転職が難しい、“追っかけ女子”の実態とは?

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆今回は「追っかけ癖」のあるナイトワーカーについてお話したいと思います。追っかけと言えど、何もアイドルだけではありません。バンドやホスト通いも一種の追っかけ行為と呼べるでしょう。これらのクセがある場合、転職が一番難しいかも……。追っかけ癖とは具体的にどういうことなのか?解説していきますよ☆
追っかけ=生き甲斐?
アイドルやバンド、ホストやボーイズバーに通うのが好きなナイトワーカーは非常に多いです。趣味の為に夜職をはじめた、なんて子もよくいますね。
アイドルもホストも、同じようにお金がかかります。ライブやコンサートのために地方へ行ったり、担当のホストを喜ばせるためにお会計を上げたり、追っかけ女子は本当にお金がかかるのです。
中にはアイドルやバンドの追っかけと、ホスト通いを並行している子も結構います。となると、昼職のお給料だけでは足りませんよね。
本気で追っかけをしている子は、同じような友達が出来ます。その子達といることが楽しくなってしまい、ついつい自分の将来のことを後回しにしてしまうのです。
その場その場が楽しければいい、といったスタンスですね。
全力で趣味を充実させることを、私は悪いとは思いません。
ですがあまりに趣味にかまけすぎて、自分自身の人生を疎かにしてしまっている子が大勢いるのです。
若いうちはいいけど……
とにかくお金が必要ですから、出稼ぎに行く、稼げるお店を転々とするケースがよく見られます。
若いうちはそれでいいかもしれませんが、年齢を重ねるとお店がどんどん限られてくるのです。
また出稼ぎに行くのも、年齢が上がってくると厳しくなるでしょう。受け入れてくれるお店があっても体力面で限界を感じる時が来るかもしれません。
一生懸命追いかけてる分、飽きが来るのが早い人もいます。自然と「もういいや」と思う時もあるでしょう。その時に自分の将来やあり方を考えられる子なら、まだ未来は明るいです。そこでさらに行動へ移せればとてもいいですよね。
追っかけのために夜を始めたのだから、辞めたらもう必要ないや~と割り切れる子はある意味切り替えがうまいので、その潔さをどこかで活かせるかもしれません。
パッタリと辞め、そのまますんなり卒業してしまうタイプですね。
ですがこういった「割り切れるタイプ」の子はものすごく少ない!!!
お目当てのバンドやグループが解散、また担当が辞めてしまう、自分が飽きてしまうと、またその代わりを見つけようとします。
心と時間の穴を埋める如く、また他の現場やお店に顔を出し始めてしまうのです。
転職が一番難しい!?
厳しい事を言うと、この手のタイプが一番転職するのに難しいと言えます。
例え転職しようと思っても、「まぁいっか」と思ってしまう。仲間も皆夜職だから大丈夫、と考えることを辞めてしまうからです。
一念発起して転職について調べてみても、ホストからのお誘いがあれば行ってしまいます。これでまた考えがどんどん先延ばしになっていくのです。
追っかけと夜職にどっぷり浸かってしまうと、泥沼のように抜け出せなくなってしまうのです。そして気づいたころには手遅れ……なんてことも。
選択肢が狭まってしまう前に、できれば早め早めの行動をおすすめします。
追っかけに焦りを感じている人へ
追っかけをしながら焦りを感じている人はいっぱいいます。夜職をしている分どこか冷静な一面も持ち合わせていますから、自分のしていることに疑問を浮かべている人もいるでしょう。
「いつまでこうしているのかな」「やめたいけどどうしようかな」「こんなことしている場合じゃない」そう思い始めたのなら、まずは自分の仕事を向き合ってみましょう。
追っかけのために始めた夜職を、楽しんでこなせているでしょうか?
夜職の楽しさ・やりがいを見出したのなら無理に辞める必要はありません。ですが追っかけのためにイヤイヤやっているのなら話は別です。
「どうしようかな」と思い始めたら、まずは自分と向き合ってください。アイドルやバンドマン、ホストはあなたのために何かしてくれません。対価が発生しているのだから、サービスをしてくれているだけなのです。
もし夜職からの卒業を目指すなら、昼コレスタッフにご相談くださいね。