが好きな人であれば講習員は向いています。
コミュニケーション能力の高さは必須。接客時と同じく「相手に合わせてあげる」ことが重要です。
けれどもみんなの先生である以上、ただ優しく話しやすいお姉さんなだけではダメ。
時には問題点を指摘し改善に繋がるようなアドバイスを言えるようにならないと、キャストと講習員という関係は築けません。
あくまで教える立場なので、キャストと仲良しこよしをするためにいる存在ではないのです。
表舞台から引く覚悟ができているのなら◎キャスト時代の悪いプライドが捨てられる人
講習員は裏方でサポート役。もう華々しくキャストとして活躍することもなく、お客様やボーイからチヤホヤされる立場からは卒業しなければならないのです。
となればいち社会人として、いち風俗スタッフとして扱われるのでお姫様ではなくなります。
その点の覚悟ができているのなら講習員に移りやすいでしょう。
キャストを見ても嫉妬せず、売れっ子や今後頑張りたい子の背中をそっと押してあげられるような懐の広さが必要不可欠と言えます。
たまに現役嬢と張り合い「私も当時はこのくらい指名を取っていて~」と自慢話をする先生もいるようですが・・・。
マウントを取り、過去の栄光にすがるような人に再度教えてもらいたい!と思う生徒さんはいません。
ナイトワーカー歴が長いと余計なプライドが育ってしまいがち。そこをどう捨てられるかが肝となるでしょう。
講習員は40代以降の女性が多いのですが、単にキャリアや技術、上がり時の年齢だからではなく
精神面がきちんと育っているから・・・というのも、ある意味理由の一つなように思います。
風俗の講習員になるには
風俗の講習員になるには二つの方法があります。
- 風俗店の専属講師としてお店に入店(=入社する)
- 専属にならずフリーの講習員として活躍する
①はお店の店員扱いとなり、時に講習員とスタッフ業務を兼業する場合もあります。
専属なので固定給や時給が発生、グループによってはボーナスが出ることも!
②はどこにも所属しないので、キャストと同じく個人事業主。
SNSを使って集客がメインとなり、界隈で知名度がある人だとお店から外部講習員として依頼されるケースもあるようです。
前者は安定的ですが稼ぎが爆発せず、後者は生徒がいなければ商売にならないものの、オファーがあればひっきりなしに仕事が入るもの。
現時点で講習員の数は増えており生き残りが大変なようですが、その分働きたい女の子も増えているので
今後も「業界の先生」を欲する場所はどんどん多くなるでしょう。
夜職を上がりたいけど業界には居残りたい、かつての成績を活かしたい時はこのお仕事を候補に入れるのもいいですね。