社会人の平均的な転職回数って?多すぎるとどうなるの?

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜の世界ではお店を何度も変える人、ずっと一店舗に留まる人がいるように、昼職でも転職回数については個人差があります。平均的な回数や何度目で「多い」とみなされるのか、気になるポイントを解説していきますね☆
社会人の平均的な転職回数、年代別に解説してみた
少し昔は「会社は一社にずっと留まるもの」といった概念がありました。
会社を変える=不満が強いなどネガティブなイメージを持たれやすいことも実際に起きていたようですが
現在は転職に寛容で、むしろ一社に留まり続ける方が珍しくなっているのかもしれません。
特に若いうちは動ける範囲も広く、フットワークも軽いので度重なる転職を繰り返す人も多いですね。
まずは年代別の平均的な転職回数を一緒にみていきましょう。
20代の転職回数は0回~3回以内
四年制大学を出たとすれば働き始めるのは24歳からになります。
24歳~29歳まではたった五年間しかありませんので、転職回数は0~3回以内に留まることがほとんどでしょう。
数年在籍した上で様子見→条件のいい会社へ転職。30代以降にもう一度転職など
キャリアアップを加味して会社を変える、そんな若者も今は多いですね。
20代のうちはまだ社会経験が浅いため、他社との比較が分からず転職をする勇気がないといった意見も。
あまり若いうちに会社を動きすぎると「続かない人」のレッテルを貼られがちなので
20代の転職は動き方、会社の選び方に十分注意する必要があります。
段階を登っていくためのステップであれば受け入れられますが、選ぶ業種に一貫性がなかったり、勤務歴が短すぎると
あとあとになってから離職が足枷となることは覚えておきたいものです。
30代の転職回数は1回~3回程度
30代になれば社会人として慣れ、働く上での視野も広がっているハズ。
ある程度のスキルや知識を身に着けてからの転職となりますので、多くの場合がキャリアアップを狙った転職になります。
ポジティブな理由で動けば20代よりも年収がアップする可能性も高いですし
~35歳までなら受け入れる会社も多く存在するため、転職時に動きづらいといったことはありません。
30歳以降で転職履歴があるのは決しておかしな話ではないため、会社を変えた回数がよほど多すぎなければ
面接時にそこまで足枷になることはないでしょう。特に30代後半であれば、3回転職歴があるのも今は普通と言われています。
40代以降の転職回数は2~4回以内
どんなに年齢を重ねても、転職回数を4回以内に留める社会人がほとんどのようです。
年齢が進むにつれて転職の理由が適当では困りますから、みんなどこかで必ず落ち着くということですね。
40歳半ばくらいまでは「最後の会社」と言わんばかりに、転職をするケースも珍しくはありません。
しかし、40代に差し掛かると求められるのは当然ながら即戦力。
すでにキャリアを持っていることが必須条件となりますから、手ぶらの状態では受け入れがかなり難しいでしょう。
どんなに動いている人でも40代半ばくらいまでには転職を終え、あとは定年まで同じ会社で過ごすケースが大半です。
転職回数が多すぎるとどうなってしまうのか
年代別の平均的な転職回数を見ていると、どんなに多くとも4回以内に留めるのが一般的かもしれません。
もちろん年齢にもよりますが、5回以上~になると「多い」とみなされ
もし新しい会社を探す際に面接で辞めた理由を深堀りされやすくなります。
結果的に採用へ漕ぎつけるのも難しくなり、場合によっては面接にさえ進めない可能性が上がってしまうかも・・・。
ずっと同じ業種などであれば少し見る目は変わりますが
それでも20代で4回も5回も会社を変えていれば、一社あたり一年も在籍していないということですよね。
「そんなに会社を変える必要があるのか?」
「トラブルメーカーなんじゃないか」
「過去の会社で何かやらかしている?」
など、採用担当に良くないイメージを持たれるのは致し方がないと言えます。
希望を持った会社の移籍ではなく、悪い意味での転職と思われるとその後の道が閉ざされやすいため
業種の一貫性や回数に関しては特に注意しましょう。