話し上手は聞き上手!夜職経験者こそカウンセラーが向いているワケ

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職である程度の売り上げが作れる人はみんな、話し上手であり聞き上手です。昼職で「会話」はそこまで重要視されないと思いがちですが、実はとても強い武器となりますよ!接客スキルに定評があった方こそ、カウンセラーのお仕事をぜひ視野に入れてほしいものです。
「会話が上手」な人ってそんなに多くない?
- テレビ番組に出演する芸人さんのように笑わせることが得意な人。
- 思わず聞き入ってしまうようなネタを複数持っている人。
- なんだか吸い込まれるようなテンポで話題を紡げる人
- 思わずこちらが話したくなってしまうような、絶妙な空気を作れる人
“話がうまい”の感じ方は人によって異なりますが、後半の③、④は特に会話上手だと思われる素晴らしい要素ではないでしょうか。
人を笑わせることやネタ収集は可能でも、なかなかその場の空気を作り上げることや、テンポを良くするのは意識してすぐできることではないんです・・・!
ナイトワーカーは毎日会話、会話、会話の嵐。気づかぬうちに③と④を実行する能力が身についているもの。
本当の話し上手こそ聞き上手であり、一方的に喋り倒すことはしません。
「聞く」のは想像以上に難しく、そこからさらに相手の気持ちや情報を自然に引き出すのって、結構スキルが必要なんです。
スタート地点で会話スキルがあるナイトワーカーさんこそ、聞き上手である点がマストなカウンセラーは非常におすすめ。
夜職を経てカウンセラーへ転職する方がとても多いため、昼職選びに悩んでいる時は候補に入れておくのもいいかと思います。
カウンセラーに必要な内面的要素
心理カウンセリング、恋愛カウンセリングなど種類は様々ですが、カウンセラーになるには必要な内面的要素というのがあります。
向いている・いないがハッキリしがちな職業とも言えますから、自分は合っていそうか?をまずは見極めましょう。
相手の立場になって物事が考えられる
個々が抱える悩みは本当に人それぞれ。
第三者が聞いたらあまり重い内容でなくとも、当人からすれば物事が手につかなくなるほど重要だったりするのです。
そんな時に「う~んこの人の話は全く共感できないな」と突っぱねてしまうのではなく
カウンセラーなら「そうか。この人はAという部分が◎◎だから腑に落ちていないんだな・・・」など、状況に応じて相手の心の内を考えなければなりません。
自分の意見が全くないのもアドバイスになりませんが、かといって個人の主観が強すぎるのも×
回答や解決策を編み出すには、相談者側に立つことが最も大切と言えるでしょう。
相手に感情移入しすぎない
深い問題を打ち明けられても、感情移入をしすぎないこともカウンセラーの重要なポイント。
毎日何件も色々な人の相談を受けるため、1人1人に深入りしてはあなた自身が持ちません。
それに感情が入ってしまうと、第三者的意見を出しづらくなるため“カウンセラーとしての仕事”を果たせなくなるでしょう。
カウンセリングで重要なのは相手に共感しすぎることではないからです。
あまりに共感が激しすぎると相談者に依存されたり、根本的な解決策が見つからず余計に相手が前へ進めなくなるなどの弊害が起きます。
人生経験が豊富
どんなアドバイスをするにしても、人生経験が全く内容では薄っぺらい内容しか伝えられません。
多くの人間を見て、失敗して、チャレンジして、広い世界を見ているからこそ的確なアドバイスができるのです。
さまざまな人間模様を見てきたナイトワーカーなら問題ないかもしれませんが、実のところそれだけでは不十分。
なぜなら「男性の夜の顔」はたくさん見ていても、「男性の昼の顔」を目にする機会が少ないから。
偏った意見だけを言わないよう、一般の社会人より2~3倍人生経験を積んでおくといいでしょう。
人と関わるのが嫌いじゃない
カウンセリングは対人間でないと成立しませんから、最近よく言われている「AIにもできる仕事」ではないでしょう。
人あってのお仕事、そもそも誰かと関わることがイヤであればカウンセラーには全く向いていません。
想像以上に幅広い悩みを持った人が次々と現れますし、正直なことを言うと面倒くさい相談者もいっぱいいます!(苦笑)
それでも依頼を受けた以上は最後まで対応する、それがお仕事なのです。
「まぁこういうタイプもいるからな」と割り切れる性格であれば何の問題もないかと思います。
会話上手こそ天職!ナイトワーク経験を活かしてカウンセラーを目指そう
相談者が気持ちよく話せるよう、カウンセラーは会話上手でなければ成り立ちません。
「カウンセリングを予約したはいいものの、いざ対面するといいたいことの3割も話せなかった」方はたくさんいます。
そんな相談者を減らせるようなカウンセラーになれれば、あなた自身の依頼も尽きず、仕事へのやりがいも感じられるでしょう。
便利さが加速する世の中の裏で、寂しさを抱える人間が増えているのが現実です。
過去の経験を活かし、心にスキマができた人々を救えるような存在になってみませんか?